パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

蟻の社会の優先事項は?

2006年11月18日 08時06分23秒 | Weblog
あまり確かな情報ではないが
気になって覚えていたことに
働き者の蟻にも、よく観察するとどう見ても
サボっているとしか見えない連中が存在するらしい

ここまではわりと聞く話なのだが
問題はそこからで
そのサボっている連中だったか
まじめに働いている連中だったかを
強制的に分けてしまうとどうなるかといえば
またもやまじめに働くのとサボるのとに
分かれてしまうらしい(?)

これが確かだとすると
一見サボっているように見える行動にも
何らかの意味があるのではと思わざるを得ない

そもそも蟻たちにとって行動の目的は
効率的に働くことが第一優先事項ではないだろう
彼らにとって大事なことは現在の状況を(子孫繁栄)
ずっと続けることではないだろうか

もし効率的が要求されるなら
仕事の効率というよりは
この目的のための効率が、
このようにサボる連中がいるほうが
より効率的なのだということじゃないのかな

人間の骨格、筋力も実際のポテンシャルの
半分も普段は使ってないという
つまりサボっている筋肉があるということだ

しかし、そのサボる(?)ことに、実は
大きな意味が、役割があるのではないだろうか

話を大きくして展開すると
効率的だけを優先することは
社会にも会社にもよろしくはないのでは
と思うのだがなかなか、トップがそんな考えを持たない限りは
上手くいかないだろうな

もっとも庶民も割としたたかで
本能的にすべき行動をとっているかもしれない
コメント
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