パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

電話の保留音(ヘイ・ジュード)

2015年11月02日 18時45分32秒 | ポール・マッカートニー

自分の記憶の中では電話の保留音は
数年前まではグリーンスリーブスが多かった様に思う
この曲は大好きで、待っている間もイライラせずにいられた(?)が
最近、この保留音にヘイ・ジュードが使われることが
多くなったような気がする

電話機の中に設定された保留音を使用しているのか
それとも通信会社のサービスなのか知らないが
いずれにしてもグリーンスリーブスよりも多くなっているような印象

音楽の評価は、発表時の爆発的な人気よりも
時間を経て本当に評価されるのかもしれない
ヘイ・ジュードは自分にとっても最近よい曲だと思うようになっている
ライブの時にあの最後のコーラス部分を
みんなで歌う愉しさを体験したといったせいではなく
単純に、特に中間部分(ブルーノートの?)がふわふわしていて心地よい

これは自分の感じ方だから言葉でどうのようにいいかを
説明するのは難しい

時を経て評価される音楽
それは必ずしも芸術作品といった難しい音楽だけでなく
多分流行歌とかポップミュージックにも適用される

そして音楽は(歌は)歌詞の部分があって成り立つものと言いながら
歌われている言語を理解できない国の人が、言葉を理解できなくても
良いと判断するのは、そもそもの音楽の持っている力が大きいと言えるのではないか

ということで、ヘイ・ジュードの作者、ポール・マッカートニーは
この時間を経て評価される人物の一人だということ
もっとも今でも評価され、ビジネス的にも大成功しているが

100年後の音楽の教科書にはポール・マッカートニーは
必ずや掲載されていると自分は確信しているが、はたして、、、
(ビートルズとして扱われるか、それともポール・マッカートニーとして扱われるか
  それが問題だ)

 

コメント
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