そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

今日が誕生日の人がいた

2008-02-29 | 政治と金

4年に一回の今日が誕生日の、小学時代の同級生がいた。誕生日がないと盛んに言ったりしていた記憶がる。少ない誕生日を祝うのも悪くないと、20歳過ぎてから彼に聞いたことがある。大切にしてくれるし忘れてくれない。

何でも十分あると人は漫然とするのかもしれない。十分すぎる装備を活用できない、海上自衛官の体たらくもそういう一面がある。高性能の装備がなければ、必死になって自分の五感を働かせたことだろう。

乳牛は、十分に餌がある方が若牛だと早く成長するし、搾乳牛だと乳を出してくれる。ところが、いい餌ばかりを収穫できるのではない。十分に餌を与えるとせっかく作った餌を残してしまう。

牛は、好きなものから食べる。特に配合飼料(穀物)が大好きである。ところがこの穀物を好きなだけ与えると、障害が起きる。様々な病気になる。嫌いな餌を与えるのが腕の見せ所とSippoいう面もある。

育成牛は、寒い所に置かれることが多い。暖かくてふかふかした寝床の十分な環境で乳牛を育てると、早く成長するがろくなことがない。

寒風に晒されないため呼吸器が弱く、草を十分に食い込まないために消化器が弱く、動かないため足腰が弱く、抗病性のないひ弱でぶよぶよな牛になってしまう。外見的には大きく見えても、内容が伴わない。人も同じである。

冬の間外で飼育すると牛がかわいそうだ、虐げられていると傍目にみられるが決してそんな ことはない。成長期に厳しい環境で育てると、息の長い牛になってくれる。

北海道は名横綱や大関を輩出した地域である。寒い中広いところを延々と歩かされた、幼少時期の環境が育んだのである。いまや、関取すらいない地域になってしまった。

別海町は広すぎるために、スクールバスが隅々まで配備されて、子供たちはほとんど歩かなくても、通学できるようになった。おかげで、北海道の小学生では2番目の肥満率になっているとのことである。

おまけに酪農家は、家族中で牛舎仕事するた残された子供は暖かい部屋でテレビを見たりゲームに興じたりして、家でも動かないことが多い。乳牛の育成の経験が、子供たちには生かされていないように思える。

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上も下も腐ってる

2008-02-28 | 政治と金

Photo  前の政務次官が汚職にまみれて、好き放題に接待ゴルフをやっていた。その時に「現場の自衛官は頑張っているのだから」と、訴えていた人がいた。現場を強調した発言だったと思う。

ところが、今回のイージス艦の事故ではっきりした。現場も好き放題に、弛んでいるのだった。当初からここで発言していたが、必ず虚偽の報告が出ると思っていた。内容を詳細に検討したくないほど、発言あるいは報告内容が何度も何度も変わってしまう。

責任逃れのための発言に違いないが、報告が何度もされる度に日本の自衛官は戦闘能力が全くないことがわかった。装備として、戦闘能力がないのなら歓迎したいのであるが、海軍力としては世界第二位の日本の海上自衛隊である。

世界第二位というのは、お金の金額である。装備にかけた金額が膨大だというのである。今回のことに関しては、右翼や国粋主義者も呆れている。自衛隊には戦闘能力、兵力としての緊張感もなければ気概もないのである。

あるのは、漁民をけ散らかす威圧的な神経だけである。尊軍非民思想である。軍艦が相当な速度で進んでも、漁船などは蜘蛛の子を散らすように、避けてくれると思っているようだ。

今回の弛んだ自衛隊を見て、北朝鮮は喜んだであろう。「いくらお金をかけても、こいつらは張り子の虎のようなものだ。我々にはチュチュ(主体)思想がある」と思っていることだろう。Photo_2

最近の日本政府は、小さな国家を目指すため国家公務員を大幅に削減する一方で、ナショナリスト政権は、軍力を増強し続けた。日本では、新自由主義者たちはなぜか、国粋主義者が多い。世界的にみると必ずしも一致してはいないが、日本では小泉や中曽根がいい例であるが、新自由主義者たちはなぜか国粋主義者と重なる。

彼らが政権を取るたびに、自衛隊が甘やかされてきた。阿倍ボンに至っては、経済政策などほとんど見当たらず、復古的国粋思想だけが突出していた。その結果、教育基本法の見直しや防衛庁の昇格などがどんどん進んだ。

守屋政務次官などは、この間に増長したのである。それは自衛隊の隅々まで、浸透していたこともはっきりした。宇宙空間に予定通りに発射されたミサイルを迎撃できても、漁船を認識できない1400億の代物である。

日本の自衛隊には、これほど高価な戦艦など必要ないこともはっきりした。持て余すだけである。

自衛隊は上から下までの職員も、血税をつぎ込んだ高価な装備も腐っているのである。

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世界各国が見直し始めたバイオ燃料

2008-02-23 | 再生可能エネルギー

世界各国がバイオ燃料を見直し始めた。バイオ燃料は、使用する時点では確かに環境に優しい。しかし、急激な社会変化で、その生産過程で多くの矛盾が起きている。

例えば、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国では、バイオジーゼル燃料になる、パームヤシの獲得に躍起である。その結果、金になるパームヤシを大々的にマレーシアが作付するようになった。熱帯雨林は破壊されている。環境に優しいのか?

アメリカでは、家畜用のコーンが根こそぎエタノール産生に向けられている。政策的な援助があり、あまりにも急激な生産支援で、コーンは投機の対象にもなっている。その年の生産高とThis_hydrogen_fuel_cell_car_is_le_2 備蓄量で価格が決定されていた、農産物の姿はそこにない。とりわけアメリカのコーンを家畜に給与している日本は、悲惨である。あと数年で、コーンの価格は倍になる。倍になっても輸入される量が、極端に少なくなる。

アマゾンでは、エタノール産生効率の高いサトウキビの栽培のために、大豆畑などからの転用や新たな農地を熱帯雨林を破壊してまで進めている。多品種の高騰や環境に影響を与えるようになっている。

アメリカのブッシュ大統領は、「スイッチグラス」は、エタノール生産にうってつけの草だと持ち上げた。芦のような、食べることもできないこの草は、どこでも生える。相当栄養が少ない土55 地でも生産できる。ところが、スイッチグラスの生えているところは、極端と思えるへき地山間地ばかりでる。おまけに、中が抜けていて軽い。早い話が輸送料が高くつき、生産効率も悪い。

イギリスの運輸省は、生産にかかわる輸送や生産効率などを検討し、再生可能輸送燃料義務を業者にかけるようである。

地球規模で、農産物の需要拡大が予測されている。こうした中で、人と競合するような農産物からの転用や、作付に環境破壊を起こすようではバイオ燃料の生産に矛盾が生じることになる。

現行のバイオ燃料は、CO2排出がガソリンの倍になるとする研究者もいる。生産過程で相当のエネルギーを消費するからである。日本では、廃材からの生産や廃棄食材からの生産を研究する健全な研究者ちがもいる。

バイオ燃料にかかわる問題は、ほとんどが生産過程にある。誰もが、燃料そのものの有効性は信じてはいる。こうした世界の動きに、相変わらず日本政府はほとんど無関心である。

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こりゃもっと出るだロ

2008-02-21 | 政治と金

前回予測したように、自衛隊からの言い訳が何転かした。普通は、2転・3転と言いたいところであるが、これから何度変わるか分からない。裏付けの弱い報告が繰り返されている。

1400億円の最新装備のイージス艦でも、レーダーを見るのは人である。隊員の気が、弛んでいれば無用の長物である。それに、今回初めて知ったが、常時数名が艦上から目視するようである。何のための最新鋭機か?

01れらの隊員の報告が何度か変わって いる。2分前に発見したと言いながら、12分前だと訂正する。付近にいた多くの漁業者は、30分前に判っていたいはずだと証言している。

回避行動として、バックの操作をしたと報告しているが、漁船員 たちは同じスピードで突っ込んでいったと証言している。

まっ二つになった(操舵室がないので正確には3つである)船体は、直角に切れている。相当なスピードで直角にあったったことを、強くにおわしている。素人目にもはっきりしている。

漁船の緑灯(右舷)が見えたとする報告は、明らかに誤りである。左舷しか見 えないはずである。つまりは、これはウソの報告である。隊員は眠っていいたのであろう。

彼らは自衛隊員というよりも、「防衛官僚」と呼んだ方が良いのでないか。何とかごまかそうとしたために、報告が遅れたのである。東京湾で釣り舟に衝突した時には、報告書を改ざんしていたことが後ほど明らかになった。

官僚は、とりあえず時間稼ぎのために、でたらめな報告書を作ったのである。後でばれても、その時ほど大騒ぎはされない。日本人は忘れ易いからであPhotoる。

各省庁は、改革の号令の元に人員を削減している。その中にあって、唯一例外なのが防衛省である。このままだと、あと5年で国家公務員の半数が自衛官になる。

そのそも、集団的自衛権を大きく逸脱するような、宇宙でのミサイル迎撃に成功したとノーテンキに騒いでいたが、日本の各紙や政党の多くは黙殺した。このことだけでも大きな問題であろう。

21世紀は国家間の戦争よりも、地域紛争や宗教的、民族的対立が予測される。空を見るより、足元を見ることが重要である。今回の事故はイージス艦が高価で無用の長物であることがはっきりしたことに意味がある。

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そりゃテロリストが喜ぶサ

2008-02-20 | 政治と金

房総半島沖で、最新鋭のイージス護衛艦艦が、漁船に衝突した。1400億円もするこの護衛艦は、漁船すら探知できなかっ01た。

これを聞いたら、テロリストたちはさぞ喜ぶことであろう。簡単に近づける。この船は、テロ対策にならない。

北朝鮮のテポドンとやらの脅威のために、日本海には5隻も必要とされている。しかし、漁船なら簡単に通過できるようである。本当か?

実は、立派な装備をしてもらいながらも、これを操作する隊員たちに、能力が02なかったのではないか。目視でも可能だった漁船の存在は、当然レーダーでキャッチでも確認できたはずである。

無能な隊員たちは、驚いて相当遅れて報告を上げたばかりか、どうやら事故経過の報告も胡散臭いようである。衝突後1分で救助活動したとする報告を、仲間の漁師たちは否定している。

大体が、右方向に確認した護衛艦に回避義務がある。衝突自体が、どうやら直角であることなどから、隊員は眠っていたのでないかと推察される。眠い時間帯でもある。報告そのものが、でたらめといわれるのも時間03の問題であろう。

こんな程度の隊員による「最新鋭」のイージス艦が、そもそも日本に必要であたのだろうか。自衛権の拡大解釈から開発され制作された、イージス艦である。

イージス艦は防空能力に長けた艦船である。防衛能力を高めるために1400億もつぎ込んだものの、小さな漁船など見過ごしてしまうのである。テロリストが聞いたら喜ぶだろう。

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そりゃばれたからサ

2008-02-18 | ゲノム編集

アメリカ農務省が、カルフォルニアの精肉業者の牛肉の出荷停止を指示しMeat_recall03た。これは、少し前に動物愛護団体が、屠場で起てなくなった牛を、電気ショックの杖や機械で強制的に押し込んでいるビデオが公開されたからである。

ばれたから出荷停止を、政府は指示したのである。停止され た牛肉は1億4340万ポンド(約6万5000トン)にもなる。2006年2月まで遡及するために、膨大な量となった。これまでの出荷停止になた最高量は、1999年の3500万ポンドであるから、相当な量である。

放映されたビデオは、診療の現場では"ダウナー”と呼んでいる症状の牛である。日本語訳が"へたり牛”としているのは抵抗がある。ダウナーは、原因が特定できない起てなかったり、少しの間しか起てない症状の牛のことである。

Meat_recall02の症状はBSE症状でもあるため、杜撰なアメリカでさえ検査を必要としている。もちろん日本では、食肉には決してならない。検査以前の問題である。

この精肉業者(ホールマーク)は、給食用にも出荷していた。今回禁止されたものの、かなりのものはすでに消費されているようである。

ビデオを見る限り、日本では想像できないような屠場の環境である。何よりも牛の頭数に比して人がいない。次に汚い。必然的にバケットカートなどの機械作業が主体になる。動けない牛など構っていられないのは、想像に難しくない。

当然個体識別も、生前の検査もルーズになる。特にカルフォルニアでは、作業員の多くはメキシカンである。時給1ドル程度とされている。結構技術を要する作業であるが、安価な労働力は魅力であろうが、彼らが習熟することはない。背骨であろうが、足であろうがお構いなく解体して分別する。

日本の”ギュードン”屋の連中は、ここでも廃棄された胸の下の肉を集めて、味付けして、ご飯に載せて売るのである。

食料を海外に求めるなら、国内と同じ基準で対応するべきである。こんな杜撰な国の食肉を輸入して、価格競争されたらたまったものではない。安価で安全な食品など存在しないのである。

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弱い者いじめの典型ダ

2008-02-17 | 政治と金

歌手の倖田来未の発言が問題になっているようだ。発言内容は「35過ぎると羊水が腐ってくる」という内容だったらしい。この歌手が歌っているところは、見たことがあるが歌の内容も曲もよくわからない。

羊水が腐ることなど、医学的に起こりえないことである。不愉快な人たちがいたことは想像されはするが、比ゆ的な表現であることははっきりしている。

この程度の発言内容は、あちこちでやられている。脳が腐ってるのでないかとか、他人の人格を平気で否定するタレントのお話番組など、毎日垂れ流しである。見ると不愉快になるのでほとんど見ないので、比較しようないが彼女の発02 言よりもっと不快にさせる発言など、枚挙にいとまがない。

それにこれは、深夜のラジオ番組で録音放送である。内容の検討して削除するなどの対応が可能だったことを考えると、当然放送局にも責任があり、彼女と同レベルで問われてしかるべきだったと思われる。今回の倖田来未叩きは、未成年者の、弱い者や無抵抗者への”いじめ”と同質のものである。

ことの発端は、どうやら2ちゃんねるらしい。いい加減なことだ。弱い者バッシングの典型である。不特定の匿名諸氏に責任を求めるつもりはないが、こんなレベルのことがなぜこうも大きく騒がれるのだろう。

日本のワイド番組にみられる典型的な、興味本位の集団的共通認識の確認作業が作り出した騒ぎである。「そーですよね皆さん、こいつは悪いやつです」とたたみかける。

中国産農薬入りギョーザも同じことが言える。報道でみると彼らは思ったより、あるいは大騒ぎした当初より意外と、中国は衛生的にやっていたではないか。

こうした連中は叩くのが大好きなようである。食料の自給率だけでなく、調理そのものまでも輸入に依存していることの危険性や、日本の農業が疲弊していることなど報道しない。

わずかに、高齢化した農村の現状を述べる程度である。農業をここまでしたことを問わずに、「今さら自給できませんよね」などという発言するコメンテーターを見ると情けなくなる。

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こりゃ自給率論争にならんワ

2008-02-15 | 政治と金

今日の北海道新聞に、共産党の紙智子議員が輸入食品の検査体制を見直すように質問をしたとする記事があった。政府は人を増やしますということであるが、これは止めた方が良い。

検疫体制は今のままにしておくべきである。人員などを増やすと、さらなる輸55 入食品が増えるばかりである。そうするとまた、人を増やすことになる。

現在の検査体制で検査をできない製品は、輸入しなければ良いのである。検疫検査対象の製品を定率以上の検査をして、安全を確認したものを輸入すれ ば良いのである。検査できないものは、輸入しないこと!

その良い例が、アメリカのBSE検査の問題である。アメリカはやりたくないのである。個体を特定できない杜撰なアメリカのと畜場体制では、できないのである。こうしたものは輸入しなければ良いのである。

国内の生産者と同じルールで対応しなければ、日本の農民や製造業者はたま01ったものでない。日本では、全頭BSEの検査をやっている。やらないものは輸入しない!こんな単純な理屈がどうしてまかり通らないのだろう。

議員は、消費者の利益を追求するとしているが、検疫所に来た製品を無制限に輸入することが消費者の利益になる時代は、終わったのである。輸入食品が、高価になることで国内の農民や製造業者への依存度が高まる。

安ければ消費者が利益を得る時代は終わったとみるべきである。毒入りギョーザ事件は、食料の自給率を高める論争が起きる格好のチャンスと思っていたが、どうやらそれぞれがご都合主義で、選挙をにらんだ論争しかしないことで、”良い”輸入食品を求める話になってしまいそうである。

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アイヌへの謝罪はないのか

2008-02-14 | 政治と金

14_wo_australia_kevin_rudd_4 オーストラリアの若きケビン・ラッド首相が、アボリジニに謝罪した。白人たちは、オーストラリアの先住民のアボリジニから多くのものを奪った。

土地に限らず、姓名や文化や自由などを奪ったばかりでなく、強制収容所に送り込み白人教育を行ってきた。「失われた世代」に対する、はじめての公式謝罪であった。傍聴した多くのアボリジニは涙を流し、首相の謝罪を聞き入っていた。

「深い苦しみ、深い悲しみと損失」を与えたと述べ、何度も謝罪の言葉を連ねた、ケビン・ラッド首相の言葉は重かった。翻って日本はどうなのだろう。

北海道に追い込まれた、アイヌ民族を日本は「先住民族」と認めていない。古1_240559_1_9くは「征夷大将軍」は、侍の最高地位として、アイヌを東北から以北へと追 いやる仕事であった。この称号は、その後の日本の為政者の称号ともなった。今でもニッポリなどのアイヌの地名が沢山残っている。

ほんの10年ほど前までは「旧土人保護法」で縛られていたアイヌ人は、シャモ(日本人・倭人)からどんなことを受けてきただろうか。文字を奪い文化を否定し、土地を奪って追い出したのである。

シャクシャインの戦いを知ったのは、成人になってからである。歴史では全く教えてもらえなかった。ほぼ同時期に発生した、島原の乱は教科書にあったが、卑怯にも奸計で鎮めたシャクシャインの戦いは、神の国日本のナショナリズムに反するのであろう。

わずか3カ月程の数千人の島原の乱に比べて、シャクシャインはほぼ30年北海道全域の部族を集め戦ったのである。乱の大きさは比較にならないものがある。これを歴史で教えようとはしなかったのでる。

友人のアイヌの人たちは、幼いころから差別を受け生きてきた。今では日本語しか話せないし、日本名しか持たない人たちばかりである。資産もほとんどない人たちが多い。

アイヌ人は数百年に及び、アボリジニに比較するのもおこがましいほどの、略奪と苦悩と悲しみを受けている。日本人は、もう悲しみさえ時間の中に消え去り、記憶さえ失い怒りを失ったことを良いことに、アイヌ人に謝罪すらしようとしない。

ラッド首相を見習うべきでないのか。なぜか日本のマスコミは報道すらしようとはしない。

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環境保護の困難性

2008-02-13 | 政治と金

北海道、とりわけ道東でエゾシカが、異常とも思える頭数が増殖している。かつては、北海道全域に生息していて冬になると、道080202syuku東のエゾシカは道央に集まったものである。(写真は根室市、温根沼50頭近くいる)

彼らの移動を切断したのが、人が作った道路網であり農地である。移動できずに、冬になっても道東にいる。知床では、テレビなどの映像で見ると100頭単位の群になっているようである。

温暖化が、かつては雪に覆われていた笹などが捕食できるようになり、彼らの冬の餌が増えたこともある。天敵のエゾオオカミが絶滅したことも大きな要因である。

平地でも、エゾシカが増えてきている。道東は酪農地帯である。牧草地は、永年草(毎年作付しない)である。少し暖かくなったり、雪が見えなくなるといつで も餌を確保できる。

人が"かわいい”野生動物としてみていることも、大きな要因である。知床や野付半島で、ハンターたちに依頼して人為的に間引いても大きな影響はない。ハンターも一般人の冷たい目線を気にしながらの作業である。

平地でも冬になると、平気で50頭ほどの群れになっていたりする。エゾシカ080207_1syukuは、ハンターたちに追われるまでもなく、鳥獣保護区へ逃げる。

鳥獣保護区は、例外なく貴重な自然が残されている、数少ない場所である。その多くが景勝の地でもある。エゾシカたちは、此処の下草を丸坊主にするばかりでなく、木の幹を皮を剥いでしまう。樹皮を向かれた木は、やがて枯れてしまう。

樹皮をシカの頭の高さに剥がれた木々は、遠目にはマーキングされた電柱のようでもある。鳥獣保護区は、危機的状態にある。もちろん、牧草地を所有する酪農家も困っている。

エゾシカを守ることが、環境保護にはならない。環境破壊になるの。それも、長年の人間社会の開発による結果である。増えたエゾシカには罪はないが、適正な頭数にしなければならない。

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そりゃなくならないサ

2008-02-11 | 政治と金

また沖縄で米兵による女性暴行事件が起きた。今回は中学生である。昨年検挙された、米兵は46名もいたそうである。米兵による暴行事件は絶えることがない。なぜなくならないのか?

彼らには、世界の警察官としての自負心と優越感が、根底にある。経験の浅い若い米兵たちは、戦場に送られる恐怖とが交差し、属国の日本人を見下す意識が起こす暴力事件である。

Soldieralone日本が、戦後('45年)15年経って日米安保条約を改定する('60)ことで、この国は軍事的にも経済的にもアメリカの属国になってしまったのである。

それは選択であり、功罪の半ばする選択でもあった。このことで、保守自民党は政策的な目的を明確にして、経済成長を遂げた。日本人としての、多くのものを失ったが、経済成長は 成し遂げた。あまり評価はしたくないが、明確な目的として選択されたものであった。

バブルがはじけ、東欧諸国が崩壊してすでに10年を過ぎた。アメリカが超大国として、覇権を握った時期が終焉しようとしている。世界各地で、アメリカ抜きの経済活動や交流が、活発になされるようになってきた。

いま日本は、新たな選択をしなければならない時期にさしかかってきているA_girl_stands_by_as_a_us_soldier_on。ところが現政権は、アメリカに今まで以上に寄り添い、新たな選択すらやろうとしない。

アメリカは、日本を同盟国ではなく属国として扱っている。日本の家畜のために、栽培していますと言っていたトウモロコシはすでに、自国のエネルギー政策に振り向けている。

世界最貧国の北朝鮮の核開発を阻止するためには、あれほど日本が頼み込んでいた"拉致"など、バッサリと切り捨ててしまうのである。このくらいのことをやっても、日本はシッポ振ってついてくるとタカをくくっているのである。

現に、岩国市民はそれでもいいから来てくださいと、米軍空母基地を受け入れたいと、市長選で表明した。

米兵の暴力事件が絶えないのも、個人的な若い米兵の資質問題ではないのだ。彼らは、これくらいしても属国の日本はついてくるし、”おもいやり”などはずすことはないと思っているのである。

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そりゃ金が欲しいからサ

2008-02-10 | アメリカ

注目の岩国市長選挙で、自民・公明推薦の福田良彦氏が当選した。この選挙は、アメリカ空母艦載機の基地移転を巡る選挙であった。

その中身は、政府が大量の補助金を出すことで、疲弊する地方の財政を良いことにアメリカ軍の基地化を目論むか、あるいは自立を目指すかの戦いであった。

アメリカ軍の受け入れを、全身を張って2期にわたり阻止してきた井原氏の敗北は、岩国だけのものではない。地方が、自らの手で生き延びるチャンスを拒否したのである。

アメリカ軍の受け入れで、市の財政は一時的に潤うかもしれないが、そのことPhoto がやがて自らの自立した産業の育成や、国家体制への迎合を招くことになる。

国の示す合併を拒否した、福島県矢祭町がいい例である。矢祭町では、町議を半分以下にしたばかりか、年休ではなく日当にした。その他、図書館の本を全国に募ったり、様々な産業の育成や福祉活動は以前に増す状況である。

岩国氏は、結局は金が欲しかったのである。四国のどこかで、核廃棄物処理の調査受け入れを町長が受け入れたが、町民に総すかんをくらって敗北した。

こうした気骨さえも、疲弊した地方は失いつつある。岩国は一時的な財政の潤いと引き換えに、自らの生きる道を断ったのかと思える。

アメリカ軍が居座ることで、市民の日常生活の不安は増すことになり、風紀は乱れる。若い女性がいつも犠牲になり、治外法権でうやむやになる。

アメリカに従属することで日本は経済発展したが、バブル崩壊の15年経過しアメリカが失墜しつつあり、中国やインドにシフトする翻意がこの国の為政者には見て取れないのである。

岩国市長選挙は、この国が自らの行く末を見て取れなくなった、象徴的な選挙であるといえる。

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安くて良いものはない

2008-02-08 | 政治と金

中国産の農薬入り”ギョーザ”が、日本の食の安全と、自給に投げた問題は小さくない。ここまで来て始めて気がついたのかと思いたいが、土地から離れたのが、常態の都会人にはわからないだろう。

安価な商品を求めて、日本は海外に商品を求める。食料もそうである。1962Sisido年の食糧基本法は、「農家にも都会並みの所得を」がうたい文句であった。が、実態は農業者の所得を上げることができず、都会へと送りこむ結果になった。

農業者の所得は、極端に抑え込まれ、海外の安価な農業労働者の生産する、農産物が日本の食卓を占拠し始めたのである。

日本は高度経済成長時期に、生産性の上がらない農業・食料を一般商品と同等に市場経済に委ねたのである。価格で評価された商品に、「安全」を求めるのはいささか虫のいい話である。

「安全」なものが「安価」であるはずがない。生産者は、安価を求められると安Syuku全を犠牲にする。当然である。

さらに、この2年間のオーストラリアがいい例である。干ばつで、輸出する小麦がなくなったのである。彼らは、食べるに困るほどの量を生産できなかったのではない。輸出する余力がないだけである。

オーストラリアが国内消費を優先しただけである。讃岐うどんが生産に困っているらしい。輸入物でつくるのが"讃岐"うどんとは、偽装とも思えるが、食料は安全という""とともに"”も確保されなければならない。

日本はこれらの双方を無視して、食料を市場原理というモンスターの前に投げ出し、壊滅させようとしているのである。安価で安全な物などない。

安価なギョーザを中国の安価な労働力で生産できるのも、彼らの労働力が安価なうちだけである。経済成長をして、輸送コストが嵩むようになるとそれもかなわぬことでもある。

さらに、長距離の輸送がもたらす温暖化効果も無視できない時代になっている。食料の自給率を下げることが、輸入した食料を廃棄しながらダイエットに励む、この国をいびつな国家に仕立て上げたのである。

食糧を自給できない国家は独立国家ではない。安価の中に安全は存在しない。

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KYで当たり前だろ

2008-02-06 | 政治と金

解読不能な言葉を作り出すのは、日本語の特性である。大和言葉に中国文字(漢字)を当てはめた、よく言えば柔軟な文化、悪く言えば主体性のない文化を言葉の中の持っている。

最近はKYが「空気読めない」という、流行語になるのかよく解らない言葉、言い回しが盛んに見受けられる。ローマ字にするところが、何とも女子高校生らしいが、使われ方を見ると情けなくもある。

KYは、周辺で起きていることを無視することのように思える。周辺に気を配れ55ということかと思うと、そうでもないらしい。誰かが、主体的なあるいは独創的な意見や行動をすることを揶揄することのようである。

大衆に埋没しろと言うことであろう。獣医師の実習生が来るが、彼らを見ているととても優しく従順である。教える方が厳しくできないほど、こちらの意見を良く聞いてくれる。

主体性が無く、反骨精神に欠け、独創的な発想も少なく、いつも周辺を気にする若者たち。KYからはそのような姿が浮かび上がる。

若者文化にもこの国は弱い。「それは古い」が、良くないこととほぼ同義語で語られる。古いことを誇りに思い、周辺に気配りしない独創的なことを「温故知新」というが、それを認めないようである。

政治の世界でも、KYと呼ばれてマスコミに非難されることもある。指摘された政治家は、懸命に空気を読もうとする。私はKYですと、主張する者はいない。何かおかしなKYなマスコミ報道である。

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そりゃその場しのぎの言い訳だ

2008-02-04 | 政治と金

政府・自民党は「暫定税率」の堅持になりふり構わない理屈を並べている。古賀選挙対策委員長などは、道路族と言われて誇りに思う、などと本音を漏らしている。彼らは、道路利権を失いたくないだけなのである。

福田首相などは、地球環境が主題になるサミットを、日本で開く今年に石油など安くできない。日本のガソリンは決して高くないと主張し、暫定税率をなくすと石油がふんだんに消費されて、環境悪化になるというのである。

3m_vehicles_is_good_and_bad_news01以前からの主張なら解らなくもないが、唐突な論理を真顔で主張するのである。本気でこんなことを言っているのかと、耳を疑ったが彼らは真面目に主張しているのある。

それなら、15000キロも高速道路を造ることが、どれだけ環境悪化を起こしているか知っているのだろうか。道路を造る過程で、山河を破壊して巨大なコンクリートの橋を造り、土盛りのために山を削りその結果作られた道路の周辺と削られた山から失われた環境のことは、どう評価するのだろう。

地球温暖化だけが、環境破壊でない。原発が良い例である。原発はCO2を排泄しないだけである。建設の過程と維持・稼働とその後の、放射性物質の処分などを考えると、地球にも人にもやさしくないエネルギーであることがはっきりしている。

ガソリンの、暫定税率は即刻廃止するべきである。コメの減反政策も、同様Photoであったが毎年毎年、その年だけの暫定処置であった。そこには理念など無く 、政争の具としてやりくりされただけである。その結果農村も、農民も水田も疲弊する状況になっている。

ガソリンなどの、暫定税率は廃止して、それこそ自民党の主張するように、環境税を設ければいいのである。ところが、政争の具となった今は、自民党は「日本のガソリンは安くない。道路も必要だ」と譲らないし、野党も「ガソリンを安くする」ことを全面に出している以上、別の税にするなど及びもつかないのだろう。

理念のないやりとりばかりが、今日も国会で交わされている。結局は、道路族のために、この税金は維持されることになるのだろう。

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