ドジョウ鍋で舌鼓
山の友と久し振りの再会、力水で乾杯。
炭火で温めたドジョウ鍋を前に、お互いの近況に話が弾む。
談笑の中で昔の話になると声が高らかになり、忘却を認めながらも懐かしんだ。
”絆”が太い赤い糸となって、強固になった。
東京浅草、駒形どぜうの玄関佇まい
≪江戸文化道場≫看板にふさわしい下足札
昔ながらの下駄箱、オープンが人情を誘う。下足札が垂れ下がる。
絣の着物が活動的、肩にタスキ、身が引き締まる。
赤い帯に萌黄色の帯止め。「ハイどうぞ・・・・」と差し出す仕草が、いいねぇ~・・・・。
長い板が食卓
あぐらを掻いたり正座したり、板を挟んで飲み食いをする。
赤く燃える炭火が、丸のドジョウ鍋を煮え立たせ、ほどよい香りが力水を誘う・・・・。
オ~ット、力水の陰すら見えない。そっと隠して差つ差されつほどよく上気する。
江戸文化の象徴、障子と縁側が醸し出す落ち着いた雰囲気・・・一層グラスの数を増す
何を話すやら、Nさんの表情。相手は駒形ドジョウの店の方、
純日本風の衣装が格子戸にマッチする。
Nさん,Tさん楽しいひと時をありがとう御座いました。
『・・・・・・・・・・・朋あり遠方より来る、亦楽しからずや。人知れず、而(しこう)して慍(いか)らず・・・・・・』
力水を組み交わす。
思いがけなく量を呑みて、話が華になりました。
又の機会を楽しみにします。
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