私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

愛は一本橋で

2025-01-08 20:58:54 | 韓国ドラマ・映画

ソク・ジウォンとユン・ジウォン。同じ名前の同い年の幼馴染が高校生になって付き合うも、ちょっとしたすれ違いと大きな悲しみを前に別々の人生を歩く事になってしまう。

そんな高校時代の別れから18年後、お互い30代後半に入り、中年というにはまだ早く、しかし恋をするなら楽しいだけじゃなく、何かもっと現実的な年齢になった二人が再会。

何とも微妙な年齢で再会した二人だが、18年という時間が経っても、変わらないのは、あの時代に何か忘れ物をしてきてしまったような二人の気持ちということで、口喧嘩をしながらも、折に触れて昔の気持ちを思い出す二人のやり取りは、微笑ましく、昔の気持ちを思い出すのに時間はかからないのだ。

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18歳の別れから18年後の再会というのが、このドラマのポイントだと思う。これが28年後では、現在の二人の間に乗り越えなければならない壁が幾つもあるであろうことは簡単に想像がつく。どちらかに倦怠期を迎えたパートナーがいるかもしれないし、二人とも生活に疲れ、新しい恋に踏み出す勇気もないかもしれない。

ただ、18歳からの18年後だ。まだ若い気持ちは残っているし、18年前の辛い別れと厳しい出来事も乗り越えられるだけの人生経験も積んできているはず。そんな丁度いい塩梅の時間が二人の間に流れている事が分かる。愛はタイミング。そんな思いを感じながら、楽しいラブコメを鑑賞。

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チュ・ジフンが随分貫禄たっぷりな感じで少し驚いてしまった。年相応の貫禄と若い時の気持ちを思い出しちょっと挙動不審になる男性の可愛らしさをこれもいい塩梅で演じている。