史上最高額となった税収を背景に、これではまだ足らんと岸田文雄は更なる重税を国民に課するというのである。狂っているとしか言いようがない。今年度はこれほどの税収があって、国民にこんなこと還元いたしましたと胸を張るのが、為政者のやるべきことである。岸田文雄は狂っている。
岸田にそれが出来るか、最高権力者としての誇りを国民に示すことができるかというと、なんとも心もとない。昨年の税収は70億円と過去最高であった。税収が増えた分、経済活動は高くなったか、GDPは増えたか、国民生活は豊かになったか?
下図を見ればわかるが、単に貧困層を大量に生み出したに過ぎない。貧困層は収入とは関係なく、間断く消費税を納めさせられる。国は貧困層を大量に生み出しても、恥でもなければ減収にもならない。
近代経済学のケインズは、「経済学は道徳である」とまで述べている。道徳を披瀝しなければならないのは国である。ところが岸田文雄は、貧困層を生み出すばかりか、更なる増税を国民に課するというのである。
なんのためか?外交の失敗を軍事増強でカバーするというものである。軍事増強は、必ず更なる増強が求められることになる。際限ない軍事競争は業界にとっては有難いことである。そしてアメリカの軍事産業にとっても。
退職金や奨学金や失業給付金や生活保護まで課税対象にするというのである。岸田文雄は狂っている。
軍事増強だけを打ち出して、財源をこれから考えるというのである。行きつく先は当然増税である。岸田文雄は狂っている。