『1968 世界が揺れた年』(前編)(後編)
マーク・カーランスキー、2008、『1968 世界が揺れた年』(前編)(後編)、ヴィレッジブックス
高校2年生だった1968年、今でも忘れることができない事件がいくつもある。個人的にも、集団的にもいろいろな出来事があった。本書は、その世界バージョンを再理解するには大いに役に立った。しかし、これは、あくまでもグローバリゼーションレベルでの出来事だ。今現在の私たちの世界に大きく影響したことこれが描かれる。しかし、その一方、ローカルなレベルで一体何が起こり、何が失われていったのか、改めて思い起こす必要があるだろう。1968年以降、現在に至る様々な出来事、それは、当時の運動が求めた方向とは結局のところ逆の方向に向かったのではなかったか。当時はそのようなことは意識されなかったわけだが、結果として、グローバリゼーション(当時、その用語があったとは思えないが)の方向へと大きく舵を切ることに、結果的には「寄与」したのではあった。
高校2年生だった1968年、今でも忘れることができない事件がいくつもある。個人的にも、集団的にもいろいろな出来事があった。本書は、その世界バージョンを再理解するには大いに役に立った。しかし、これは、あくまでもグローバリゼーションレベルでの出来事だ。今現在の私たちの世界に大きく影響したことこれが描かれる。しかし、その一方、ローカルなレベルで一体何が起こり、何が失われていったのか、改めて思い起こす必要があるだろう。1968年以降、現在に至る様々な出来事、それは、当時の運動が求めた方向とは結局のところ逆の方向に向かったのではなかったか。当時はそのようなことは意識されなかったわけだが、結果として、グローバリゼーション(当時、その用語があったとは思えないが)の方向へと大きく舵を切ることに、結果的には「寄与」したのではあった。
1968―世界が揺れた年〈前編〉 (ヴィレッジブックス) | |
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