私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

私の頭の中の消しゴム

2005-10-02 10:31:28 | 映画鑑賞
若年性アルツハイマーに侵され、27歳という若さでありながら愛した記憶も愛した相手の事も忘れていく女性スジン。
全部忘れてしまうのなら、一緒に過ごした事さえ思い出せなくなるのなら、これ以上一緒にいても仕方ない。別れましょうというスジンに「俺が君の代わりに全部覚えているから」といい記憶を残す手がかりになればと、家中にメモを残す夫チョルス。

彼女のちょっとした物忘れから二人は出会い、結婚。前半の幸せな雰囲気から一転して、後半には入ると彼女の記憶はどんどんと消えていく。

記憶は消えても心は消えないはずだと信じたい。信じてはいても、自分のことを以前の恋人と思う妻を見ていると、どうしていいのか、あわからなくなってくる夫の辛さ。事実を本人に告げる医師に殴りかかろうとする夫と、「記憶がなくなることへの準備が必要だ」と悲しそうに告げる医師。

妻を守り自分が全部覚えているからと、泣きながらも愛する道を歩こうとする夫。
以前から韓国の歌には「君を自由にしてあげる。僕が全部覚えているから、君は新しい道を生きて」という内容の歌が多いように思っていたのだが、それをこんな風にチョン・ウソンという俳優の姿で再現されると、涙も止まらなくなってしまう。
消えてしまうものに涙を流しながらも、勇気を持って向かっていこうとする姿に、見ている者も涙を流すしかなくなってしまうのだ。


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2 コメント

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この映画よかったです (じゅん)
2005-11-03 14:39:55
ゆみこさん♪

こちらも失礼します。ソンイェジンさんのイメージがチョット変わったです。私には今回の役は力づよく感じました。ウソンさん初見だったのですが...これから人気のでそうな雰囲気ですよね!

今年鑑賞した中では 一番だったかもです。

また、立ち寄ります。
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私も押しています (ゆみこ)
2005-11-03 19:32:47
会社の同僚でもソン・イェジンちゃんを可愛いという男性が結構いるのですが、四月の雪より、こちらをお勧めしています。

ウソンっし本人もいいですが、この映画は彼の演じる役柄に惚れました。
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