日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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蜘蛛の糸

2016年11月11日 | 紀  現場にアタック、何でも

糸の張りたて時は
きっと目を見張る、立派な蜘蛛の巣城

 

ある日の事でございます。
御釈迦様(おしゃかさま)は極楽の蓮池(はすいけ)のふちを、
独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。

芥川龍之介「蜘蛛の糸」の冒頭部分です。

 

昼下がり水元公園にて
 


風雪に耐えてきた蜘蛛の巣、主はどこに居るのだろう。

 

発想の構え・待ちの構え

人間にも待ちや、発想の構え等の態勢がある。

一つことを成すにしても、考え(発想)そして行動に移す。

若かりし頃、剣道を少々たしなみましたが、

その形の中、待ちの構え、上・中・下段の構えがある。

一旦行動を起こしたら無心に戦う。

蜘蛛は、網を張り終えると、待ちの構え

真ん中や片隅に陣取って、ジーッと獲物が掛かるのを待つ。

待ちの構えである。

 

 

田舎時代に何度となく見かけた。

蜘蛛の巣の張り巡らせ方
最初は大胆にして大まかに、次いで丹念に根気良く仕上げる。

実に手際よく上手である。

 

  

コメント (10)
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