発言がいつも唐突感のある河野太郎であるが、今回自民党総裁へ立候補するにあたって、裏金の返還などというやる気のない発言をしている。何処に又は誰に返還するの?
河野太郎は原発に徹底的に反対していたが、入閣以後「所轄外」と突っぱねて見解を示さないが実質賛成に翻意している。
突破力があるとの評であるが、単に自己主張しかしないで、他人の言うことを聞かないというに過ぎない。ワクチントラブルについても然り、マイナンバーの健康保険の人質についても然り、記者会見での「次どうぞ」と返答を拒否する対応についても然りである。父、祖父の見識の深さなど微塵も継いでいない傲慢さである。世襲議員のみこしにのったお坊ちゃまは何時も御乱心である。
このふいと思い付きで河野太郎が言った、「裏金は返せばよい」発言したが、その中身のなさ、浮薄な発言は突っ込まれているが、所詮こんな程度の人物が総裁選に出るのである。
「万引きして、盗んだ物を店に返したから無罪放免という話ではない」とは、玉木雄一郎の言葉である。結局自民党内でも、裏金に対する決着がついていないという認識を露呈した、河野発言である。
高額者を3名を起訴しただけの東京地検の姿勢も問題があるが、自民党は安倍派5人衆と塩谷立だけをゆるゆるの、党員資格停止程度のことをしたに過ぎない。実態解明も、申告制では何もしていないに等しい。こんな政党が声援を担うための総裁選挙をする。
国民目線では、何にでも使われた金が課税されないことへの不満など、一時高まった裏金の鎮静を見計らっての、自民党総裁選が行われようとしている。
裏金議員の投票権と推薦権を剥奪せよ