私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

幽霊の日

2021-07-26 21:01:05 | なんということはない日常

今日7月26日は、幽霊の日との事。

子どもの頃、「ゲゲゲの鬼太郎を見たら怖くて寝られなくなるよ。」と注意されたにも関わらず、我慢できなくてテレビでアニメを見てしまい、結局、両親に注意された通り、布団に入ったら怖くなり眠れなくなってしまった時があった。

カラーでなく白黒の時代だった事の話だ・・・

アニメも怖かったのだが、母から「だから見てはいけないと言ったでしょ」と鬼の形相で怒られた事もショックで、「怖いよ~幽霊が怖いよ~お化けが怖いよ~」と布団の中でめそめそしていた。

そんな様子を見た父が「ゆみこ・・・お化けや幽霊は人間に意地悪はしないよ。だけれども、生きている人間は意地悪したり、悪口を言ったり、生きている人間の方が何倍も怖いんだよ。」と話しかけてきた。

泣きべそをかいている幼稚園児をなだめるには、あまりにも現実的な物言い。。。。

「人間も怖いよ~怒っているお母さんが怖いよ~」と泣きだしたらどうするつもりだったのか・・・

ただ、父は、お化けや幽霊を怖がっているいる私を可愛そうに思って、なんとか慰めたいと思ったのだろう。

もう何十年も経つが、今でも「幽霊」や「お化け」という言葉を聞く度に「生きている人間の方が何倍も怖い」という話を思い出す・・・・

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残念な事に、ゲゲゲの鬼太郎のどんなエピソードが怖くて泣いていたのかは覚えていない。ただ、その後も毎週怒られながらもアニメを見ていた事は憶えている。

今はゾンビ映画を見ても、サスペンスを見てもなんとも思わなくなってしまったが、私にもこんなに可愛らしい時代があったのだ。

 

 



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