私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

イニシエーション・ラブ

2015-05-09 21:29:34 | たまに読んだ本
バラエティ番組内で紹介されて人気が出た後に読んだのだが、正直それほどの感動を感じなかったので、感想も書かずそのままにしていたのだが、今日Sさんとの韓国語のレッスンの際にこの本の話になった。
「あの前田何とかという人と、お父さんもお兄さんも俳優の人が出ている映画 見ましたか?」という非常に限定された情報だけを伝えてくれたSさん・・・

「イニシェーション・ラブでしょ?公開はまだ先だけれど、宣伝は結構しているよね」というと、「そうなんです。ミヤネ屋で『絶対2度読んでしまう!!』と言っていました。」とSさんが、最近のイニシエーション・ラブ情報を教えてくれた。

「何がそんなにすごいんですか?」と言われたが「何が凄いか言ったら面白くないので、今度本を貸しますね。」とSさんに中途半端な説明をしてしまった。

Sさんとしては「イニシエーションの意味を皆わかっているんですか?日本って外来語をすごく使いますよね・・・・」とまずタイトルのイニシエーションにびっくりしていた。
確かに解り辛い。私はイニシエーションとイリュージョンは同義語だと思っていた位だから。

ちなみにネタバレなしにどんな内容の本かを説明しようとしたのだが、「あのねバブル時代が舞台の本」という説明位しか出来なかった。

私は、この本の舞台になっている時代を元気よく生きた世代だ。男女7人夏物語も男女7人秋物語も録画なしのオンタイムで毎回楽しみにしていた。ビデオデッキがなかったのでオンタイムで楽しむしかなかったのだ。

Sさんは「韓国で日本語を勉強した際に「日本で泡の時代と呼ばれた時代があったのを聞きました」と以前話していた。当然バブル時代の話を懐かしく読んだ私とはまったく違うテンションでこの話を読むことになるのだ。
さらに韓国は三大苗字と呼ばれるキムさん、イさん、パクさんで人口の半数近くを占めるのだ。
この話をどんな風に思うのだろうか・・・・・・

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私にとってはこの本はミステリーではない。ミステリーにはもっと切ないものがないといけない。
敢えていうなら女心がミステリーなのか・・・・
私の母の旧姓は鈴木だった。そういう意味ではちょっとだけ「ふーん」とは思ったが。。。。



イニシエーション・ラブ (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋