自分の中でAIという単語が渋滞を起こしている。AIが私の中で渋滞を起こしているのは、あちこちにAIという単語が入った固有名詞を見かけるようになったからだ。
AIが人工知能だということはなんとなく分かる。
会社で使っている楽楽精算というソフトがスキャンした請求書の金額を認識するのも同僚が「AIのおかげだ」と言っていた。時々、過去の請求額を今回の請求額と勘違いするのは、請求書の作り具合が紛らわしいせいだったりするのだろう。ただ、どうやらAIは自分で勉強することも出来るらしく、これから精度がどんどん上がっていくと同僚が話していた。
人口知能はどうやら頭がいいらしい。
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「オープンAI」は、みんなが広く勝手に使えるAIの種類の一種だと思っていたのだが、どうやらサンフランシスコにある人工知能(AI)を開発している非営利研究機関らしいということを最近知った。AI初心者の私にはこれさえも分からない。そして「ChatGPT」はオープンAIが開発した対話型AIの事。正しい理解ではないかもしれないが、私にとっては「ChatGPT」は製品名と思うのが理解しやすい。
『人工知能を開発しているアメリカの団体「オープンAI」が開発した「対話型AI」は「ChatGPT」と呼ばれる』とりあえず一文を呪文のように覚えて、何が団体名で何が一般名称で何が製品名なのかだけでも把握したい。
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せっかくこうやって覚えてみたが、非営利研究機関(非営利組織NPO)の「オープンAI」は、AI開発を進める為に巨額の資金調達を行い営利企業に方向転換をしているらしい。
せっかく覚えた一文もあっという間に古いものになっていく。