パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

相性ってあるものだな!

2006年11月19日 09時37分49秒 | Weblog
今年になってやっと(初めて)行ったサッカー観戦
名古屋グランパスVS浦和レッズ(豊田スタジアム)

やっぱり生の観戦はいいですねえ
全体の連動した動きが見られる等という前に
単純に「きれいで気持ちよさそう!」
なるほどサッカーはパスゲームなのだ(?)
という思いを改めて感じさせられた

さてゲームについて
首位を走るレッズだけれど確かグランパスは
相性が悪かったはず
昔の共にお荷物チームだった頃から
どうも、なぜだか勝ち運に見放されているようだった
だから昨日も、もしかしたらグランパスの勝ちも
あるかなと予想していたのだが
やっぱり、でした

不思議なゲームだった
レッズが圧倒的に攻め込んでいた
シュート数18対3
グランパスの守りが良かった、といえるほど
しっかり守れていたわけではなかったようなのに

と言ってレッズも点を取れるような
迫力があったわけでもない
ワシントンのポストに当たったシュートが
入っていれば割合大差のゲームになっていたかもしれない

しかし、どんどん時間が過ぎていくと
(点は入らなくても結構楽しんで観戦できていたけど)
こりゃ引き分けかな、
と思ってた矢先ほんのワンチャンスを
グランパスがものにしてしまった

このグランパスのヨンセンは
さすがFWらしい点の取り方だった
そういえばJリーグは最近ブラジル系のFWが多いけれど
ヨーロッパ系の頭が強かったり
狩猟民族系の獲物は外さないといった雰囲気のするFWも
新鮮でいいなと思われた
それにこの人ポストプレーも安定していて
守りからすれば厄介な男かもしれない

戦術よりも選手主体に観戦して
自分なら誰を代表に選ぶか、などという視点で見てみると
自分の目には、闘莉王は目立っていた
安定した守りが出来ているのは彼の存在が大きいだろう
鈴木啓太も幅広く動いてプレーも
柔軟性があって(さすが清商出身)まずまず

しかし三都州、昨日は全然存在感なかった
サウジ戦の疲労があったのだろうか
ちょっといただけなかったですな

長谷部、もう少しがんばらないと代表に選ばれても
使ってもらえないな
若いから仕方ないけどまだプレーが
一直線的かな

グランパスの中村
一度代表に選ばれたけれど
昨日を見る限りではこれからも、には?がついてしまう

本田は、やれば出来るのに
ボールキープ、ドリブル、パスそれぞれが
いい物を持っているのに
どこか消化不良みたい

藤田、自分の大好きな選手だが
年齢にもかかわらずたいしたもんだ
ボールが落ち着いてバタバタしない
一つ一つが丁寧、そして優雅

それにしても、こうして生で観戦すると
サッカーのゲームは一人のボールに
接する時間と言うのは非常に少ない
だからこそボールを持っていない時の動きが
大切なのは分かるが、
同様に来たボール、自分のボールを
正確、丁寧に扱う基本が大事と再確認できた

他の選手ではゴールに嫌われてしまったけど
ワシントンが目立っていた
やっぱり何かが違う
勢いだけで得点を重ねるのではなく
確かに自分の技術で着実に採っているのが
よく分かった

しばらくは離れていた生のサッカー観戦
昨日は充分に元を取った感じで
大いに満足だった



コメント
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