狩りの最中にイノシシに狙われた所を危機一髪でヒョヌに助けられるへイン。一族が所有している土地で狩りが出来る等、どれだけ裕福なのかと思ってしまう。ヒョヌが助けた事で大事には至らなかったものの、祖父に恨みを持つ長兄の仕業ではとなんとなく後味の悪いものあり。(韓国財閥が出てくるドラマでは、企業経営がらみのトラブルでトップが収監されるという展開が良くあるが、これもまさしくその関係のトラブルの一種。一族の結束が固いかと思ったら、結束の固さが仇になり、犯罪紛いのトラブルが起こるのも韓国ドラマではよく見る展開だ)
へインが実の母親から辛く当たられているのも、家族内のトラブルだと思うのだが、こんなところからもへインは家族に自分の病気の事を隠しているのだろう。
家族はトラブルの元でもあれば、一番の味方になるのが韓国ドラマの基本だが、私生活に踏み込み過ぎてトラブル発生というのも韓国ドラマにあり勝ちの展開。ヒョヌが離婚の事を家族に話したら、なんとヒョヌの姉夫婦がそれを阻止しようとへインに連絡を取った事で、へインの病気で一旦離婚計画を白紙にしたヒョヌの計画に思わぬ横やりが入ってしまうのだ。
しかし人の心は不思議なもので、病気と聞いて彼女のそばにいるうちに再び情が湧いてくるヒョヌ。そしてそんなヒョヌの様子を見て、気持ちに変化が現れるへイン。
そこにウンソンというへインの大学時代の元カレが姿を現すのだ。百貨店の仕事の為にウンソンの協力を仰ぐへインと、そんな二人の親しい様子に複雑な心情のヒョヌと、そのヒョヌの心情を離婚専門弁護士として冷静にしかし面白がって批評するキム弁護士。
しかし、このウンソンという人物。どうも一癖も二癖もありそうで、更に何か企んでいる様子。姉のへインをライバル視している弟が彼に近づいているようだが、適度にあしらいつつ、きっとこれと言う場面で彼を利用して自分の計画を遂行するつもりなのだろう。とにかくお金を持っている人は、恨まれて復讐の標的になるのがお決まりの展開だ。
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「自分は死なない」と、何とかして病を克服しようとするへインだが、なにもしなければ余命3か月なのだ。症状が消える事はない。
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韓国ドラマでは、山の中で人がイノシシに襲われる場面が多い。日本だったら熊だろうな・・と思うのだが、檀君神話がある韓国、そこはやっぱりイノシシなんだろう。