サンフンが最後に一緒にいたのはイン室長ということが判り、彼を徹底的に調べる警察。
高校中退という学歴でありながらサンフンの父親の会社でいわゆる汚い仕事を一手に引き受けているイン室長。いわゆるやり手なのだ。やり手でなければ家に自宅で何台もの隠しカメラの映像をチェックし、何台もの携帯をチェックしているわけがない。
しかし、過去のない人間などいないのだ。彼が会社を設立し、金の迂回先にしている会社の社長に就任しているのは彼自身が縁を切ったと思われていた父親であることが分かる。サンフンの父親の運転手時代に、飲酒運転で人生を台無しにした彼の父親。
更にイン室長の母が入院していた精神科の病院が警察の捜査線上に上がってくるのだ。
「イン室長が精神病院にサンフンを送り込んだに違いない」と警察も目星をつけるも、なんと精神的に不安定な彼を病院に入院させたことは彼の父親も知っていたことだったのだ。
イン室長の父親の起こした事故で妻と息子を亡くした会長は、施設から亡くなった息子と同年代の少年を連れてきて息子として育てたのだ・・・(イン室長と会長の駆け引きもなんだか微妙だが、サンフンが簡単に後継者になろうとしなかった理由が見えてくる。)
何も知らないソヒは、「法案通過に尽力せよ」というミッションを通じてサンフンが戻って来ることを望むも、事が簡単に進むわけはない。
サンフはが会長の手て病院に閉じ込められ、更に病院から失踪までしているのだ。
失踪を手助けした男を警察が探し出したのを知ると、それをこっそりチェックしているのは勿論イン室長だ・・・・
とにかく怖い位やり手のイン室長・・・・