私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私の彼女は九尾狐 第1,2話

2010-08-16 21:31:03 | 韓国ドラマ は行
両親はいないけれども裕福なおじいさんと叔母さんに育てられたアクション俳優志望のテウン。
おじいさんの反対を押し切り逃げ込んだ山寺で出会ったのは、なんと500年もの間絵の中の閉じ込められていた9本のしっぽを持った女狐クミホ。
ターゲットになってしまったテウンは彼女に脅され、500年の呪いを解くべく絵の中に9本のしっぽを描かされるのだ。
呪いが解かれ人間界にやってきたクミホは、憧れの人間になるべく、人間界で頼るのはテウンとターゲットを決め、くっ付いて離れないのだ。

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非常に暑い夏故、怖くない怪談物でも季節感あり。
崖から落ちたテウンを助けても、彼がちっともありがたく思っていないことに腹を立て一度は見捨てようとするクミホ。しかし自分が吹き込んだエネルギー(魂見たいなものだろうか?)を引き上げてしまえば彼が死んでしまうことに、やっぱり罪悪感を感じた女狐ちゃんは、なんと彼の傷が癒えるまで彼にくっ付いていることを勝手に決めてしまうのだ。
テウンと一緒なら誰も頼る人のいない人間界を渡って行くことができるし、何より牛の肉とシュワシュワしたサイダーをいくらでも食べたり飲んだりできるのだ。
自分でもなんだか知らないうちに、変な女狐ちゃんにターゲットにされたテウン。
まぁ おじいちゃんの庇護のもと、アクションスターを夢見ている彼にとっては、非常に厳しく笑ってしまうような試練の数々。

月夜にしか見えない9本のしっぽとか、犬にも負けない嗅覚とか、字で書くとおどろおどろしいようにも思えるが、シン・ミナ演じる九尾狐(クミホ)はただただかわいらしくキュートな女狐ちゃん。
テウンが困っているのに、助けもしない友人たちにお灸をすえたりする義理堅いところもある女狐ちゃんなのだ。
イ・スンギが演技しているところを初めて見たのだが、コミカル演技も自然な感じで見ていて違和感なし。
キツネにつままれた感じが非常に似合っている好青年だ。

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クミホ伝説とは何も関係ないと思うが、テウンのおばさんの恋物語もあり。
なんとおばさんが恋に落ちるのは、真夏でもトレンチコートを着て、爪楊枝を加えてサングラスを手放さない韓国のチョウ・ユンファもどきだ。

暑さに疲れた頭に優しい暢気なコメディだ。