そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

髪を切って嬉々としてはしゃぎ回り辞任する稲田はナンダ

2017-08-01 | 教育勅語
稲田朋美は昨日(7月31日)防衛省・自衛隊の幹部らを集めて離任挨拶をした。満面の笑みを浮かべて大騒ぎである。髪をバッサリ切って、PKO部隊の日報隠蔽ぺい問題に関しては、「防衛省、自衛隊に対する国民の信頼を揺るがし、隊員の士気を低下させかねないという点で極めて重大かつ深刻なものだった」と述べ、自らの責任の言葉もなく、謝罪もしなかった。その一方官僚への嫌味はダラダラ述べていた。
職員を集めて挨拶する稲田は、実質更迭されるという実感もなければ、防衛省内を土足で踏みにじりまわしたことへの意識もない。制服組からも背広組からもこけにされた実感だけが残って、生々とした顔して去ってゆく。この女の本質を見た気がする。
成長の家の思想に傾倒したしたならもっと、脱世俗的であるべきである。夫名義で防衛関連会社の株を大量に購入して、額面5億円もの利益を上げ、土地ころがしで大儲けする、人間としても政治家としても極めて質の低い俗人でしかない。
安倍晋三が稲田朋美を買いかぶったともいえるが、この女は所詮脳の中でしか追及することのできない右翼思想にまみれているだけだった。政治家としての志向もなければ何らかの組織の中で働いたこともほとんどなく、ましてや大組織の日本官僚の頂点に立つほどの力量も度量もないのである。自民党内ですら、髪を切って満面の笑みで辞任の挨拶をする稲田朋美に対し、極めて不快感を隠さない議員もいる。自分の置かれている立場すら理解できない稲田朋美である。
防衛省にとっては、最悪の人物を大臣に招いた11ヶ月と言える。安倍が期待した安全保障関連の政策的実行すら何も手が付けられていない。それどころかPKO派遣で逆に大きな穴をあけてしまった。陸幕長と政務次官の辞任が何を意味するのか、稲田にはそれすら解っていない。解っているならせめて謝罪くらいあるべきであった。
せめて閉会中審査に応じるかと思いきや案の定欠席する。稲田が欠席した日報隠ぺい問題など意味がない。南スーダンへの自衛隊派遣は、PKO5原則に違反することが本質であって、日報を隠ぺいしたことではない。日報の隠ぺいはそのためになされたことこそ問われるべきなのである。稲田のあほ挨拶と嬉々とした笑顔姿は、安倍政権ばかりではなく日本の政治家の質の劣化を象徴しているかに見える。
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稲田辞任劇の本質はPKOの違法派遣の隠蔽である、稲田のアホキャラに騙されてはならない

2017-07-29 | 教育勅語

稲田朋美の辞任記者会見で記者から、「岡部陸幕長と黒江事務次官から、日報の存在をみとめ対応を求めたが、大臣から返答がなかったとある。大臣は問題を理解していなかったのではないか」と質問があった。これに対して稲田朋美は、「説明は受けた認識はない」と、何度も答えている。つまり記者の質問は否定しなかったのである。
この時に報告を受けていながら隠蔽をしたのであれば、稲田に問題がある。稲田の言う通りに報告がなかったのであれば、事務方に問題があることになる。どちらにしても、ボロボロである。
多分前者の方が正しいのであろう。自分たちが処分を受けるのは納得がいかなかったのであろう。事務次官は即日辞任を提出し、陸幕長は8月8日に引責辞任する。こんなアホ大臣の下にいたのではたまらんと思ったに違いない。制服組の陸幕長は、現場で身を挺して働いている隊員を思ってのことである。戦闘状態と書かざるを得なかった実働部隊の無念を届けられなかったのである。
事務次官は、多分最後まで隠ぺいを通したかったであろうが、中途半端なところで大臣が手を打ってしまった。約束破りである。派兵された自衛隊員の日報は非公開であることもあろう。それを受けてもらえなかったのである。
稲田が制服組も背広組も掌握できていなかった。防衛省の中を土足で踏みにじった11ヶ月である。そもそも、安倍晋三がこのウルトラ右翼の稲田朋美を、自らの思想に近いからと抜擢し続けたことの問題がる。大臣の資質も力量も経験も問わない大抜擢であるから、このざまである。

しかし、この問題はアホのウルトラ右翼の稲田朋美のキャラクターを笑って済ませることが、この問題の本質ではない。PKOの南スーダン派兵が、5原則を逸脱している状況だったことを問題にしなければならないのである。憲法違反の安保関連法の実績作りの第一弾になるはずであった、南スーダン派兵の自衛隊の駆けつけ警護が、虚偽によって固められていたことが問題なのである。
だから自衛隊員は日報で、”戦闘”状態を報告しているのである。それを制服組は困ったことで隠蔽したかった、制服組は隊員の置かれている実態を報告したかったのである。そこでアホ稲田は、「戦闘と呼べば憲法に抵触するから戦闘とは呼ばない」という回答をしたのである。
野党は、どうしても目立つ稲田のアホぶりばかりを攻めるのではなく、自衛隊派兵が違法行為であることと、PKOの5条件を満たしていないことの指摘をしなくてはならないのである。安保関連法が国会を通った厳然たる事実があり、こうした騙しの手法がこれからは頻繁に行われる可能性があるという事である。そして都合の悪いことはこれからも隠蔽され続けることにはなるだろう。
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稲田は無罪放免されPKO活動の実態は封印され隠蔽工作は成功した

2017-07-28 | 教育勅語

これは今日報告された、特別防衛省監査報告書の末尾に一段と小さく付け加えられていた補足文である。一般庶民が見ても良く解らない文章である。共同通信などの報道は、稲田朋美防衛相と黒江、岡部両氏らが2月15日に緊急幹部会議を開いてデータの非公表方針を決め、稲田も隠蔽を了承したとされている。防衛省幹部が稲田朋美防衛大臣に報告したが、稲田は国会ではその報告がなかったと回答したので双方の顔を立てた、意味不明の文章である。
実態は日報の存在が確認されたと稲田は報告受けたが、稲田は報告内容を理解できずに無言で受けたのである。特別監査は稲田が責任者であるから、突っ込むわけにっもいかず上司の顔を立てたのである。「何らかの発言があったのは否定できない」というのは、否定したいができなかったと読むべきである。
稲田は無意識に隠蔽をしたのであるが、そうは報告できないので事務方の処分して、失態をかさべてきた自分はやっと辞任したのである。菅官房長官の言葉を借りれば、『大臣の椅子に恋々としていた』のである。

黒江哲郎事務次官を停職4日、岡部俊哉陸上幕僚長は減給1カ月などの処分にするとした。しかし、岡部俊哉陸幕長が事実上の引責辞任し、事務方のトップの黒江哲郎事務次官は更迭されることになる。防衛省はかつてない上部ほぼ全員の交代であるが、組織として用をなさない時期がこれから当分続くであろう。
今回調査にあたった監察官は「強制力がない聴取では限界だ」と述べ、約4か月をかけ安倍と稲田が「厳正かつ公正に行われる」などと意義を強調してきた特別防衛監察報告は、何の実績も残すことなく事実上隠蔽効果しかなかったといえる。
来週にも予定されている閉会中審査に、最大の当事者の稲田朋美は出席することがないあろう。追及する野党の民進党が崩壊しているので稲田の出席は考えられず、新大臣が受けることになる。
南スーダンではその後、さらに”戦闘”が激しくなったが、安倍晋三は役目を終えたなどと事実と異なる理由でPKO派遣を撤退させたので、ほぼ永久に事実関係は解明されることがなくなった。

※処分を受けて岡部俊哉陸上幕僚長は来月退職、黒江哲郎事務次官は即日退職した。
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安倍内閣の支持率がやっと26%まで下がったが

2017-07-23 | 教育勅語
国家戦略特区を担当する山本幸三地方創生担当相が昨年11月17日、日本獣医師会を訪問し、加計学園の名前を挙げ「四国で新設することになった」などと伝えていたことが、獣医師会作成の面談記録で明らかになった。事業主体の公募を始めた今年1月4日から約1カ月半も前のことである。
これに対して山本大臣は、「加計という名前は口にしないようにこころがけていた」と反論している。なんだもうその時点で決めていたと、自白したと同じだ。だから、言っていないので獣医師会の面談記録は間違いだ、自分たちの記録は廃棄した。そんな身勝手で一方的な理屈が通ると、山本大臣は思っているのだろうか。
安倍政権下の閣僚などの要職にある人物たちは、都合の悪いことは記憶がないと言い、不都合な経過についての文書はことごとく廃棄したというのである。安倍晋三の腹心の友の加計孝太郎が理事長を務める「加計学園ありき」で、国家戦略特区の計画が進められたことを否定する材料はない。

稲田朋美は今や安倍政権の自爆材料でしかない。PKO派遣の日誌の存在を自らの責任で明らかにすると指示しておきながら、その会議での部下の伺いを受けていないと何度も繰り返す。幕僚長たちは今公表すると叩かれるから時間を置きたかったのであろう。もしくは本気で、日誌の存在を最後まで否定するつもりだったのかもしれない。彼らの報告を、稲田は黙って聞いていたとのことであるが、仰がれた判断の指示はなかったのである。
執拗に稲田は隠蔽を指示していないを繰り返すが、これは本当かも知れない。役人たちが隠蔽の相談を持ち掛けても、稲田朋美に理解する能力がなかったと見るのがただしかろう。組織を主導した経験もなければ、お役人に仕事を任せるなどする、政務官や副大臣の経験もない。何を言われたかを理解しろというほうが無理というものである。
そのあからさまの姿が、スーダンで「戦闘行為と認めれば、憲法九条に触れるので戦闘という言葉は使わない」と平然と言ってのけたのは、反論する気にもならない。政治的訓練も知識も人的交流もなく、政治家志望の意思もないまま安倍晋三の一本釣りで政界に入っての寵愛である。いくら失言を繰り返しても、更迭などされない。それもよかろう。
もう少しの間、安倍内閣の象徴として稲田朋美を晒し者にしておけばよい。できれば、改造内閣でも新たな大臣職に就かせておけばよい。

毎日新聞の最新の全国世論調査では、安倍内閣の支持率は6月の前回調査から10ポイント減の26%、不支持率は同12ポイント増の56%。支持率が2割台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後初めてでとのことである。やっとここまで下がったかという感じである。稲田朋美がいてくれれば、もっと下げてくれるであろう。
「あんな人たち」は進んで安倍に存在を知らしむべきである。
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稲田朋美は防衛省にとって最も不用な人物である

2017-07-21 | 教育勅語

稲田朋美ほど話題に事欠かかないバカ政治家も珍しい。「稲田朋美はアホでござる」と書いた時には、自民党の政調会長としてNHKの政治討論会に出席していた。野党の質問には全く答えることができなかった。安保法制が議題であったが、言葉を並べるだけで回答が皆無に等しい。司会者の安倍晋三のお友達の島田敏男がカバーする始末で、全く情けない悲惨なものであった。安倍晋三の寵愛を受けて党の三役を任され、政務官も副大臣も飛び越えて大臣を任された。
国会答弁で詰まると、突如女の子に戻って泣いてしまう情けない”ダイジン”である。森友学園に深く関わっていながら、しらばくれる。答弁の言質の軽さと虚言が何とも言えない。
日本国民を戦争へ、侵略へと向かわしめた「教育勅語」を肯定するのは、戦争は霊魂進化にとって最高の儀式と信じているためであろうか。霊魂のなにかは知らないが、そんな実態不明の進化の意味を理解する必要もない。戦争は人殺しである。そしてこの女のこの言葉を受けて、多くの右寄りの自民党や維新の会の連中が、教育勅語を肯定し始めたのである。
日本は、「道義大国」になるべきとも主張する。観念的な言葉を稲田がボロボロ吐くのは、成長の家の創始者である谷口雅春の著書、「生命の實相」に影響されているためであろうか。霊魂の進化にしても、道義大国にしても戦争を前提にした、思想体系と大和民族の優位性という驕りを信じて疑わないためであると思われる。政治にとって、「国民の生活なんて関係ない」と主張するものその流れであろう。
スーダンのPKO派遣については、稲田朋美は防衛省の幹部にもてあそばれたのである。幕僚長の資料の公表についての質問に、稲田は答えなかったという事であるが、理解する能力がなかったのである。下積みもなく官僚組織の仕組みも、官僚のしたたかさも理解でいなかった稲田は、今度はリークという形で報復を受けているのである。
防衛省は武器を持ち戦う組織である。組織に緊張感がなければならない。「戦にとって真に恐れなければならないのは、有能な敵ではなく、無能な味方である」と言われる。防衛省にとって、稲田は最も恐れなければならない存在なのである。
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政治家としての能力の資質もない稲田朋美をいつまで野ざらしにする

2017-07-19 | 教育勅語
南京の日本人による大量の民間人の虐殺などなかったなど訴訟までする極右翼の女を、安倍晋三は政界に引き込んだ。稲田朋美である。
稲田の父は、関西の極右翼団体の総元締め的存在の椿原泰夫である。稲田は後に日本会議設立の核となった成長の家の創始者である谷口雅春の著書、「生命の實相」に感銘を受けボロボロになるまで読んだと述べている。「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の儀式である」とは本書の引用である。
これまで南京事件の100人切りの名誉回復訴証を起こし敗訴、ヘイトスピーチの在特会の関係を問われ訴訟したが敗訴、沖縄戦の集団自決について大江健三郎の著書に疑問をつけた訴訟でも敗訴している。
自民党政調会長時代に、憲法違反の集団的自衛権行使容認や武器輸出三原則の放棄し兵器を防衛装備品言い換えて兵器の開発研究を促進する政府の方針を受けて、旦那名義で大量の兵器会社の株を購入して、数億円の利益を得ている。これは罪に問われないのか不思議である。かつての右翼は思想的に純化し世俗に疎かったが、稲田は立場を利用し金儲けに熱心である。
このウルトラ右翼の女には、元々政治的素養などない。安倍晋三が雑巾がけをし実績を積む議員を尻目に、自民党の要職や政権の内部に取り込んで、ご寵愛である。お友達内閣とは、思想信条の近いものを並べることで、政治的手腕や資質などがどこかに飛んでしまった感がある。それが稲田に特に顕在しているのが今日この頃の出来事である。

スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報の隠蔽問題で、電子データが保管されていた事実などについて稲田朋美は報告を受けていたことが今日(19日)複数の政府関係者の証言で明らかになった。これは今年2月15日の会議であったが、その2日前にも陸上自衛隊側から報告も受けていた。稲田は、「隠蔽を了承したとか、非公表を了承したとかいう事実は全くない」と述べている。その後の経過を見て見ると、稲田朋美が嘘をついているとしか思えないのである。
陸上自衛隊では岡部俊哉幕僚長に1月17日、データが見つかったと報告受けたが、10日後の27日に、統合幕僚監部の防衛官僚が「今更陸自にあったとは言えない」と陸幕の担当者に伝えていた。稲田朋美にはこの事前説明もなされていたようである。
要するに防衛官僚に稲田朋美名は軽くあしらわれたのである。その後のスーダンが、「戦闘状態というなら、憲法9条に触れるので戦闘状態とは言わない」などとまるでコントのような回答をしている。国会での答弁はいつもしどろもどろで、ロクな答弁ができていない。失言を繰り返したり、的外れの回答であっても安倍の寵愛もあって与党からは誰も表では指摘もしない。
今回は何処まで安倍が寵愛を示すかが見どころであるが、このウルトラ右翼の女にこれ以上清家縁側につかせる非常識をどこまで貫こうというのであろうか。


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本音丸出しのウルトラ右翼の稲田朋美、憲法も自衛隊法も知らない哀れさ

2017-06-28 | 教育勅語
稲田朋美防衛大臣が、都議会選挙の応援で無知をさらけ出した。27日に、東京都板橋区の東京都議選の自民党候補を応援する集会で「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っているところだ」と訴えた。当初記者の質問に対して、何が問題なのか解らないと答えていた。「自衛隊、防衛省とも連携のある、自民党の候補をぜひお願いしたい」とお願いしたのだ述べた。まぁそんな程度の認識なのであろう。憲法にも自衛隊法にも公職選挙法にも抵触する、特定の候補者を支援するという、愚かで無知な発言である。
稲田は後に記者会見で発言を撤回すると発言し、菅官房長官は「誤解を招くような発言」としたが、今回の発言の誤解の余地などない。立場を利用し特定の候補者を支持する発言で、自衛隊のひざ元での有権者への呼びかけである。誤解や誤った理解などできない内容と言える。この発言の前には、テロ対策として国と連動する必要がある、とした上での自衛隊関係者が大勢いる前での発言である。誤解のしようなどない。
元文科大臣でもあり都議選の責任者である下村博文氏が、「この程度で辞任しいれば、大臣やるものがいなくなる」と、擁護発言をした。面白い、だったらみんな辞めてもらいましょう。この程度の人物が大臣をやっているとの自虐発言と見るべきである。
かつて陸上自衛隊十条駐屯地正面の敷地内で、防衛政務次官の佐藤正久が参議院選挙で部下に対して握手していたことがある。自衛隊票に立場を利用した要請である。恒常的にこうした意識があるのだ。
稲田朋美は安倍晋三が一本釣りで政界に招き入れた、極右翼として立場を共有する人物である。政治家としての資質や裁量や見識や経歴等は何も問わない。政治家になってから、実態を立場を利用し夫名義で私腹を肥やしている。不動産でも私腹を肥やす守銭奴なのである。安倍晋三に可愛がられた、このウルトラ右翼の女性にはもともと思想など手段に過ぎないのである。何度も何度も失言を繰り替えすのは、政治家としての裁量にも欠けるといえる。本来なら即刻罷免であろうが、安倍晋三が身を切るような選択をするわけがない。このまま都議選のさ中、晒し者にしておくのもいい方法である。
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道義国家を自ら否定する稲田朋美

2017-03-15 | 教育勅語
国会で平然と嘘をく稲田朋美である。稲田にとって記憶になかったとか知らなかったとは言えない関係の、籠池夫妻である。稲田の実父である、椿原康夫氏は関西の右翼団体の元締め的存在であった。この父君の人脈が、稲田を支えてきた経緯がある。
純培養の右翼の稲田朋美のようなものにとって、思い込み一辺倒で金に汚い俗人の籠池などのような人物は、いけ好かない存在なのであろうことは容易に察しが付く。鴻池のいうオバハンのような存在は、関係を絶ちたいと考えるのも、さもありなんであろう。関係を絶ったといことなら、これまで関係があった証でもある。
それにしても、知らない、関係ない、会っていないなどとは、事実認定を拒否したならともかく、完全否定をし続けたのである。余程、稲田は籠池夫婦のことが嫌いなのだろう。
父君の人的な遺産を否定する稲田が、道義国家を目指すとはなんということだ。教育勅語の、「父母に孝行を」や「友に和せよ」の徳目を、自ら否定するものでしかない。籠池は、思想的にもあなたのお友達ではないか。嘘をつくことはあってはならんとは、教育勅語にはないので、稲田は嘘つき続けたのであろうか。

稲田は、日本は道義国家を目指すべき発言している。教育勅語も芯の部分は肯定している。「道義」が良く解らず、広辞苑を引いてみると「人の行うべき正しい道」「道徳のすじ道」とある。そうした国家を目指すとした稲田が、嘘はつくし、父君の遺産に泥塗るし、長年の同志といえる友人の存在を否定するなどとは、なんという矛盾か。教育勅語すら実践できない、稲田朋美である。
主権在民を否定する教育勅語の核になる思想は、天皇を神に頂く国家像である。皇国史観とは言いえた名称であるが、神話に基づく架空の史観、おとぎ話でしかなく、国民は国家に奉ぜよというのが核の思想である。

南スーダンのPKO派遣の日誌も、司令部は破棄したとしたが、ちゃんと陸自に存在していたことが今頃になって確認された。不都合な戦闘の事実を隠す意図が働いていた結果と見るべきである。つまり、日誌は政権にとって目障りであったがために、隠蔽したのである。”隠蔽”と表現すると犯罪になるから、隠蔽とは言わないと稲田は言うであろうが、不都合なので隠しましたという事実は残る。
こんな人物が政権の中枢にいるだけで、国家の道義は存在しないに等しい。
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状況判断も、置かれている立場も解っていない哀れ稲田朋美

2017-03-14 | 教育勅語
安倍晋三が思想が近いということで、政界に引っ張り込んだウルトラ右翼の稲田朋美である。並みいるベテランや、懸命に雑巾がけの下働きをしていた先輩連中を押しのけて、思想が近いという理由で格段の処遇を受けている。今はこともあろうに防衛大臣である。人間としての器すらも問われることなく、日本会議にさえ入っていれば厚遇を受けるので、自民党員のほとんどが加入する。
思想的にどれほど右翼かというスケールを用いて、安倍晋三は登用する。本来の政治力や経験則や資質などお構いなしである。その象徴が稲田朋美である。いつかはこうした連中から、必ずボロが出ると思っていた。
お友達内閣と言われる所以である。政治がこんな狭量な方針というか判断しか持たないことが、今日の安倍政権を支えているのである。
本ブログで、「稲田朋美はアホでござる」は2年前に、NHKの政治討論会で野党の質問に全く答えることがでず、醜態を晒らし出す姿を見て書いたものである。司会者は自民党副総裁の後輩で、安倍晋三の寿司友の男であった。質問に全く異なる回答を繰り返していたが、司会者は全然意に介さず、議論がかみ合わないという評価でお咎めなしで進行していた。
今回、さすがに教育勅語は意味もあると言ってのけたが、籠池とは個人的に何かあったのであろうが、徹底的に無関係を貫いていた。顧問弁護士であったことも、同じ右翼思想に染まっているものとして、近親感があったろうと思われても仕方なかろう。こんな明白な顧問弁護士であった事実を必死に隠そうとする滑稽な姿である。世間知らずの非常識ばかりでなく、判断能力さえ欠如した女だということが解る。隠す意味がない。
「生活を考えるのは政治ではない」と断定する稲田朋美は、日本は道義国家にならなければならないというのである。つまりどうやら教育勅語は、人の生活とは無関係の思想なのである。
「戦闘行為と認めれば、憲法九条に触れるため戦闘という言葉を使わない」という、アホでもわかる矛盾を平気で、国権の中枢の場で述べている。かつて自らが信仰するカルト集団の教義から、「戦争は人間の霊魂の進化にとって最高の宗教的行事」と、戦争賛美する。南京大虐殺で、中国人を日本刀でどれだけ殺したかと、自慢しあった二人の将校の名誉回復の訴訟を請け負っていた。(敗訴したけど)
安倍晋三は育ちの良いお坊ちゃまである。誰にも悪口を言われず育ってきたのであろう。不都合なことを攻撃されると、前後の見境なく、「私がですね、私がですね・・・、ちょっとそこ静かにしてくださいよ。この件におきまして、ですね・・・、いわゆる、ですね・・」と、声を高め興奮してくる。
安倍政権になって、品のなさ、教養の低さ、低次元の討論、そして質問に答えることもできない無能さが目立つようになった。これが日本の政治の実態かと、ため息が出るばかりである。それもこれも、思想統制したどこかの国と酷似した内閣だからである。その象徴が、稲田朋美といえる。


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何のための稲田朋美の靖国参拝か

2016-12-29 | 教育勅語
稲田朋美防衛大臣は29日、就任後初めてまた防衛大臣としても初めての靖国神社参拝し、「祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べた。中国や韓国が反発することをわかっての参拝である。挑発しているとしか思えない。この言葉は空々しい。
前日に稲田の後見人の安倍晋三にくっついて行ったハワイの真珠湾慰霊セレモニーで述べた安倍の不戦の言葉を、これまでの言動から見ると、稲田は許せなかったのである。突然の稲田の行動を安倍もノーコメントと答えている。
閣僚などの靖国参拝をアメリカは歓迎していない。ウルトラ右翼の稲田の靖国参拝は、せっかく真珠湾で日米同盟の強固な関係を築いたというセレモニーに冷や水をかけるものである。
そもそも、靖国神社は宗教施設であり、国家の行政のトップが参拝することは憲法違反である。宗教施設といっても、戦前の国家神道における軍国主義を代表する軍事的な宗教施設である。不戦の誓いを受けるところなどではない。
稲田は終戦記念日に参拝しなかったのは、自説を曲げる行為であると、民進党の辻本清美に突っ込まれ涙ぐんだ。その帳尻合わせに、安倍も休む暮れのこの時期を選んだのであろう。私的信条を封印できないのであろう。上図のように、成長の家の経典を妄信する稲田は戦争を霊魂の進化と本気で捉えているのである。政治家として極めて不適格な人物といえる。
稲田は霊魂が進化して戦争で国家によって命を奪われた兵士たちのために、靖国に参拝せざるを得ないのである。国家に裏切られたり、あるいは国家を裏切った戦犯たちが、死後どのように霊魂が進化したのか聞いてみたいものである。その一方で政治家になり、夫に兵器産業の株を買わせてたんまり儲ける、稲田のような守銭奴のカルト人物は国家を語る資格すらあるとは思えない。

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評論に値もしない稲田朋美の低能、右翼ぶり

2016-10-06 | 教育勅語
以前本ブログで書いた、「稲田朋美はアホでござる」は今でも検索が多くよく見られている。この時は政治討論で主要なことに、何も答えることができなかった自民党政務会長稲田朋美の、哀れさを指摘したものである。安保関連法(戦争法)が強行採決される前のことであったが、同じ光景が防衛大臣に任命された現在国会で再現されている。

核武装の必要性を間断なく主張してきた、ウルトラ右翼の稲田朋美である。防衛大臣として、これまで繰り返してきた主張を却下しなければ、周辺をはじめとする他国に誤解されますよ、とこれまでになく丁寧に突っ込んだ辻本清美に対して、頑として主張を下げなかった。非核三原則は守っていくという言葉を繰り返すだけである。
戦没者慰霊に参加しなかったのは、8月15日に靖国参拝にかないように周辺が気遣った、無意味な出張があったので行けなかったと答えた。これまでの主張を下げて、エイレイに誠をささげなかったのかと突っ込まれて、涙ぐむ始末である。しかもその南スーダン行きは、アレルギーという詐病で中止して、翌日にアメリカに飛びネオコンのシンクタンクCSISで元気に講演している。
民進党党首になった蓮舫の、月刊誌「正論」(2011年3月号)の、「憲法改正・核・「徴兵制」〜タブーなき国防論議こそ政治の急務だ」というタイトルの対談で、「民主党が衆院選公約に掲げた子ども手当分を防衛費にそっくり回せば、軍事費の国際水準に近づく」と発言したことを指摘され、子育ては重要だ財源を充実させていかなければならないと、わけのわからない答弁をしている。
この対談では、徴兵制の必要性と若者を自衛隊訓練に駆り出す教育論まで展開している。自国のために命をささげる感謝の心を表すことのできない国家でなくては防衛などできない、とまで言及している。
また、防衛費を軍事費と言ったり、尖閣諸島に中国の戦艦が来るといったがこれは、艦艇あるいは艦船と言わなければならないところである。外交音痴は中国を刺激するばかりである。
稲田朋美は、資質として登用されたのではない。安倍晋三が、自らの主張に近い人物としての評価で、国会議員に引っ張り出して、登用しただけである。彼女の支持層である右翼の高齢者や在特会などの手前、今更主張を引き下げることもできずに、涙ぐむだけなのである。こんな陳腐な人間に防衛大臣を任せていいのだろうか?
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稲田朋美が軍事関連企業株を先物買い

2016-09-24 | 教育勅語
本ブログで何度も指摘している、ウルトラ右翼の稲田朋美がまたまたしでかしてくれた。政府が公開した閣僚資産であるが、稲田朋美の資産が最も多いことが判った。その内容がまた唖然とするものである。
都内などに140平方メートルや116平方メートルなど9件の宅地を所有し、不動産で1億7055万円にもなる。お若いのにずいぶんとため込んだものと思われるが、それは資産運用術で相当上手くやったのに違いない。
問題は驚くべき株の所有内容である。軍事関連産業株を2014年以降に大量に購入しているのである。IHL8000株、川崎重工6000株、三菱重工3000株、日立製作3000株、三菱電機2000株であるが、これらの5社は2015年度の防衛省との契約金額上位20社に含まれているのである。株は額面で1億8178万円である。
2014年に安倍晋三は武器輸出三原則を撤廃し、防衛装備品と名を変えて兵器の生産、輸出、研究開発を奨励するようにしたのである。国立大学の予算は減額するが、軍事研究費は一気に18倍にして兵器開発の研究には奨励金を出すことにもなった。防衛装備庁の新設は武器開発の奨励を意味し、当然関連企業は活性化することが予測される。
与党自民党の中枢にいた稲田朋美は情報を当然知る立場にいたばかりか、今度はこともあろうか防衛大臣に就いたのである。自らがこれらの軍事産業を活性化させる直接的な立場になったのである。通常の株でも問題があろうが、軍事産業への活性化を促す立場にいて、まさしくそうした思想の持ち主でもある。しかm、2014年以降の大量取得である。これはほとんどインサイダー取引と言ってもよい。軍事産業の活性化を政策的に唱えてきた女性である。
しかも、顧問になっている夫名義が殆どのことであるが、夫の龍示しは、プライバシーだと言っているのである。立場をわきまえないとはこのことである。
稲田朋美はカルト集団の人物である。本物のカルト集団の人間であれば、金にはこだわらないものであるが、この女はどうやらそうではなく単なる金の亡者なのである。
「戦争は人間進化にとって最高の儀礼である」とか「政治に人間の生活なんて関係ない」と言う、劣等政治家の最たる存在の稲田朋美は、私腹を肥やすために政治家になった守銭奴であることが判った。即刻罷免にするべきであるが、安倍晋三も同類であることを考えるとそれも望めない。平和国家日本が、安倍晋三や稲田朋美ら日本会議の極右翼集団によって音を立てて崩れている。
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女性だからということに騙されてはならない

2016-08-16 | 教育勅語
女性の社会進出が遅れているとされる日本であるが、逆に女性であるからこそ覆われてしまうことがある。女性の特権は映画館やホテルなどで特別待遇されたりするが、男性にはそれがほとんどない。男性優遇社会が背景にあるとは思うが、腑に落ちないことも少なくはない。
その典型が今回の都知事選である。このところ後出しじゃんけんが勝つ選挙と言われていた東京都知事選挙で、この逆をやって注目を集めたのであるが、予想以上の大差で勝利した。
自民党支持者の半数が小池百合子に投票したというのであるが、これには驚かなかった。見栄えしない東京電力の役員で東京集中に警告を発していたりしたので男には、自民党支持者でも二の足を踏んだのであろう。
驚かされたのは、民進党支持者と共産党支持者の30%が小池に投票したというのである。なるほど291万票という票数を見てみると、これはうなづける。これは小池の思想信条を支持して票を入れたとは思えないのである。就任早々小池は、明治憲法の復刻を都議会で演説していた人物を側近に置いた。小池は再軍備どころか核武装主義者でもある。名だたる右翼の政治家を尻目に在特会との親交を重ね、中東の英字新聞にかなり右寄りの論評を時折書いている。現憲法の破棄を主張しているし、早くから集団的自衛権の必要性を主張し、安倍晋三に極めて思想信条が近い。安倍は自分を手放さないと踏んだ彼女の見込みは、早々の会談で証明された。撃ち方やめーいで収束である。
これまでの男性知事に嫌気を感じた人たちの票を、女性特有の柔らかさを演出したのが成功したのであろう。

女性だから戦争には反対するだろうと思ったら大間違いの典型が、防衛大臣にしてもらった稲田朋美である。これまでの極右支持者から、終戦の日にこれかまで欠かさなかった靖国参拝を閣僚になったからやめるのかと突き上げられた。が、何の用事もない南方の自衛隊を視察に出かけるスケジュールを用意してもらって、派手な服装で顰蹙をかいながらも出かけて行った。公用ができたというのである。安倍のメンコは必要以上に可愛がられている。
女性は誰もが戦争反対すると思っているのがそもそも間違いなのであろう。稲田のように戦争で人間的に浄化されると思っている人物もいる。戦争体験もないのに、戦争を賛美する考えが良く判らないが、これもカルト思想なのだろう。
稲田朋美は、夫婦別姓は家庭を破壊するマルキストの考えだと堂々と主張している。世界的には夫婦同姓の方が少なかろう。マルキストと何の関係があるのかわからないが、多分左翼と言いたかったのであろう。生長の家のカルト思想の浅知恵なのであろう。
東京裁判は閣僚になったら肯定するのだろうか?南京大虐殺などなかったと今でも言い続けるのだろうか。世界中のメディアが稲田朋美の極右翼降りと、それを行った安倍晋三に奇異な目を向けている。
稲田ウルトラ右翼は、安倍晋三の贔屓倒しで出世街道まっしぐらである。この珍奇なウルトラ右翼は、女性の仮面の下に希薄な人権主義や民主主義の概念を隠し、ひたすら日本という国家が世界に誇る人道主義者の国であり、神の国と信じているのである。
政策通や人脈それに人物評価が人事・登用の基本である。安倍晋三が思想が近いことから一本釣りして政界に引きずり込んだこの女は、やがてあちこちでボロを出し安倍政権の時限爆弾になることであろう。
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インドでも干ばつが起きている」

2012-08-29 | 教育勅語

今年はアメリカに限らず、ブラジルやロシアも干ばつの襲われてDrought_wreaks_havoc_on_indian_00いる。更に世界第2の人口のインドでも、干ばつが起きているようである。インドの雨季は6~9月であるが、例年よりもところによっては、5割も降水量が少ないのである。

政府は「2009年よりも悪く、過去40年最悪の状況にある」とDrought_wreaks_havoc_on_indian_02
発表している。初冬の収穫となる、豆やコメの収穫は、昨年比8%は減ると予測されている。

インドはルピー安で原油など輸入品が高騰し、経済成長が鈍化している状況で、消費を鈍らせている。順調だった経済発展も、干ばつによって鈍化することが予測されている。農産物価格の上昇は、物価を7%上げると見込まれている。

とかく政治家や経済学者たちは、食料を他の商品と同様に価格と供給量で判断する。

しかし、食料は、急に生産はできないし、気候に影響される。食料は、たくさん収穫されても必要以上には消費できない。食糧はそれでいて、必要最小限は確保しなければならない、人に必要不可欠なものである。Drought_wreaks_havoc_on_indian_01
食料は人間にとって極めて繊細な流通商品であることを、認識しなければならない。ましてや国家が戦略物資として位置付けるのは、非人道的と言える。今年のような、予測されざる天候被害は今後、温暖化や異常気象によって珍しくなこととなるであろう。

TPPという、無関税の経済システムは、異常気象以上に食料供給に影響をもたらすであろう。

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インドに食指を伸ばす各国

2010-12-23 | 教育勅語

今年になって、国連常任理事国が全てがインドを訪れた。5月にイギリスのキャ101216 メロンが新任早々訪問している。11月にはアメリカのオバマ大統領が、200人以上の企業家を連れて行き、100億ドルの商談を取り付けている。中間選挙の敗北直後で、セールスマンと揶揄されている。

1 2月にはフランスのサルコジ大統領が訪印し、原発建設を取り付けている。12月になると、16日に中国の温家宝首相21日にはロシアのメドベージェフが訪101221 れている。歴史的に犬猿の仲だった中国が「パートナー」と表現しているし、冷戦時代からの盟友でもあるロシアは戦闘機を売り込んでいる。

これで国連常任理事国全てが、イギリスを除くと極めて短期間のうちにインドを訪問したことになる。しかも商談を取り付けているのである。インドは日本と同様に、国連常任理事国を希望しているインドは、ブラジルとともに当面のライバルである。これから常任理事を巡って、最も近い位置を占めつつあるのではないか。

China_and_india_strive_jointly_for_中国に次ぐ経済成長を成し遂げているインドは、経済停滞の先進国にとって垂涎の的なのである。日本に遅れてほどなく長寿社会になる中国よりもさらに20歳も若い。インドと中国が世界を食べ始めたと言われている。後90年ほどでインドは中国に人口を超えるそうである。

21世紀は、中国とインドが巨大な人口を背景に世界を席巻するかもしれない。日本はインドとのつながりが弱い。アメリカのための防衛体躯が発表されたが、アメリカ一辺倒の依存体質は、日本の未来を保障することはない。

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羅臼港

春誓い羅臼港