中国が航空母艦を作った。これは明らかに、中国近海の軍事的支配を強め、近隣国を威嚇するものである。
こうした軍事増強は決して容認されるべきではない。内政干渉などと言わ れても、日本は国家として忠告するべきである。
ところがに日本のとっている態度は、我が国も負けまいと軍事増強する道である。先頃出された防衛白書で、仮想敵国扱いにしている。
中国も目的は、とりわけ南沙諸島のベトナムやフィリッピン諸国への威嚇であり、資源確保である。とりわけ台湾への軍事的圧力効果は大きい。ここは日本への、石油の通り道である。
このことが、嫌中国はの人たちにとって許すことが出来ない、中国のとりわけ海軍の軍事増強である。日本はこのところ軍事費が停滞している と、けしかけている。
ところが、日本は世界で最も巨大で無法な軍事力を抱いている国家と、仲良くやっている。この国が、軍事増強をしたところで誰も騒がない。この国が、他国を侵略しても資源を略奪しても、誤爆などで人の命を奪っても、騒ぐことはない。
理由は簡単である。この国と日本は安全保障条約を結んでいるからである。つまり、軍事増強や威嚇などによる不法な行為は、残念ながら国家として警告の対象にはなっていないのである。
国家同士が信頼関係にさえあれば、軍事力の大小は大きな問題にはならない。中国の軍事増強には周辺諸国との連携を深めることで対応するべきである。アメリカの威嚇を利用するべきではない。