亀、走る

たまたま捕まえた容疑者が心臓発作を起こしたため、停職中の田舎町の警官。
闘牛大会で手に入れた掛け金をなんと脱獄囚に盗まれてしまった。
妻が徹夜の内職で貯めたお金が6倍に増えたはずだったのに、たまたま金があることを知った脱獄囚に盗まれてしまったのだ。

「俺が何をしたっていうんだ！！！」泣きっ面に蜂の出来事でどんどん行き場を失っていく田舎の刑事。

背中に鹿の刺青を入れた若い脱獄囚の男は、そんな刑事をばかにしつつ、しかしへまをしないように着々と逃亡の準備を進めるのだ。

一寸の虫にも五分の魂とでもいったらいいのか。
田舎の駄目刑事にも守らなければならない約束とプライドはあるのだ。
それが非常にストレートに伝わってくるので、気持ちいい。
ダサいおじさんでも、頑張っている姿は応援したくなる。
しかし悪の世界をするすると泳いでいる若者もそれなりに格好いい。
彼が逃げ切れるのかどうかも非常に気になる。

亀、走るというタイトルのせいか、はたまた田舎警察が舞台のせいか、スピード感にはやや欠けるが、情けなさの中にも面白さがある映画だ。

キム・ユンソクが時々ソン・ガンホに見えることがあったのは、私の気のせいだろうか？それとも演技のタイプも似ているのか？

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韓流シネマ・フェスティバル　2010　～新しい風～で鑑賞。

新宿の嵐

今日の午後、友人と一緒に地下道を歩いていたのだが、雑誌、家電、そして映画の宣伝。いたるところに嵐のポスターが貼ってあった。

そしてその前には必ず携帯のカメラを構えた女性の姿あり。

嵐ファンでない私も調子に乗って携帯のカメラを使って各種ポスターを激写。



この大奥のポスターの前が一番の人だかりだった。その数ざっと見ても数十名。





家電のポスターは何種類かあったようだ。



これは雑誌のポスター。




大奥は玉木宏が特別出演するそうで、私はそちらの方が楽しみである。