パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

女性の好みは洋風の家?

2006年11月14日 21時07分19秒 | Weblog
最近、家を建て直している事もあって
家がらみのテレビ番組を見る事が多くなった
「ドリームハウス」「劇的増改築ビフォア、アフター」
「渡辺篤志の、、、」等々

しかし「ドリームハウス」「劇的増改築ビフォア、アフター」の
かかった費用として報告された金額は
内容に対してして低すぎて
とても信じるわけにはいかない
「絶対あの金額では出来ない」
と言い切っていいと思う

費やした時間、材料、設計管理からすれば
そんなに安く済まないのは
今、現実に建築中の現場を持つ自分の立場から見れば
一目瞭然だ

いったい何故テレビ局は、そんな見え透いた「嘘」をつくのだろう
驚きをあたえるために、嘘の演出をするのだろうか
笑えてしまうのは一般の人が、既にあのテレビの金額では
出来ないと知ってしまっている事だ
こんな事を繰り返していると「テレビ的」は
信じられない事の代名詞になってしまうと思うのだが、、、

さて話はかわって先日の「豪邸特集」(テレビ東京系)
不思議に思ったのは、
家を建てている人の中心になっているのが
女の人の場合は洋館風
男の場合は和風となっている事だ

男主導で日本建築を進めている家庭は
放送された2軒が2軒とも
ご主人に奥さんが何を言っても聞かないふうで
奥さんは諦めてため息をついているのが全く同じで、
偶然の一致としてしまうには不思議な思いが残る

一方女性主導の家は洋風だ
そういえば、昨年姉の家も立て直したのだが
仕切っていたのは姉の方で
出来上がりはやっぱり洋風

最近、高い買い物も決定権は女性にあるようで
その最たるものの家についても
女性の発言権が強くなっていて
彼女らに洋風のデザインが好まれているようだ

何故だろう?
もっとも、女性の方が西洋風のものに触れる機会は多いかもしれない
ブランドものの衣料品、バッグ、ジュエリー
そして漫画の舞台設定に海外旅行
だから必然的に「和」より「洋」を選びやすいのかもしれない
(それに実際の生活は、確かに洋の方が暮らしやすそうではある)
それとも心の奥底で、白馬に跨がった、、、の連想で
洋風の家を知らず知らず求めてしまうメンタリティーがあるのだろうか?




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