2月末、香港政府は2024年のGDPが最大3.5%になる見通しと発表。
テコ入れの為に不動産取得に絡む減税や観光客の呼び込み強化策を検討しているようで、ビクトリア湾での花火やドローンによるショーの毎月開催が表明されているとの事。
*******
3月中旬に発表されたキャセイパシフィック航空の2023年12月期連結決算が4期ぶりに黒字。
キャセイパシフィック航空、金融のHSBCホールディングス等、植民地時代から英国系企業が根を張って活動してきており、返還後も一国二制度の中でビジネスを行ってきていたが、中国当局の統制強化で踏み絵を迫られる場面が増えているとの事。
*****
3月11日から14日まで行われていた香港フィルマートでアリババが香港エンターテイメント分野に今後5年間で、日本円にして少なくとも約940億円の投資を発表。金額は大きく、香港映画界の再興に役立つとは思われるが、中国の意向に沿った作品作りが行われる中国映画界の出先機関が香港に作られるということだろう。