佐藤恒治トヨタ社長は永年積み上げてきたこの経営基盤をもとに、「さらなる成長戦略で持続的成長につなげる」と息巻く。
単に円安ではなく、輸出還付金で足腰が鍛えられているのであろう。2兆円もの還付金が大企業を守ってきて、円安の追い風が来たというべきである。政治はと富の再分配ともいえるが、今こそ零細企業に還付すべきである。その最も優れた確実な方法は、消費税のゼロを含めた減額である。
どうやら、戦争犯罪人アメリカの前大統領のジョージ・ブッシュが、日本シリーズの第3戦の東京ドームで始球式をやることが決まったようである。陰に、ナベツネ(渡邊恒雄)の匂いがしてならない。よりによって、平和の祭典である日本プロ野球の、日本シリーズでの始球式である。
今日第1戦があったが、始球式は北海道の少年野球の何処かのエースだった。小学生の割には、体格も良く良い球を投げていた。球をキャッチャーから手渡されて、緊張していた。微笑ましい姿である。
こ うした祭典に、アフガニスタンに大量の兵士を送り、虚偽の事実でイラクに攻め入り、イスラエルのガザ攻撃を擁護し、アフガニスタン・イラクの拘束した人たちを(テロリストでも兵士でもなかった人たち)をアブグレウブ・グアンタナモ刑務所で人権侵害を繰り返した、張本人である。最高責任者である。ジョージ・ブッシュほど 「戦争犯罪人」の名に相応しい男はいない。
今年の日本シリーズは、どちらもドームなのでスケジュールの変更がない。第3戦の11月3日 の東京ドームで、計画通りやるのであろう。当日は反対のデモも計画されているようである。靴を投げつける話はない。
ブッシュの始球式は、やっとなんとかこの男が作り出した世界の忌まわしい時代から脱出の動きがある中で、忌まわしい過去を想起させるような出来事である。読売関係者だから仕方ないでは済まされない。なんとかならないのか。
<左のフォトアルバムに”屋久島ブラリ”をアップしました>