[写真]与党時代、当時の文部副大臣の森裕子(森ゆう子)さん(右端)に意見を述べる、岡田克也さん(左端)、7年前の2012年に、議員会館内で宮崎信行が撮影。写真と本文は関係ありません。
岡田克也さんは、加藤・自民党総務会長の講演をきっかけに、「安倍4選」論が浮上したことについて、「総理と自民党総裁は別だ。総裁4選してもらったらいい。そこで、政権交代したらいいんだから」と語り、細田派、二階派から賛同の声が出ている「安倍4選論」を支持しました。
岡田さんは、衆議院議員会館内の共用会議室で、週1回定例で開いている、オンレコ記者懇談会をけさ平成31年2019年3月1日(金)開きました。
岡田さんは衆参同日ダブル選の可能性について「3割から4割だ」と言及しました。根拠は「私の勘だ」としました。
懇談会に先立ち、「根本匠厚生労働大臣不信任決議案」が提出されたことに関連して、「あす朝7時30分から三重県で、(現職の自民党・吉川ゆうみさんと対抗して参院選に出馬する)よしの正英(芳野正英)さんと演説する予定なんだけど、間に合うかなあ」と、立憲が徹底抗戦を前に、時計を見上げました。
前夜、立憲の枝野幸男代表・福山哲郎幹事長と、岡田さん、中村喜四郎さん、安住淳さんらが会食。参院選の32ある1人区の中で、三重、滋賀などで無所属が野党調整候補になる公算が高まっていることで、無所属に対して、立憲民主党・国民民主党の両党とも推薦を出すことが好ましい、と枝野代表に伝えたことを明かしました。岡田さんは「国民が推薦すると、立憲は推薦しないということではいけない」としました。先週の玉木雄一郎国民民主党代表との会食では、自由党との合併構想について意見を述べたことを明かしました。岡田さんは「あなたが決めることだ」と玉木代表に託したとしましたが、小沢一郎さんとの合流について、慎重であるべきだとの方向性を示唆した可能性があります。
全体の擁立状況について、自らが民進党代表として陣頭指揮した3年前の参院選と比べていると指摘。32ある1人区のうち20以上の勝利をめざすべきだとしながらも、野党の一部幹部に「11超えたらいいや」というような感覚があるとしました。また、3年前は、岡田代表の側近の玄葉光一郎選挙対策委員長が「3年前のこの時期には全国を飛び回っていた」とし、広義の岡田グループである、長妻昭・立憲民主党選対委員長が前日テレビ入り予算委で総理や予算委員長を追求したことに、やや懸念を示しましたが「予算審議が参議院に移れば、変わるのではないか」と期待しました。
統一地方選では、鈴木直道・夕張市長と石川知裕・元衆議院議員の「保革一騎打ち」となる公算の北海道知事選を重視する考えを示しました。
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