妻が買ってきた「じゃらん11月号」は、「日帰り温泉&道の駅グルメ特集」だった。
それに付いてきたのが、由仁町の「ユンニの湯」の半額クーポン!
「ユンニの湯」には、もう15年くらい前に行ったきりだったのだが、非常に印象の良い温泉だった。
なので、今回このクーポンを活用し、久々に訪問させていただくことに。
夫妻でそこを訪れたのは、先日の日曜日。
自宅からレガシィ2.0i(5MT)を走らせること約1時間。11時57分にそこに到着。
ちょうどお昼どきだったので、まずは腹ごしらえ。
館内の「軽食コーナー」のカウンターに、我々夫妻は着席。
妻の注文は「牛カルビ丼」(税込650円)+「ふっくら肉厚メンチカツ」(税込150円)だった。
そして麺喰いの私は、「もつ煮ラーメン」(税込700円)を、チョイスした。
呼び出し札を渡されて、待つこと約12分。
こちらが、妻オーダーの、「牛カルビ丼」+「ふっくら肉厚メンチカツ」である。
妻曰く、「牛カルビ丼」は非常に美味しかったが、「メンチカツ」は、まあフツーだったとのことである。
そして、私オーダーの、「もつ煮ラーメン」!
そのルックスが、すでに「本格派っぽさ」を醸し出しているのが、おわかりでありましょう。
麺は中太の、私好みな、典型的なサッポロ系!
茹で加減もあんばい良く、のっけから好印象である。
まろやか系濃厚味噌スープは、ニンニク・生姜・糸唐辛子の香味野菜がしっかりと効いており、まさにラーメン専門店顔負けのお味じゃありませんか!
加えて、じつに柔らかい大ぶりのホルモンが、ザックザクとプリインストール!
白菜等の野菜もたっぷりで、栄養バランスにも優れ、私の健康と美容に資する。
そして12時36分に、丼の底まで、完食。
この「もつ煮ラーメン」、本当に旨かった。
「温泉に入らないで、このラーメンだけを喰いにくるのもアリ」かと、思わせるぐらいの水準である。
とはいえ、やはり(半額とはいえ)入館料を支払っているのだから、温泉に入らずに帰るワケにはいきますまい。
12時42分に、私は男湯へ。
そのコーヒー色というかアンバーなお湯は、本当につるつるすべすべで、私のお肌の表面もなめらかな輝きを取り戻した。
じつに、この温泉は、イイ!
お食事のリーズナブルさ&旨さもさることながら、やはりその泉質が、この「ユンニの湯」の人気の秘密なのでしょう。
いやあ、満足、まんぞく!
13時半に、私は温泉から上がった。
風呂上りにいただく生ビールが極上なことは、分かりきっていることではあるのだが・・・
ドライバーである私は、とりあえず、「天然のアイソトニック飲料」である「牛乳」で、ノドを潤す。
そんな私の気持ちをおもんぱかってか、妻も本日は「生ビール」を注文せず、「水」で我慢してくれたのだった。
13時52分。
帰宅しようと表に出ると、なんと出入り口横で、焼き鳥を炭火焼きしているではありませんか!
それはけっこう大ぶりで、しかも1本100円とのこと。
「まるで三笠の道の駅のやきとりみたいですネ!」と、焼き手のお兄さんに話しかけると、彼は「よく言われるんですヨ」とはにかみながら答えたのだった。
とりあえす4本購入し、車中で妻と2本ずつ、いただいた。
肉厚で、ぷりぷりで、んまかった♪
帰宅する道すがら。
時間的余裕があったので、長沼町の「Cafeインカルシ」で、お茶にすることに。
14時18分に入店。
我々夫妻は、ともに「インカルシ ブレンドコーヒー」(税込500円)をオーダー。
とても落ち着いた雰囲気の、心やすらぐカフェである。
また、そこからの眺望が、また素晴らしい。
オーナー女性によると、天候に恵まれた日は、樽前山・恵庭岳・藻岩山・三角山・手稲山を望むことができるのだそうだ。
赤い色の薪ストーブが、これまたクラシカルで、このお店の安らぎ空間を演出してくれる。
お水をひとくちいただくと、そこにはほのかにレモンがかほる。
深く瑞々しい味わいのコーヒーには、デフォルトでクッキーが付いてくる。
上質でゆったりとした午後のまどろみに身を任せ、時間の流れ方までもスロウに感じられる。
じつに、充実したひとときであった。
サタデイ・アフタヌーンは、妻との協議が調い、「らーめん吉山商店」でのランチ。
11時23分に、首尾よくお店の前に、レガシィ2.0i(5MT)をパークさせた。
ちなみに、おすすめの1位は「焙煎ごまみそらーめん」。
2位は「しょうゆらーめん」。
3位は「焙煎辛みそらーめん」とのことである。
11時24分に入店したが、すでに店内は満席状態。
中待合で待っている間に、メニューを渡される。
私が注文したのは、これまで未食の、数量限定品「豚骨白湯しお」(税込780円)である。
そして11時28分。
ほどなく、カウンター席に着席することができた。
ご注文の「豚骨白湯しお」が目前に置かれたのは、11時30分であった。
いつもながらの、スムースなオペレーションに、感激である。
サッポロラーメンの王道を行く、森住製麺の黄色い中太ちぢれ麺!
ぴちぴちとして、さらにもっちりの、実にグラマラスな味わいである。
豚骨エキスが濃厚かつまろやかに抽出された、その塩スープは、そこはかとなく焙煎風味。
のびやかでしなやかなメンマは、スレンダーで手厳しい女性の脚のように、私を叱りながら誘惑する。
ほろりと崩れるバラチャーシューは、近年のトレンドどおり、2枚入り!
開口部の小さな丼は、スープが冷めづらいという、メリットを持っている。
丼の底に沈殿しているひき肉を救出するため、スープは完飲する必要に迫られる。
また、塩ラーメンに乗っているのを時折見かける「梅干」だが、私は最後に食べることに決めている。
11時43分。梅干のタネを除き、完食である。
しばらくぶりで食した「吉山商店」のラーメンだったが、やはり比類なき安定感のある旨さであった。
年内に、あと1回ぐらい、食してみたい
スーパーの試食で美味しかった、ニッポンハムの「チキチキボーン 辛マヨチキン風味」が、その日のおかず。
この製品。「チキチキボーン総選挙」の1位を獲得したとのこと。
チキチキボーンが総選挙を行っていたことを、私はこの製品を購入して、初めて知った(^^;
調理法は、「オーブントースター調理」「フライパン調理」「電子レンジ調理」「フライ調理」の4パターンある。
私の場合。
①フライパンにオリーブオイルを熱し、ピーマンを焼く。
②焼けたピーマンを取りだし、そこにこの「チキチキボーン」を投入し、3分間弱火で温める。
・・・という手法で調理した。
さて、この「チキチキボーン 辛マヨチキン風味」。
しっかりとピリ辛で、しかもマヨネーズ風味がまろやかで、おかずというよりはビールのつまみに、ど真ん中のストライクじゃありませんか!
12月末までの期間限定という、この製品。是非、また買おう。
晩秋の気弱な日差しの中。
私は一念発起して、レガシィ2.0i(5MT)を、洗車することを決断した。
自らの手で洗車するのは、「悲劇に見舞われた8月27日」以来のことである。
今回は、洗車に加え、「撥水ガラスコート」「ヘッドライトリフレッシュ」「ワックス掛け」も断行することに。
先日の教訓として、「ブラシ式自動洗車機」は2度と使わないことに決めたので、「シャワー式コイン洗車場」にて、洗車。
選択したコースは、水洗車(5分300円)。
私見では、これが最も使いやすく、CPに優れていると思う。
シャンプー洗車にしろ、超撥水洗車にしろ、洗剤をうまくすすぎ切れなかったりして、失敗することが多いのだ。
「高圧の水オンリー」の方が、しっかりと「洗いたいところを洗いきれる」と、私は信じて疑わない。
11時56分に洗車を開始した。
マイレガシィのサブトランクに積んであるのは、「セーム皮」と「ぬりぬりガラコ」。
オレンジのパッケージのセーム皮は「ボディ拭き上げ用」。
そしてブルーのパッケージの方は「ウインドウ拭き上げ用」と、使い分けている。
12時25分に、全体の洗車&拭き上げを終えた。
そしてしかる後に、サイドウインドウ&サイドミラーの、「ぬりぬりガラコ加工」である。
これで、雨の日も水滴がビュンビュン飛んで行って、左右の良好な視界≒安全確保に資する。
私の場合、この手の撥水加工剤は、フロント&リヤウインドウには、使わない。
なぜなら、かなり上手く加工しないと、どうしても妙なギラギラが残ってしまい、特に雨の夜の日などは、対向車のヘッドライトが乱反射して、あんばいよろしくないからだ。
なので私は、フロント&リヤウインドウは、シリコートワイパーに任せることに決めている。
そして12時44分。
お次は「ヘッドライトリフレッシュ」である。
まずは「ベースクリーナー」で黄ばみと曇りを除去し、
仕上げに「ハードトップコート」を、付属のスポンジで塗り上げる。
そのようにして、マイレガシィは、よどみのない「ホーク・アイ」を、取り戻した。
ちなみに、上の写真の、運転席側ライトが「施工前」で、助手席側ライトが「施工後」である。
この写真ではわかりづらいかもしれないが、この「ヘッドライトリフレッシュ」という製品の効果は、確かなモノである。
そして12時56分。
最後の仕上げは、「カラーエボリューション」。
いわゆるひとつの「キズ消しワックス」なのだが、その効果があなどれない素晴らしいモノであることも、私は経験上知っている。
おととし購入したこの製品だが、今回のワックスがけで、とうとう使い切ってしまった。
使い方は、至極簡単。
キズの目立つところに塗って、乾かして、付属のクロスで拭きあげるだけでOKなのだ。
13時18分に、セルフ洗車フルコースの、完了!
やはりクルマがキレイになると、実に気分の良いものだ。
もっともっと、このレガシィ2.0i(5MT)に乗り続けていたいとの想いが、強く湧き出してきた。
しかしながら・・・
齢12歳となる2005年式BPレガシィ。
洗車で発見してしまうのが、様々な部分の老化である。
まずは、運転席側サイドシルの、塗装の剥がれ。
ココは、おととし、DIYで修復した部分だったのだが・・・
そして今回初めて発見したのが、運転席側フォグランプ下の、塗装の剥がれ(^^;
そして極めつけは、ルーフ上の錆である(涙)
2010年1月の「大雪の爪あと」が、恨めしい・・・
さて、話は変わりますが、ここで10月15日~11月7日の間の燃費報告です。
この間、定山渓温泉までの中距離ドライブもあったのですが、走行抵抗の多いスタッドレスタイヤを履いていたがゆえか、燃費計数値は12.1km/Lと、あまり伸びず。
満タン法でも、本年4月以降最悪の、627.8km÷55.92L≒11.2km/Lに留まりました。
ああ、これから。寒くて、雪が降り、しかも路面が滑ってデンジャラスな、冬が来るのか・・・
はやく、春にならないかなァ。
私が最も愛するラーメン屋さんである、「らーめん優月」。
LINEでお友達登録させていただいているのは、コモンセンスである。
そして今回。
「エスカレーラーメンをご注文のお客様 チーズのトッピングのサービス」なる、魅惑のクーポンが配信された。
コレを、活用しないワケには、いきますまい。
その日私は、11時の開店ジャストに、そこに入店。
首尾よくカウンター席に着席し、当然ながらスマホクーポンを提示し、「エス・カレーらーめん チーズトッピング」(税込850円)を、オーダーしたのだった。
カウンター上の壁に目をやると、道内TV局関係者のサインが、数枚。
HTBの「森さやか」アナ、同「村上亜希子」アナ、STVの「福永俊介」アナ、お笑い芸人の「しろっぷ」、イチオシモーニングでおなじみの「カイミ」君・・・そうそうたるメンバーである。
そして11時08分。
それはリーズナブルな待ち時間で、目前に供された。
スープの紅に、ネギの緑と卵の黄身が織りなす、シグナル・カラーが、美しい。
いつもながら素晴らしい、さがみ屋の中太縮れ麺!
まさに私の理想を具現化した、もっちりぷりぷりの麺に、恋心すら覚える。
そして、今回のスペシャルゲストである、とろけるチーズ。
スープの熱で溶かしたそれを、麺に絡ませてぞぞーっと啜ると、そのクリーミィさとエスニカルなカレースープがまさに融合し、昇天しそうなくらい、ウマい!
決して激辛ではなく、華やかな味わいのカレースープが、これまた絶品。
後味にそこはかとなく残るまろやかな甘みは、むかしおばあちゃんが作ってくれた「ホッキカレー」を、思い出させてくれた。
そこで私は店主さんに「このスープの出汁はホッキから取っていますね?」と尋ねたところ、「ホッキではなく、ムール貝を使っています」との返答を得た。
なるほど、このイイ感じの甘みは、やはり「貝」だったのだ。
今後の私の自作ラーメン作りの参考にしたいと、むくむくとモチベーションが沸いてきた。
メンマにはしっかりと味が沁みこみ、それでいて適正な歯応え。
久保純子さんのファンの方には怒られるかもしれないが、私は久保純子さんのように素晴らしいメンマだと、表現したい。
「味の沁みた煮卵」ではなく、いわゆる「普通のゆで卵」だが、これとカレースープとの相性の良さは、言わずもがなでありましょう。
大き目で厚めの巻バラチャーシューは、嬉しい2枚入り!
脂身と肉身のバランスに優れており、とろけるようなウマさでありながらも、そこにはしっかりと歯応えを残している。
そして11時20分。
きわめてシアワセなランチタイムは、大団円を迎えた。
「優月」という優雅な店名とはややイメージを異にする、インパクトと個性あふれる、そのラーメン。
その独自性は、シトローエンのクルマにも相通じるものがあると、私は勝手に思う。
「らーめん優月」、私のイチオシです(^^)
’80年代にTBS系で放送されていた、ピーター・バラカン氏司会の「ザ・ポッパーズMTV」で観たビデオ・クリップをきっかけに、好きになったアーティストのうちの一組。
それが、「イギリスのドリカム」と呼ばれている「スウィング・アウト・シスター」である。
・・・スウィング・アウト・シスターのデビューは1985年で、ドリカムの登場より4年早いので、正確には「ドリカムが日本のスウィング・アウト・シスターである」と言ったほうが、正解かもしれない。
デビュー当初は「男性2人+女性1人のトリオ」だったのが、現在は「男性と女性のペア」になっているという点まで、両グループは、似ている。
「Breakout」の華やかなサウンドと、Corinne Dreweryの瑞々しいヴォーカルが私のハートを捉え、当時札幌にあった「CISCO」という輸入盤専門店で購入したのが ”it's better to travel”のCDだった。
その都会的で洒落たサウンドは、リリースから30年を過ぎた現在でも、まったく色褪せていない。
ドリカムが好きなアナタに、このアルバムを一聴されることを、是非オススメしたい。
”it's better to travel”、名盤です。
先日三笠の道の駅で購入した、「ポップコーンの原料豆」。
「フタをしたフライパンで熱してシャカシャカ振る」の一般的な作り方だと思うが、妻が「ひょっとしたら電子レンジでも出来るんじゃない?」と助言してくれた。
なので、試してみることに。
耐熱容器にポップコーン豆を適量入れ、ラップでしっかりフタをする。
そして、600Wで、3分ほど加熱する。
作る手順は、これだけである。
ポップコーンが出来あがったら、アツアツのそれをビニール袋等に入れて、味付け調味料と共に混ぜるのだ。
味付けは「塩・コショウ」「カレーパウダー」「昆布茶」等いろいろバリエーションは考えられるが、今回はシンプルに「バターのみ」とした。
さて、レンジで熱したポップコーンは、ご覧のとおり、ほとんど焦げ付かず、見事に出来あがった。
フライパン調理だと、腕が疲れる上に、焦げ付かせてしまうこともままあることだ。
ひるがえって、このレンジ調理の場合は、レンジに入れたらただ待つだけの、イージークッキングである。
また、はじけ残った豆を1分くらい再加熱することで、あますことなくいただけるのも、見逃せないアドヴァンテージ。
ポップコーン豆は、レンジ調理に限る。
またひとつ賢くなった、五十路の私なのだった。
ノートNISMOに乗らせていただいた後。
「100%電気自動車」である新型リーフが目に留まってしまったので、申し訳ないが、こちらも試乗させていただくことに。
試乗車のグレードは、最上級の「G」(税込車両本体価格401万7600円)だった。
先代リーフが「ネコ科の動物のような表情」だったのに対し、この新型リーフは「目ヂカラの強い歌舞伎役者のようなマスク」である。
ボンネット先端のフタを開くと、「充電ポート」が姿を表す。
向かって左が「急速充電ポート」で、右が「普通充電ポート」なのだ。
ボンネットを開くと、「電気自動車」からイメージする独自感はほとんどなく、一見ではフツーのエンジン車のようである。
写真右側に積まれたバッテリーは、「システムの起動とエアコン以外の電子制御系(ナビやヘッドランプなど)」を担っているのだそうだ。
電気自動車ゆえに、リチウムイオン電池の冷却は、重要だ。
ホンダがF1で苦戦しているのも、ハイブリッドバッテリーの熱対策に苦慮しているからだと言われている。
ゆえに、リーフには、エンジンのクーラントにあたる水冷回路(写真右上のタンク)が組み込まれているのだ。
さて。今回も例によって、私と尾車氏が交代で、運転させていただいた。
履いていたシューズは、まだ夏タイヤだった。
215/50R17の「エナセーブ」である。
エナセーブ。私のレガシィにも履かせているが、これがなかなか良いタイヤなのだ。
インパネは、速度計がアナログ式ゆえか、見た目の先進感はあまり感じられない。
ルームミラーは、近年流行の、カメラ式「インテリジェント ルームミラー」である。
後席に人が乗っていたり、荷物をびっしり積んでいても、後方視界が確保できるという優れモノだ。
ただし、車内側からのDピラーはココに映らないので、ルームミラーに頼ってバックでパーキングする際には、違和感を感じる方もいるかもしれない。
そのような時は、スイッチひとつで、通常のルームミラーに切り替えることができる。
空調操作パネルは、慣れれば扱いやすそうだ。
また、前席ヒートシーターは、全グレードに標準装備である。
シフトレバーの扱いについては「事前学習が必要」だが、そのロジックは煩雑ではないので、オーナーになればすぐに慣れると思われる。
走らせると、まるで地下鉄をはしらせているが如くの、そのシームレスな加速感は、イコール快感である。
確かに、スロットルのみのワンペダルで、「発進から加速、そして完全停止」までをこなすことができるが、助手席の方が不快に感じない加減速で走るには、若干慣れというか時間を要するかもしれない。
とはいえ。ステアリングに曖昧な不感帯は無く、しっとりとしたいいフィールだ。
また、お腹に重量物のリチウムイオンバッテリーを積むゆえか、重心低く感じられ、乗り心地にもやはりしっとり感がある。
ラゲッジスペースの広さも申し分無しで、日常使いで不満が出ることはなさそう。
私個人としては、床面を開口部と面一にして、スペアタイヤを床下に装備してくれれば、スカーッと満点パパなのだが・・・
さて、やはり一番気になるのは、その「電費」でありましょう。
特に、冬期間の北海道。
吹雪くと、ヘッドライトON・ワイパーON・熱線デフォッガーON・デフロスターON・・・といった環境で、「電費」はどのようになるのか。
都市部であれば充電スポットもあるかもしれないが、広い北海道の地方部では、そうもいかない。
今後電気自動車が一般的になるには、やはり「電費」の技術的ブレークスルーが必要になると、私は気弱に思うのである。
とはいえ、この新型リーフ。
走らせて愉しいクルマであった。
今、色々な意味で逆風の吹いている日産だが、このリーフは、充電環境が整っているならば、「買い」ですネ。
スイフトスポーツに乗って気分が高揚した、我々取材班2名。
次に向かったのは、日産のお店だった。
ターゲットは「ノートNISMO」。
試乗させていただいたグレードは「NISMO」(FF/CVT:税込車両本体価格2,125,440円)である。
履くシューズは195/55R16と、この手のクルマにしては、割とハイトの高いタイヤである。
赤と黒のコントラストがシックな、NISMO専用トリコット地シート。
常時手に触れる部分がバックスキンとなった、D型ステアリング。
まさに、「精悍なブラックに鮮やかなレッドのアクセントが映えるインテリア」。
ルームミラーは、近年流行の、カメラ式「インテリジェント ルームミラー」である。
後席に人が乗っていたり、荷物をびっしり積んでいても、後方視界が確保できるという優れモノだ。
ただし、車内側からのDピラーはココに映らないので、ルームミラーに頼ってバックでパーキングする際には、違和感を感じる方もいるかもしれない。
そのような時は、スイッチひとつで、通常のルームミラーに切り替えることができる。
さて、走らせてみる。
「NISMO」というブランドイメージから想像するよりも、このクルマは、ずっと大人っぽくジェントルであった。
エンジンは1.2Lターボのなんと3気筒だが、事前にそうと知らなければ、このエンジンが3気筒だと言い当てることは、まず出来ないだろうと思われる。
実際、私も、帰宅してカタログを見てから、このエンジンが3気筒だったことを知った。
十分にトルクフルで、しかもスポーティーな回転フィールで、このクルマを俊敏かつ鷹揚に、走らせる。
固めの筋肉が路面を追従する感じの脚回りで、ステアリングインフォメーションも濃密。
まさに、大人のスポーツハッチである。
同じ日に乗った「スイフトスポーツ」が「やんちゃ系高校球児」だとするならば、この「ノートNISMO」は「ストイックな陸上系アスリート」といったイメージ。
まあ、試乗車がMTだったせいもあるかも知れないが、運転していて面白かったのは、個人的には圧倒的に「スイフトスポーツ」の方だったのは、事実ではある。
とはいえ、この「ノートNISMO」も、我々取材班のようなタイプのクルマ好きには、琴線に響くクルマであった。
200万円そこそこでこのようなクルマが買える日本市場は、捨てたものではない。
ホンダさん。こういうクルマを、作ってくれないかなァ・・・と、気弱に願う私なのであった。
新型シビック(FK型)に試乗させていただいた後。
我々取材班2名が向かったのは、スズキのお店だった。
ターゲットは、もちろん、最近リニューアルした「スイフトスポーツ(ZC型)」である。
試乗させていただいたのは、今や稀少な6MT車(FF:税込車両本体価格1,836,000円)だった。
試乗車のカラーは、イメージカラーである「チャンピオンイエロー」だったが、それはこのクルマに本当に良く似合っている。
いま、現状として、「黄色いクルマ」は、一般的には選ぶのを躊躇してしまうと思うのだが、このスイフトスポーツの場合は、積極的に黄色を選びたくなる。
この21世紀。黄色が似合うのは、このクルマ以外には、「ルノー・カングー」と「ホンダS660」くらいしか、私には思い当たらない。
そのシューズは、まだ夏タイヤだった。
195/45R17のそれは、ContiSportContact5の「スイフトスポーツ専用サイズ」とのことである。
黒を基調にしながらも、随所に赤が散りばめられたインテリアに、否が応にも血中濃度は高まる。
脳梗塞を起こさないように、心を落ち着かせて、エンジンに火を入れる。
3連ダイヤル式の空調コントロールは、手探り操作性抜群で、大いに私好み。
加えて、今や希少なMTの試乗車という点に、涙がちょちょぎれる。
クラッチミートにも気難しいところはなく、MT免許を持っている人なら、発進時に緊張する気遣いはないでありましょう。
走らせて嬉しいのが、その軽快感&ダイレクト感!
特に、車重の軽さ由来の俊敏な感じは、同社のアルトに一脈通じるモノがある。
エンジンをしっかり回して走れることの、歓び。
いわゆる「NVH」については、ほとんど配慮されていないと思われるこのクルマだが、運転しての愉しさは、群を抜いている。
それこそ、私が学生時代だった頃のシビックの立ち位置にあるのが、現代ではこのスイフトなのだと、強く思った。
カタログ上のJC08モード燃費は16.4km/Lのこのクルマだが、今回の試乗タイムにおいては、9.7km/Lに、とどまった。
まあ、調子に乗ってエンジンを回して走ったがゆえの、数字なのでありましょう。
あくまでも想像だが、普段使いであれば、リッター12kmは堅いと思われる。
カラーの「マルチインフォメーションディスプレイ」は、ドア毎の半ドア表示も兼ねている。
小さなお子さん・あるいはご老人のいるご家庭には、実用上便利でありましょう。
幅が3.5cmほど5ナンバー枠をはみ出し、3ナンバーとなった、スイフトスポーツ。
だが、それはまったく実用上のネガにはなっていない。
スイフトスポーツは、相変わらず、愉快痛快なクルマであった。
200万円以上する軽自動車を買うくらいなら、このクルマを買った方が、青春を延長できる。
肉体的には衰えたが、気持ちは青い果実である私は、そんなことを強く思ったのだった。
文化の日。
久々に、尾車氏と「試乗&カタログ収集の旅」に、出掛けた。
まず最初に立ち寄ったのは、ホンダのお店。
最近日本市場に再登場を遂げた、新型シビック(FK型)が、ターゲットである。
試乗させていただいたのは「HATCHBACK」(FF/CVT:税込車両本体価格2,800,440円)。
ちなみに、新型シビック・シリーズは、「HATCHBACK」がUK生産で、「SEDAN」は埼玉県寄居製作所産であるとのこと。
235/40R18の、ファットなシューズを履く、このクルマ。
ちなみに、この時季の札幌だけに、すでにスタッドレスタイヤ装着であった。
最新のクルマらしく、メーターはフル液晶のマルチインフォメーションメーター付きである。
また、英国生産ながらも、ウインカーレバーがステアリング右に配されているのは、日本人の私としては、嬉しいポイント。
この価格帯のクルマにしては、エアコンの温度調整が左右独立式でないのは、やや惜しいところか。
とはいえ。風量調整と温度調整が、手探り操作性に優れる「ダイヤル式」である点は、美点である。
また、パーキングブレーキは、最新のクルマらしく、電動式である。
さて、いよいよ走らせてみる。
ボンネットの両端が筋骨隆々に盛り上がっており、運転席からしっかり見えるので、前方方向の車両感覚は掴みやすい。
しかしながら、傾斜したCピラーゆえに、斜め後ろ方向は、死角多し。
バックでのパーキングには、慣れが必要と思われる。
また、室内の色調は全体的に暗いが、シックであるという言い方も、出来なくはない。
ステアリングは直進方向にずっしりと据わっているが、それは電動パワステのセッティング由来のような、若干の化学調味料感を感じる。
とはいえ、重厚でしっとりとしたライドフィールというか脚回りは、なかなかの上質感。
また、1.5リッターVTECターボエンジンは、低音の効いた排気音を響かせながら、このクルマを痛痒なく走らせる。
カタログ上のJC08モード燃費も、18.0km/Lと、決して悪くない。
まあ、このUK生産の「HATCHBACK」については、ハイオクガス仕様なので、その辺は実際に購入する際には、一応チェックしておくべきポイントかもしれないが・・・
さて、日本再登場の、このシビック。
デザインについては人それぞれ好みもあるだろうが、運転すると「重厚かつ上質なクルマ」であった。
だがしかし。
問題は、日本の一般ユーザーが、シビックというブランドにそれを求めているのか?・・・という点かもしれない。
帰宅後の、夫婦の会話。
妻「今日は何のクルマに乗ってきたの?」
私「シビックだよ。」
妻「へぇー。シビックって、今、いくらするの?」
私「税込280万円くらいだよ」
妻「ひょえぇーっ!シビックって、昔は免許取りたての若者が乗るクルマだったけど、今はそんなことになってるの!」
私「とりあえず、今のシビックは、学生さんが乗るクルマじゃなくなったみたいだネ・・・」
インプレッサ・スポーツの「1.6i-L EyeSight(FF)」が、税込1,944,000円。
そして、VWゴルフの「TSI Trendline(FF)」が、税込2,499,000円。
そこにこの新型シビックが、この価格で喰い込めるとは、到底思えない。
新型シビック。内容は悪くないのだが、いかんせん価格が高すぎる。
現在のF1活動もそうだが、クルマの販売戦略においても、「現在のホンダは迷走している」というのが、私の正直な感想だ。ご、御免。
本日は、妻&次女と、定山渓温泉に行ってきた。
9時24分に、自宅を出発。
レガシィ2.0i(5MT)を走らせること、約1時間半。
「定山渓第一寶亭留 翠山亭」に到着したのは、10時58分であった。
ここで、日帰り温泉を愉しむのだ
そして11時06分。
「お食事付きご入浴プラン」(お一人様/税別2,300円)を活用し、まずは「炭火食事処 桑乃木」で、ランチ。
紅葉のピークは若干過ぎてしまったが、そこからの眺めは、実に風光明媚である。
妻と私の選んだランチは「天婦羅セイロそば」。
冷たい蕎麦は2種類から選べ、我々夫妻はともに「田舎蕎麦」をチョイス。
その豪華ランチが我々の目前に運ばれてきたのは、11時26分だった。
おそばは、そば粉100%の、十割そば!
そそりたつ天婦羅の山には、なんと海老が3本!
鶏せいろには、ゆず胡椒が添えられて、刺激&風味を雅にアシストする。
そして11時45分。
お茶が、ちょうど食事が終わったタイミングで、供された。
その木製の湯呑みの軽さが、実に印象的である。
ちなみに、次女チョイスのランチは、「本日の炭火焼定食(肉)」で、この日のお肉は鶏肉だった模様。
これまた豪華御膳で、次女が喰いきれなかった分を我々夫妻がシェアしていただいたことは、いうまでもない。
今回のプランとは別だが、「お品書き」の内容も、実に興味深かった。
特に「桑乃木名物利尻昆布プリンセット」には、大いにそそられる。
大満足のランチの後。
ほぼ12時ジャストに、館内の温泉へ。
この日のこの時間帯は、「飛泉湯」が男湯であった。
野趣あふれる内風呂&外風呂。
檜のかほりがすぅーっと鼻腔を撫で、肉体が内側からも外側からも、ほっこりと癒される。
また、洗い場に「馬油のシャンプー&トリートメント」が備え付けられているのも、見逃せないチャームポイント。
ああ、なんという贅沢なひとときなのでしょう!
そして13時。
「日帰り休憩処」にて、妻子が上がって来るのを、ソファーに座って、大五郎のようにじっと待つ。
口さみしくなったので、自販機で「アンバサ」を購入して、喉を潤した。
そして、13時半少し前に、我々3名は、この素晴らしい施設を後にした。
この、「定山渓第一寶亭留 翠山亭」。
ここは、支払った価格相応か、それ以上の満足感を、私に与えてくれた。
嗚呼、いつの日か。ここに、泊まってみたい・・・!
犬のくせに、寒がりな、ここ最近のチャロ君。
ここ数日。晩秋の弱気な日差しを浴びて、ひなたぼっこするのが日課となっているようだ。
9歳≒人間年齢52歳という壮年期の彼なので、やはりあちこちが冷えてくるのでありましょう。
さて、本日。
妻の発案により、約2ヶ月ぶりに、彼をトリミングに連れて行った。
ポイントカードが満タンになったので、10%割引の恩恵を受けることができたのが、喜ばしい。
今回のトリミング記念バンダナは、「R&B」である。
お気に入りのソファーの上で、まったりと過ごす彼。
こうしてみると、やっぱ、オジサンになったかなぁ・・・(^^;
普段の行動それ自体は、相変わらずコドモっぽいんだけどネ
吉田拓郎氏が作曲者として他のシンガーに提供した曲は数あるが、私が一番好きなのは、「銀河系まで飛んでいけ!」である。
この楽曲は大ヒット曲にはならなかったものの、複数組のシンガーがカバーし、スマッシュヒットとなっている。
私と同じような年代の方ならば、「あっ、この曲聴いたことある!」と、ポンと膝を打ってくれることでありましょう。
キャンディーズは1977年に、アルバムの中の1曲として、これを収録した。
この曲は非常に音域が広く、当時21~22歳だったキャンディーズには、「夜空に旅立つ銀の船」の部分の歌唱が、音域が低すぎて苦しそうだ。
一説によると、拓郎氏は、キャンディーズのみなさんに歌唱指導する時間を取りたくて、あえてこの曲を「歌うのが難しい曲」にしたとの、噂である。
梓みちよさんは、その翌年1978年1月に、それをカバーしてシングル・カット。
当時34歳の彼女だが、さすがの貫禄というか、さらりとこの難しい楽曲を歌いこなしている。
中原理恵さんは1983年9月に、これをシングル曲として発売。
私調べでは、当時彼女は25歳だったと思われるが、その歌唱力とお色気には、脱帽だ。
ちなみに、「東京ららばい」を歌っていたのは20歳の時だったようだが、私の長女が今同じ年齢であるとは、まさに信じがたい。当時の20歳が大人びていたのか、現在の20歳がコドモっぽいのか・・・果たして、どちらなのだろう。
そしてこちらは、拓郎氏自作の、デモ・テープである。
氏は、人に曲を提供する際は、必ず多重録音のデモテープを作って、現場に渡していたという。
そのような貴重な音源を、部外者である我々が、聴くことが出来る時代が来るとは・・・
この、IT時代に、感謝である。
「スバル全車種無資格検査」の文字が躍る、10月28日(土)の新聞。
「ああ、スバルよ、お前もか・・・」と私は絶望的な気分になりながら、その記事に目を通した。
新聞によると、「一定の教育と訓練を受けた従業員に実地で経験を積ませる仕組みで、習熟した無資格者は1人で作業し、正規検査員が無資格者にはんこを貸し、記録書類に押印させていた」とのこと。この習慣は、過去30年以上に渡り行われていたという。
さて。ここからは、私の個人的見解である。
この30年間で販売されたスバル車の品質に、不満を持っているスバルユーザーは、そのうち何パーセントくらいいるだろう。
私のBPレガシィは、もうすぐ購入12年を迎える。
そして、過去に乗ったホンダ・マツダ・スズキのどのメーカーのクルマよりも、スバル車の信頼感と耐久性は群を抜いて素晴らしく、「次に乗るクルマも、輸入車を除けばスバルしかない」というのが、私と妻の一致した意見である。
スバルの検査のやり方は、法令手続き上には瑕疵があったのかもしれないが、実質的には「経験を積ませて次世代の検査員を育てる」という大義があったのだろうと、想像する。
「販売後に車検を通したクルマ」はリコールの対象になっていないことから、今回のリコールは「スバルが自主規制的に行ったもの」なのだろう。
「現在流通しているスバル車の品質にまったく問題はない」と、スバルユーザーの私は断言する。
ああ、それなのに。
本質を分かっていない新聞記者は、「日本車の品質大丈夫?」などと大書きし、過去の日産との提携までも引き合いに出し、日産とスバルの今回の問題を、関連付けようとする始末。
マスコミの記事は、まず疑いを持って読まなければいけないと、今回私は学ばせていただいた。