和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

今日の旺文社文庫。

2013-05-07 | 前書・後書。
今日届いた古本。
安藤鶴夫の旺文社文庫3冊。

古書風流夢苑(大阪府寝屋川市香里新町)
へと3冊注文。

寄席 落語からサーカスまで  200円
雪まろげ           300円
年年歳歳           200円
送料             290円
合計             990円なり

選んだ基準は「安さ」です(笑)。
「雪まろげ」の解説は野口達二でした。
そのはじまりにこうあります。

「安藤鶴夫の人と作品については、この文庫で出された一連の作品の『解説』で、ほぼ書き尽されている。『巷談 本牧亭』の須貝正義解説、『三木助歳時記』の槌田満文解説、『落語鑑賞』上下の江国滋解説などがそれで、須貝さんの解説などは、一冊に書き下しといえば、ゆうに一冊にまとめ得る程の材料が、その背後にあることを行間に感じさせる。・・・」

う~ん。他の人の解説も読みたくなります。
須貝正義著「私説安藤鶴夫伝」(論創社)は、
未読ですが、このまえ買ったばかり。
江国滋氏の解説も読みたいなあ。
注文しようかどうしようか。迷います。

「年年歳歳」の解説は土方正巳。
「年年歳歳」には「娘の結婚」という文がはいっていて、
これは、kawade道の手帖「安藤鶴夫」のなかにある
特別インタビュー「安藤鶴夫の娘という使命」をいっしょに読むと
ある感慨がわいてくるのでした。

ちなみに、「寄席 落語からサーカスまで」に、
解説はありませんでした。

コメント
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