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関西発、NHKラジオ深夜便 ▽明日への言葉

2023年01月23日 | 総  お天気

時間の取れる方はお読みください。

 

 

 

【明日へのことば】

忘れない「親愛なる母上様」
下宿に訪れた母のポケットに、そっと忍ばした手紙ありました!!

阪神・淡路大震災遺族 加藤りつこ

 

 

布団の中で涙をこぼしながらおよそ30分間ほど聞き惚れた!!
零れる涙を、毛布の端で拭きながら・・・・でした。

阪神・淡路大震災で一人息子21歳(神戸大学生)を亡くし、その後この息子
のために力強く生き抜き、息子の身代わりとして世に尽くす!!
東北大震災においても被災された、中・高校の学校を訪問し”生きていることの大切さ”
を講演するなど、秘話と感動の気高い物語です。
チョイと長いですが、時間の許す方はお読み(お聴)下さい。聞き終えた
方はきっと感動することでしょう。

我、八十路の老人が涙腺が緩んで涙を流しました。


「明日への言葉・放送内容」の記事で
構成(リンク)されています。

阪神・淡路大震災復興への取組|兵庫県住宅供給公社
阪神淡路地震の高速道路崩壊。

 

「阪神・淡路大震災」から17日で28年。この地震で当時、大学生の息子
を亡くした広島市在住の女性の想いに迫りました。

 

手紙をくわえる郵便屋さんの鳥のイラスト | 無料イラスト素材 ...

母親が神戸の下宿を訪ねた帰りえの洋服のポケットに
ソット思わぬ手紙が・・・偲ぶように有りました。


この一月で大震災から28年、当時21歳でした。  いま何歳だろうと歳を

毎年数えています。   いまだったら何をやっているのだろうとか、いろ
いろ考えて悲しい思いをしました。   子供を亡くすという事は大変な事
です。   時はいやしてくれるというけれど癒してはくれないです、逆に
時が経つと別の悲しみを抱いてきます。

1993年に書かれていました。  神戸大学に入学する前でした。    
 母親の介護をしていましたが、ショートステイがあり、息子の下宿先へ行
くことが出来ました。      帰りに新大阪の駅まで送ってくれまし
た。    子離れのためにこの子の母親を辞めようと思いました。
   その瞬間に号泣してしまいました。  息子がポケットを指さす仕草
があったので、自分のポケットを見たら手紙が折りたたんでありました。
  ずーっと車内で読み返しながら、泣きながら帰りました。 

 

「親愛なる母上様」の手紙から始まる。

「親愛なる母上様」  

「貴方が命を与えてくださってから、早いものでもう20年になります。
  これまでにほんのひと時として貴方の優しく温かく大きくそして強い愛
を感じなかったことはありませんでした。
  
 私は貴方から多くの羽を頂いてきました。   
人を愛する事、自分を戒める事、人に愛されること、この20年で私の翼には
立派な羽が揃って行きました。 

 そして今私はこの翼で大空に飛び立とうとしています。
  誰よりも高く強く自在に飛べるこの翼。これからの私の行き先は明確で
はなく、とても苦しい旅をすることになるでしょう。  

 疲れて休むこともあり、間違った方向に行くことも多々ある事と思います。 
 しかし、私は精一杯やってみるつもりです。
  貴方のそしてみんなの期待を無にしないためにも、力の続く限り飛び続けます。  
こんな私ですが、これからもしっかり見守っていてください。
  住むところは遠く離れていても、心は互いの元にあるのです。

  決して貴方は一人ではないのですから。   それではくれぐれもお体
に気を付けて、又帰る日を心待ちにしています。  最後に貴方を母にして
くださった神様に感謝の意を込めて。  翼の生えた丑より。」

 

 

午前4時台nhkラジオ深夜便放送
聴き逃しサービス

「親愛なる母上様」阪神・淡路大震災遺族、加藤りつこ 

 

 歌にもなっています
 

「親愛なる母上様」翼の生えたうしより - YouTube

 

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コメント (10)
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