街角で・・・
☆ 古井戸の 手押しポンプや 梅雨晴れ間 (縄)
☆ 路地裏や ポンプ尻目に 覗き見す (駄目親父)
白樺派・文人達
志賀直哉,武者小路実篤,そして,「民芸」運動の指導者,柳宗悦……
「白樺派」と呼ばれる文人達に共通の土地,それが我孫子です。
我孫子には,大正時代の一時期を中心に,多くの文化人が住まいを構えていた時代がありました。
当時の我孫子は,別荘地としても利用されていた,手賀沼を見下ろす風光明媚な土地。
この時代に我孫子が,「北の鎌倉」と呼ばれていたことは,今はあまり知られていません。
大正時代,文化人達が愛した我孫子と手賀沼の自然は,
今もその面影と共に,文化の香りを残しています。
我孫子駅前の文学案内碑
大正6年5月12日、武者小路実篤宅にて撮影
前列左から柳兼古(25) 武者小路房子(25) 武者小路喜久子(7)
後列左から金子洋文(23) 一人おいて武者小路実篤(32) 柳宗悦(28) 志賀直哉(34) 志賀康子(28)
一人おいて宇田川三造
手賀沼のほとりの文学碑
手賀大橋
手賀沼の文化を守る会の短歌
手賀沼の資料や、blogを整理しながら振り返ると我孫子は文人達の集まり
≪白樺派と我孫子≫を色濃くしていたことに気づく。
明治前半期の「自由民権運動」と大正期の「大正デモクラシ-」、日本の自立した市民による
民主的思想と実践運動が大きく育っていたことが輝かしいです。
我孫子白樺文学館があり、
我孫子宿と白樺派の文人達を訪ねる(所要時間 2時間)のモデルコースがある。
また是非訪れてみたい地です。