そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ロシアのウクライナ戦場に北朝鮮が派兵する波紋とトランプ

2024-11-18 | アメリカ

北朝鮮兵1万5千人が、ウクライナに隣接し最もウクライナの攻撃をアメリカの受けている、クルスク州に派兵されている。ここは一時ウクライナが占拠した地域である。
こうした中アメリカは、「ATACMS」(長距離ミサイル)の使用を、アメリカバイデン大統領は許可した。当面使用はクルスク州に限定するとしている。北朝鮮の派兵参戦への警告であると述べている。北朝鮮は最大で10万人の派兵をする予定であるとされている。
ロシアが主導する旧ソビエト連邦諸国を核とする、軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)が、一国としてロシアに兵を送っていない中の、こうした北朝鮮の派兵は異様である。自国の兵士を前線に送られ、死をかけて闘わす権利を金正恩は持っているとは思えない。
若い北朝鮮の指導者を、同盟国内でも手を出さない戦争に協力させるよう、核開発や食料などの補給をチラつかせて、手玉にとっているのである。
ウクライナがATACMS使用した時のプーチンの反応が注目させる。金正恩の取った派兵行為は世界各国に大きな波紋を及ぼしているが、彼はここまで見込んでいたとも思えない。軽薄な行為であるといえる。
ATACMSの使用は戦争の拡大になると、配置したバイデン自身が述べていた。次期大統領のトランプはATACMSの使用許可は、火に油を注ぐ効果になると批判している。
ウクライナ戦争の停止を公約までしていたトランプは、ウクライナとロシアにどの様な条件でするかを背景に、各国は戦々恐々として見ている。プーチン寄りの東部四州を分割させる案を出す可能性すらあるが、ATACMS使用とその後のプーチンの反応がその行方を示唆してくれるだろう。
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二つの戦争(ガザとウクライナ)を止めてくれるならトランプを評価しよう

2024-11-07 | アメリカ

トランプはご満悦であるが大統領としてはシンプルである。ゼレンスキーが来る度に12兆円持っていくとトランプが言う。トランプが言う庸の即日終わらせるのは無理であろうが、ウクライナに関しては、現状両国の支配下のままで終わらせる可能性がある。プーチンの意向の沿った形と言って良い。それはロシアのクリミア侵攻を殆ど傍観したトランプを見ているからである。
トランプとプーチンは良好な関係にあるとし、トランプは対話と妥協の姿勢を持っているとロシア誌は持ち上げる。
トランプは史上最もイスラエルに寄ったアメリカ大統領といえる。イスラエルにゴラン高原の領土権を支持したり、アメリカ大使館をテルアビブに移したりと、慣例をいくつも覆している。ガザの攻撃をトランプは、イスラエル国内の反戦・厭戦感情に乗って止めさせる可能性がある。私見を含めての予測であるが、4万人超殺害すればもういいだろう。
トランプはこの二つの戦争を止めるなら、多分プーチンやネタニアフをのさばらせる不快感は残るが、人が殺されないならそれも選択である。

tランプは中国輸入品に60%、その他の国に10~20%の関税をかけると豪語する。国内産業は確かに一時的に潤うことであろうが、インフレ後の反動をアメリカが受け入れるだろうか。
国会乱入の拘束者400名に恩赦を与える可能性がある。(法律上可能なのか良く分からない)トランプ自身の犯罪もなくすこともするようである。法治国家の形態をなさないと思うが、一気に沈んだ民主党の勢いは頃を止められないだろう。
環境問題への大きな禍根をトランプは次世代に残すことであろう。本機でNATOを離脱するかも見ものといえる。この粗野で乱暴な男を選択したことを、いずれの日かアメリカは公開するであろう。
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アメリカは我々にかつてない権限を与えてくれたとトランプは勝利宣言した

2024-11-06 | アメリカ
共和党のドナルド・トランプがアメリカ大統領選を、事前の予測を大きく上回り圧勝と言ってよい勝利をした。
トランプは焦点となった激戦州(ジョージア、ノースカロライナ、ウィスコンシン、アリゾナ、ミシガン、ネバダ、ペンシルベニア)全てを制した。圧勝といえる。トランプも早々と勝利宣言した。
FBIは激戦州とされるジョージア州、ミシガン州、アリゾナ州、ウィスコンシン州の投票所にロシアから発信されたとみられる偽の爆破予告があったと発表した。一部の投票所では一時避難をしている。激戦予想の事前報道によるものであろう。
4年前の国会議事堂襲撃事件の拘束者も無罪放免されるであろうが、何よりウクライナとNATOが色めくことであろう。アメリカが離脱すればNATOは大きな柱を失い、最大支援国をウクライナは失くすことになるのだろうか。ガザは消滅してしまうのだろうか。アメリカがCOPを離脱すれば、環境は更に悪化するに決まている。
最高裁判事は現在でも9人中6人が保守派であるが、トランプは任期中に更に増やすことになるであろう。トランプの勝利はアメリカはもちろん、世界に不安ばかりを残すことになる。
結局は、トランプ支持を表だって出来ない、したくない人々が多くいたのであろう。そして、何が何でも景気さえよくしてくれれば、とランプでもいいということであろう。おまけに上院でも共和党に多くの議席を与えるようである。トランプは、かつてない権限をアメリカは我々に与えたと勝利宣言した。
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トランプの足音が次第に大きくなってくる、この国に理性や倫理を求めるのは無理がある

2024-11-02 | アメリカ
三度目の大統領選を展開するトランプの足音が次第に大きくなってくる。「アメリカは暴力で建国した、政治に暴力を否定する意味はない」と、トランプ支持者の声を聞き、妙に納得した。
トランプの粗雑な言動が受け入れられるし、明らかに嘘と判っていてもまかり通るわけである。 ハイチ系住民が空腹でペットを殺して食べると、トランプが言ったとしても、ハイチ系住民を快くなく思っていればペットを食べ真贋などと言ことなくトランプを支持するのである。
自国が経済的に潤うならば不条理な戦争なども厭わない。ガザに食料を届けイスラエルに武器を売る。ユダヤ人たちにはアラブ人を排斥すると約束し、アラブ人たちにはイスラエルのジェノサイドを非難する。トランプの口から平気で、矛盾が吐き出てくる。アメリカ人を痛快に思いこの男を最高齢の指導者に祀り上げようとする。
経済と支援者のためには石炭産業を振興する。温暖化はフェイクなど偽情報だと言って憚らない。貧者には安い医療を受ける権利があり保険制度を否定する。
トランプは当選すれば2021年2月の国会乱入事件の400名と言われる拘束者を即日開放すると発言する。このことは本人が否定するこの事件のかかわりを、積極的に認めたことでもある。官僚や司法の反トランプに関わったすべての人物を追放するとまで発言している。刑事事件の有罪者でりながら、そしてそのことを確実にさせるための大統領の席を求めるトランプの戦いにも見える。
アメリカに、特に政治の場に理性や倫理を求めるのには、相当な時間がかかるが、世界経済に地球環境に大きな負荷をかける国家であることくらいの自覚くらいは求めたいものである。
やがてトランプがやってくる
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国のトップになろうという人物が、自らを評価する制度を信じないとはおわらいである

2024-11-01 | アメリカ
アメリカ大統領選はトランプ有利に動いているようである。各メディアはちゃんとした見解を示さない。トランプはペンシルベニアで不正が発覚したと大見栄を張ったが、行政側からなんの根拠もない嘘だと反論されている。
しかし、トランプが敗北するような選挙結果が出た場合は、4年前同様の行動をとって、今度こそ勝利することになると息巻いている。神が票のカウンターならトランプは敗北しないというのである。
米大統領選の投開票日を待たずに、民主党支持者から「盗みを止めろ」と銘打たれた運動が再び勢いづいているというのである。4年前の大統領選でトランプが敗れた結果の転覆を試みた時と同じ活動家らが一部参加し、再度トランプが落選する場合を想定し、選挙結果を無効化するための手順を逐一策定しているようである。これ等の工作は 選挙結果を無効にするための下準備といえる。
三流国家の選挙管理局を買収する手法といえる。4年前の議会乱入で400名拘束されているが、トランプは当選と同時に全員釈放すると発言しているが、この発言はトランプがこの事件に@関与していたことを自白したようなものである。或いは落選によって数十件の起訴の対象になることに、脅えているのかもしれない。
トランプは勝てば神の思召しで負ければ不正選挙という解説が用意されている。世界の盟主を自負し、実際に経済でも軍事力でも文化でも科学でも先端に常時位置しているのは事実である。
そのアメリカのトップになろうという大統領候補者が、自国の選挙制度を自らの信頼度の指標にすることもできないなどあってはならないことである。
ここにきてハリスにマイナスに作用しているのが、女性初の大統領という栄冠である。やっかみか。

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殆ど互角のアメリカ大統領選挙、トランプはアメリカの繁栄の引き換えに世界を壊すのか

2024-10-31 | アメリカ

アメリカ大統領選が佳境に入ってきた。バイデンが討論会でろれつが回らなくなり立ち往生してしまった時には、共和党が圧勝すると思われた。ところがバイデンに代わって女性のハリスが登場したので、女性問題を抱えるトランプに高齢がネックになって民主党が圧勝だと思った。ところが銃撃にあって毅然と拳を立ち上げたトランプは、まさしくアメリカ人好みの英雄の姿であった。そして現在、両陣営全く予断の許さない状況の中にある。その調査でも1%以下の差しか両者にない。
トランプを何故アメリカの半分が支持するのか良く分からないが、粗野で下品で虚言だらけの男ならこれほどの支持はない。トランプは、環境も人権も問題としていないし、社会の分断が殆ど考慮していない。しかし、新たな経済システムを望む声(トランプの息子たちがやっている)アメリカ第一主義やアメリカの転換点と、トランプを支持する大きなうねりとなってきている。
在任中に戦争をほとんどしていなかったトランプへの北も少なからずある。「トランプの支持者はゴミだ」とバイデンが発言すると、トランプは早速ゴミ収集車に乗って、「俺を支持する1億五千万人はごみではない」と訴えてパフォーマンスの巧みさは、演説内容の粗雑さに反比例している。
トランプ回帰は時代の潮流に反するものである。アメリカだけが世界ではないし、巨大国家で巨大消費の国は世界に責任がある。トランプはそのことを考慮することなくGABAを訴える。
イスラエルに大量の武器を売り込み、パレスチナの票を求めて逆のことをする。はたしてウクライナの戦局をカマラは縮小に持ち込めることが出来るか。金正恩はトランプの再選を待っていいるだろう。
トランプはアメリカだけでなく世界を地球の破壊を手助けするのであろう。アメリカ史上初の有罪判決を受けた人物がなぜ大統領候補になれるのか、アメリカの多様性ともいえるが、分断の象徴ともいえる。
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何処を見てもハリスが優勢であるが、都合の良い嘘を吐き続けるトランプが逆転する可能性すらある

2024-10-16 | アメリカ
大統領候補者討論で圧倒したハリスであるが、これから何が起きるか分からない。トランプは相変わらず、討論会は3対1であったと述べたり、越境者は猫を食べて居るという虚言を司会者に止められたにもかかわらず、事実という主張をそれ以降も下げない。
アメリカ人は、不都合な事実より自らな明らかに有利な虚言を信じる。ほとんどの調査で、ハリスが僅かながら有利な大統領選の現状である。あと一月に迫った大統領選が佳境に入っている。
8年前には、ヒラリー・クリントンの方が得票数で上回りながら、トランプが激戦州を制して勝利した。トランプにはそのイメージが残っているのである。
トランプは大統領になった次の日に、ウクライナ戦争を終わらすと豪語していたが、どうやら選挙用のパフォーマンスであったようである。
次回の討論会に前向きのハリスに対し、時間がないと断っているようである。
元検察官のハリスは、コロナウイルスへの対応から中絶、関税、移民、中国、国家安全保障などで、トランプを守勢に立たせている。
一見有利に見え安全圏いると思われた、ヒラリーが落選したがハリスもその当落線上にいるように思えてならない。
民主党はノーベル平和賞受賞のオバマに見られるように、世界各地で戦闘を繰り返してきた。トランプは言動は粗野で強引であるが、殆ど在任期間中に戦闘行動をとっていない。戦争は経済的に合わないと思っているようである。
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バイデンの失言や銃撃事件で圧倒的に有利であったトランプは守りに入った途端ハリスに追われる

2024-08-20 | アメリカ

足元のおぼつかないバイデンをこき下ろし、大統領選で圧倒的に有利な立場にあったトランプがハリスの登場で劇的に選挙情勢は変化した。銃撃事件で折角世論を味方に、大統領選挙はトランプ圧勝の流れは一変した。
共和党内の中道派の党員で過激派に党は乗っ取られたと、ハリスを支持を表明するグループが出現し始めている。
これまでと異なり共和党は郵便投票に、戸別訪問を通じて草の根の票の掘り起こしに懸命になっている。民主党の郵便投票は有利の動きは変化しつつある。
共和党支持を強く表明している、Xグループのイーロン・マスクにトランプは閣僚のポストを用意していると表明している。選挙資金が欲しいのであろうが、マスクは20人(それ以上か)もの女性を囲い30人(それ以上か)の子供を認知している人物である。IQの高い人物は婚姻に頼らず沢山子供を産めとする主張をする。モラルのなくなったトランプの民主党らしいといえる。
トランプは大統領在任期間中は、シリアのロシア空軍基地を空爆しただけである。偏った外交や言動が目につくが、トランプは卑賎論者である。ウクライナ戦争への終結をウクライナを押さえることで終結させるかもしれない。戦闘を本当に終わらせても、ロシアの国際法を無視した侵略は多分トランプは咎めないだろう。
アメリカ大統領選は一転してハリスに有利に動いているようであるが、いずれにしても僅差である。そもそもこの選挙は国会議員を選ぶ選挙であり、行く先はまだまだ不透明であり何処かで又大きな動きもあるかもしれない。候補同士の討論が行われれば、ハリスに有利に働くであろうが、トランプはのってこないであろう
民主党大会が始まったばかりであるが、最終日にハリスがどの様な演説をするかが注目される。
前々回の民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントン元国務長官は、ハリスにガラスの天井を砕いてほしいと支援演説を行っている。女性や非白人やマイノリティの支持をどこまでハリスは取り込めるかも大きい。

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ウクライナ戦争を一日で終わらせると法螺吹くトランプの返り咲きは難しいのではないか

2024-07-29 | アメリカ
アメリカ大統領選は予断を許さない状況になっている。バイデンでは勝てないだろうが、トランプは嫌だ戸惑う人たちはカマラに切り替えた民主党に安堵したのかもしれない。
トランプは大統領に就いたとたんに、24時間以内に戦争を終結させると豪語している。一体トランプは何をするのか。平たく言えば脱ヨーロッパを目指すのであろう。NATO脱退しウクライナの支援を極力減らし、東部四州とクリミアのロシア領有を認めるのでないか。停戦になるし戦禍は収まる。
ロシアと中国への接近BRICS諸国と緊密になる。トランプは政治家ではなく、経済人だと言いだし中国に接近するのではないか。一理はあるかもしれないが、アメリカ自体が認めないだろうし、EU諸国が反発するのでないか。
結論からすると戦争を終わらす話は、選挙目当てのプラカードに過ぎない。プーチンは歓喜するであろうが。
現在アメリカでは、民主党と共和党の支持者がそれぞれ35%程度づついると思われる。残りの30%の無党派層(浮動票)を両党が取り合うことになるのである。
カマラは立候補を表明した21日から1週間ほどずで2億ドル(約307億円)の献金を集めたと、陣営が発表(28日)した。発表によると、献金全体の66%は初めての献金者からだったとのことである。そして新たにボランティア登録をした人も17万人以上に上っているとのこと。 
先々大統領より格段に新鮮味がある、黒人系多民族の血を受け継ぐ、9歳も若い女性候補に浮動票が集まるのは容易に想像がつく。一気にカマラが追いつく可能性がある。
トランプの再選はないとみるのが正しかろう。
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民主党ハリスの大逆転が現実味を帯びてきた

2024-07-23 | アメリカ
民主党がカマラ・ハリス指示への急展開が進んでいる。バイデンは自身がオバマの副大統領としてのキャリアからの出馬である。バイデンは悪がきをしながらも、コロナ感染が期になったであろうが、あの口調とおぼつかない足取りは国民を世界を不安に陥れる。
民主党の幹部議員もハリスに一本化が急である。代議員も過半数を二日で越えた。何より二日間で80万人の寄付金が127億円に達し、その6割が初の献金であったというのである。この金額は史上最高額であるという。
ハリスは前職がカルフォルニア州司法長官という法律家である。ハリスは、「女を蔑む卑怯な男たち、弱者から金を巻き上げる資本家など、犯罪者を扱うのは私の得意とするとこである」と、数多くの訴訟を抱えるトランプを念頭に痛烈な皮肉を投げつけている。
ハリスの一本化という、突貫工事はかえって民主党を一本化しているように見える。
襲撃事件で神格化されたトランプは勢いづき、おぼつかないバイデン支持者に危機感を沸き民主党がまとまってきた。たった108日の選挙戦はかえってハリス勢力は勢いを増すかもしれない。非難の対象となっている、非白人、非男性という出自はバイデンでは取れなくなった票を掘り起こすかもしれない。俄かにアメリカ大統領選挙が風雲を起きてきた。
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ハリスの登場でトランプの危機感はより一層増すことになるだろう

2024-07-22 | アメリカ

ようやくバイデンが下りた。自分を評価する認知機能は残っていたようである。正式な民主党の指名は党大会を待つことになるが、残り時間が少いことが、彼女に幸いしたのであろう。対立候補が登場する間もない。副大統領の人選が騒がれる程度であろう。
トランプはバイデンなら勝算ありと思っていたであろうが、今日の調査ではハリスとの差は僅か1%しかない。トランプは危機感思っているに違いない。トランプは大統領選に負けると、司直の手が待っている。複数の案件で法廷に立たされることになる。折角銃撃され耳まで負傷し、奇跡の大統領候補として共和党のs名を受けた。しかい、降って湧いた同情票が女性候補によって消えてしまい掛けない。
微妙に民主党大会が共和党に一月以上遅いことが、この際大いに役に立った。
トランプの焦りは次の発言でもわかる。「公開討論会で敗北し副大統領に切り替えた。バイデンは史上最悪の大統領であり、ハリスは全てを共有している。左派が誰を出してきてもおなじだ」というのであるが、これは数日前の共和党指名演説とまったく異なる。
半分ではだめだ、と民主党支持者にも声を掛けて、調和や協調を口いした人物と、同一ではない。トランプは、就任演説に用意された原稿からはみ出て本音を口にした。ハリスの方が組安いは焦りの言葉といえる。
ハリスにはいくつも問題があるであろうが。女性初、黒人系初、アジア系初の候補で、民主党は刷新感を国民に示した。それよりうんざりするほどの高齢から脱却することにもなる。何よりも短期間の決戦が、民主党と盛り上げることになるだろう。
4年前のバイデンハリス
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すでトラは始まっている、民主党の混乱を傍目にトランプは動き出している

2024-07-20 | アメリカ

トランプは共和党の大統領候補の正式指名を受けて、副大統領候補に39才の若いオハイオ州選出の1期目のJ・D・バンス連邦上院議員を指名した。指名演説は1時間半に及び、以前の悪者探しというか、民主党候補を名指しで非難することもなく、何と国民の半分の指示ではだめだ、全国民の支持が必要とまで述べた。分断から融和、結束、協調へというのである。
襲撃事件を可能な限りトランプは党大会に利用した。屈しないトランプの演出に大いに役立った。上図は大会の演壇でにいるトランプが点にすら見える。トランプは穏健派に転じたのかは、言葉尻からは見ることも出来ない。この男は平気で前言を撤回するからである。
外交が大きく変わるだろう。どう変わるかも良く分からない。対中国とウクライナの姿勢が注目される。トランプはウクライナ戦争を終わらせると豪語するが、中身は何もわかっていない。ウクライナに東部四州を諦めさせるとの噂であるが、今日ジェレンスキー大統領と話し合っている。
中国とは、関税を上げる古典的な対策をするように見える。米中が相互の最も翁貿易関係にあることをどのように断ち切るかである。TPPなど各種の協定などからの離脱や脱退で世界は混乱するであろう。
政治的にはNATOの離脱や、中東や台湾や中国の海洋進出にも無関心で、手をだ差ないかもしれない。フィリッピンやベトナムに勝手に交渉しろ言いだすかもしれない。襲撃後のトランプは殊勝になったかに見えるが、円実にはおどしだけで終わるかもしれない。
米朝関係が暗示的に思える。何をしたいのか分からないが仲良くなる。それはそれでいいかもしれない。
バイデンは大統領候補から離脱することになるであろう。バイデンは自身の抵抗が老害と気付くはずであるが、それはより一層深刻であるといえる。
余程の人物が出てこない限り、民主党の勝利は難しいだろう。
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トランプは一夜にして変心した、共和党の圧勝が既定路線となった

2024-07-16 | アメリカ

トランプは一晩で物わかりの良い善良なヒトに変身した。襲撃直後はけなげに立ち上がって、拳を突き上げて見せた。上写真はTIME誌のカメラマンが撮ったのであるが、拳を振り上げ程よく星条旗がトライアングルを作っている。フランス革命時の自由の女神や、太平洋戦争末期硫黄島で星条旗を立てた歴史的なアングルに重ね合わせることが出来る。どちらの画像も後年形として作られたものであるが、これはリアルである。
アメリカ人が泣いて喜びそうな、構図である。これから幾度もこの流れるであろうこの写真は、トランプを英雄視さえするようになるだろう。
この画像は、民主党の反トランプ派を巻き込み、浮動票の何十パーセントかをも引き寄せただろう。おまけに民主党の一部さえ雪崩こむも知れない。
民主党は目に余るほどの、バイデンの老害が際立ってきた。バイデン下ろしをしたところで、結果は同じならバイデンを人身御供にでもしておけば良いと思うだろう。バイデンを下せなくなった。
共和党は、民主党がトランプの危険性を言い続けたので、このような若者がこんな行動をしたと述べている。
フロリダ州連邦地裁は、トランプの機密文書を持ちだしたのは違法行為という告訴を取り下げた。取り下げ理由ははっきりしない。
トランプはバンス上院議員を副大統領候補に選んだ。ほとんどの人が寝耳に水の人事であった。
トランプは急に温厚になったように見える。これまで敵を煽ることで戦ってきたトランプが様変わりしたようである。
襲撃翌日の今日、共和党大会4日目に正式にトランプを大統領に、39才のバンス上院議員を副大統領に、選ぶことになる。い。最終日の演説に注目くしたい。
下図は今日上機嫌のトランプであるが、こんな穏やかな顔を見たことがない。

銃撃直後のトランプ、5ミリずれていたら生命さえ危うかった


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「もしトラ」から「すでトラ」にNATOだって戦略変更、欧州各国もすでトラで動いている

2024-07-11 | アメリカ

NATO首脳会議がアメリカで行われている。主催者としてのバイデンの懸命な挨拶は、痛々しいが懸命の姿は好感を呼んでいる。
日本の岸田文雄もウクライナのゼレンスキーも参加する、旧冷戦構造をさらに深め、対立の構図がより深くなるものといえる。
ロシアから侵略攻撃を受けるウクライナに対し、来年1年間で少なくとも400億ユーロ(約7兆円)規模の軍事支援を続ける方針を盛り込んだ首脳宣言を採択し、ウクライナの加盟に「不可逆的な道」を進むことを支援することも明記した。
さらにはウクライナ軍に対し、持続的に軍事装備や訓練の機会を提供するため、NATOに新たな枠組みを設立することも宣言している。
ここまで強くウクライナ支援を打ち出すのは、NATO離脱さえしかねないトランプが大統領に就いた時の対策といえる。
NATOのこうした判例化は、ヨーロッパ側にとってロシアの侵略を極めて深刻にとらえていると言って良い。
NATO首脳会議の裏側では、民主党の有力者たちがバイデン下ろしに奔走している。ペロシ前上院議長は、「大統領に判断を促す」と言って、支援を口にしていない。
トランプが大統領としての政治行動を象徴的に表しているのが、北朝鮮の金正恩と重ねた無意味な首脳会談である。北朝鮮の最高責任者と話し合った初めての大統領をあちこちで言いふらしているが、トランプにはこうした実績が欲しかったのであろうが、中身は何もない。何一つ決めることもないどころか、何をどのように交渉したのか、その経過も内容も何もない。
トランプの外交は単純である。威圧し威嚇し罵り非難するか、にこにこ握手するだけである。他国を理解するようなことはない。ただトランプは前任期中に殆んどミサイルを発射することはなかったことが唯一評価できるところである。世界はすでトラで動いている。

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バイデンは無理、トランプは無茶、彼らに未来を語り未来を拓くことが出来るのか

2024-07-10 | アメリカ
バイデン下ろしが進んでいる。パーキンソン病の専門医がホワイトハウスに8度入ったことが確認されている。バイデンは全く降りる様子もない。認知症が進んでいるためかと勘繰りたくなる。民主党議員と主要支援者たちは、CNNのトランプとの討論会に失望し退任を求めている。
NATO首脳会議がアメリカで行われる今日、インドのモディ首相(73才)がロシアを訪問している。バイデンはどこまで臨機応変に対応出来るか見ものである。バイデンは何度にもわたって撤退を否定している。
「民主党指名候補の争いで私は選ばれた。87%の支持を得ている。民主手続きを無視するのはおかしい。」というバイデンに周辺は黙する。
民主国家は選挙の試練があり、また再選の規定などがあるため、専制国家に比べ大統領は若いのがこれまでの通年であった。
ところが現実には、事実上独裁国家のロシアのプーチンは71才、中国の習近平も71才、ヨーロッパ最後の独裁者と言われるベラルーシのルカシェンコは69才である。
これに対して、バイデンもトランプも彼らよりほぼ一回り年上である。かつての社会主義国家の盟主が驚くほど高齢で批判の対象でもあった。どうも現代はその逆になっている。
目まぐるしく、瞬時に激しく動く世界情勢に対応し、高齢大統領が適切な判断を下し対応できるのか大いに疑問のあるところである。
これでトランプ大統領の出現が現実味を帯びてきた。世界はどうなるのだろう。即日解決とするウクライナはどうなるのだろう。パレスチナも。
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羅臼港

春誓い羅臼港