以前のように会社帰りに百貨店に立ち寄ったりすることも少なくなった最近。
セブンイレブンのような身近なコンビニで@北海道フェアというのをやってくれるのは私にとってはとても嬉しい。
出がけに準備したお弁当を自宅に忘れてきてしまった日に、手に取ったのは@函館 星龍軒監修の塩ラーメン。
驚いたのはスープの味が飲み干せる位の塩加減だった事だ。
私は母親が塩辛い物を好まず、濃い味付けを子どもの頃から口にしていなかったせいか、味つけが濃い物を食べる事になんとなく罪悪感がある。更に小学生の頃、時々の外食で私が美味しそうにラーメンのスープを飲み続けていると「濃い味付けに誤魔化されないように・・・」などと怖い顔をして注意されたのが今でもトラウマになっているのだ。
最近、コンビニで購入するレンジ麺も、いつも「美味しいんだけれど、ああ 塩分量が・・・」などと心の中で葛藤する事が多かったのだが、このスープはそんな事がなかったのだ。それが非常に嬉しく、全部飲み干すとまでは行かずとも、いわゆる優しい味のスープをかなり堪能。
こってり系の味が好きなラーメン好きの同僚は、「私にはちょっと物足りない。もう少し脂が・・」と言って笑っていたが、私は脂っぽくないスープが嬉しかった。
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別の同僚は「北海道フェアを歌うなら百貨店レベルのものを・・・」となかなか辛口の事を言っていたが、そのあたりはそれぞれの特性がある。私はちょっと試しに買ってみようかな・・・という好奇心が刺激されればそれで十分だと思っているし、企画するコンビニサイドでも、そういうちょっとした購買意欲を望んでのものだろう。百貨店規模の購買意欲は望んでいないだろうし、そのあたりはお互いに阿吽の呼吸があると思う。