なぜパイロット情報が全くないのか、なぜ緊急脱出機能が働かなかったのか。その前になぜ非常用位置指示無線標識装置は作動しなかったのか全く情報がない。パイロットも機体もどこに行ったのか?消えてしまったのか。そもそも、どうして事故が起きたのか。事故原因の推測すら出てこない。
超高性能の第5世代のステルス戦闘機はこんな単純な墜落事故に、所有者に何の情報も提供することなく消えてしまったのだろうか。岩屋防衛大臣は、パオロットの捜索を全力でやっているとしか報告がない。軍事機密などの壁があるとしても、何の情報もいまだにない。
これほど情報を事故に関わる情報を秘匿しているのは、致命的な欠陥があるからと思われる。このステルス機は、墜落したF35Aに次いで、F35BそしてF35Cまで制作されている。改良によるものであろうが、その改良の主体は、日進月歩のコンピューターシステムであるといわれている。FMS(対外有償軍事援助)で購入されているため、価格も修理も補修もすべてアメリカ企業の言われるままである。これから始まるであろう本格捜査もアメリカ主導となるだろう。
垂直着艦機能を持たせたF35Bは欠陥事故続きで、いまだ大量生産に踏み切れない代物である。売られているのもコンピューター部分が外され2年先には完成品にするという代物である。
F35は、速度や戦闘やステルス機能を特化させたために、飛行機能が犠牲になったのではないか。そのため、同種の進化系を次々と出してくる。コンピュータ制御機能の不具合などは口が裂けても公開出来はしない。F35はオスプレイをしのぐ欠陥機、未完成戦闘機である。
しかもAは114億円である。Bは145億円といわれていて、これらを149機購入の約束を安倍晋三はトランプに約束してしまっている。先ごろJAXAがリュウグウのミッションが不完全だったのは、二機で探査を願ったが予算不足でならなかったというのである。足らなかったお金は100億円であるという。この戦闘機一機で何がほかにできるかを、考えさせられる、不要の欠陥機購入ミッション、安倍のトランプ詣でのミッションである。