そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

いっそ分裂したらとスッキリする日本維新の会、国会(馬場)と大阪(吉村)とで股裂けで分裂するか

2024-07-19 | 維新の会
 
維新の会を国政を率いる馬場伸幸代表、しかし維新の顔といえば、共同代表でもある、若く対応によどみのない大阪維新の会の吉村洋文知事である。
出自が全く異なる二人に、現在のように対立点が明確になれば、接点すらなくなってしまう。
元々寄せ集めというか、搔き集めというか、不特定の烏合の衆の集まりである。よく持っていると思われるのは、党勢に勢いがあったからである。
堺市議会員で自民党から政界に出てきた馬場伸幸代表である、第二次自民党を目指すとか、簡単に政治資金改正案で手玉にとられたのも頷けることである。力んでみても自民党と対峙しているようには見えない。
吉村洋文にとって、厄介なのが大阪万博である。どうも関係者に無料招待券を乱発しているようであるが、経営的には赤字になることがはっきりしているし、予定通りの内容での開催すらあやぶまれている。吉村にとって喫緊の唯一の課題と言って良い。
そんな中で、馬場代表は「大阪都構想をやらなければならない」「もう1回大阪都構想へチャレンジすることが国にとって必要」とぶち上げると、吉村は「代表の個人的な意見だ」と突き放す。「万博の成功は選挙の公約でもあり、世界的なプロジェクトでり注力すべきだというのが僕の考え」と明らかにしたが、これは対立以外のものではないだろう。
万博開催は余りにも深刻である。維新支持企業には無料入場券が企人数以上届いているという。行きたくもなく困惑しているという。
大阪府下の小中学校には、学校単位の参加を呼び掛けているが、事前の学校側の事前視の察など、ルールに乗っていないなど参加もままならない。
吉村は万博批判した男に、来ても入れてやらないとまで言い放ったが、その番組に出演するなど懸命である。
そんな時に、三度目の大阪都構想の住民投票を打ち出されてはかなわないだろう。そして、馬場代表は「政策が実現するなら与党に入る選択肢は排除しない」と明言したが、吉村共同代表が反発し、「与党入りしたら維新は消滅する。維新の独自の価値観、政策が大事。与党入りしなくても政策は実現できる」と馬場代表の発言を真っ向から否定した。  
吉村は総括する必要があると開いた説明会で、批判されると馬場代表は、「この小さい集団で、後ろからバンバンバンバンと仲間を撃てば、すぐにこの政党はつぶれていく」激怒した。
こうしたドタバタ内紛で、東京都知事選には候補者を擁立できなかった。一部都議が離党する騒ぎとなっている。
日本維新の会はこれまで2度分裂している。維新の国会議員が、「 大阪都構想の3回目の挑戦より、維新の3回目の分裂の方が早そうです」というのである。
国会で歌を歌ったり、泣き叫ぶ市議がいたり、議会の最中不倫旅行で離党勧告を拒否したり、プーチンのウクライナ侵略の賛同したりと、ロクな人材がいない政党である。分裂より消滅した方がいいのでないか。


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