ドイツには電車に乗るための改札口がない
いきなり電車のプラットホームにつながって
目的の電車に乗ればいいことになっている
もちろん降りる場合の改札口もない
(ミュンヘン中央駅 多分)
切符を持っていなかったら中で買えばいい
というのが日本だが、そうはいかない
車掌が切符のチェックに廻ってきて
切符を持っていないとなると、無賃乗車ということにされて
大きな罰金を払うはめになる
もし車掌に出くわさなかったら
現実的には無賃乗車ができる
ドイツに行った時は、こんなキセル乗車のできそうな
改札口が無いシステムになっているのが不思議で仕方なかった
何故、当たり前のようにこのシステムを採用しているのか?
人間は基本的に善人の集合、規則を守ってくれるものと仮定しているのか
それとも改札口のシステム導入費よりもキセル乗車の損害のほうが
少ないと 考えて採用しているのか
それとも他の理由があるのか
でも改札口がないとすっきりしているのは間違いない
ところで、地元の飯田線の新城駅は豊橋に向かう上り電車には
一番線から乗ることができるが、下りの列車は2番に到着し
改札口にたどり着くには歩道橋を利用しなければならない
この歩道橋がすこぶる面倒で
雨の日などは狭い道が傘で塞がれてしまい
すれ違いがしにくくなっている
それでお年寄りも使いたがらなくて
手前の野田城の駅で降りて、家族の誰かに迎えに来てもらう例も
少なくないらしい
上に行くのと下に下るのと、同じだけの階段数だとしても
下のほうが楽な気がする
ドイツの駅は今思い出してみると該当する乗り場に移動するときは
下をくぐっていたような記憶が多い
雨が降っても傘をささなくても良いし
こちらのほうが便利だな!
単純にそう思ったりする
(ニュルンベルクからローテンブルク行く途中のアンスバッハ駅 多分)
日本人がドイツに行って改札口が無いのを不思議に思うように
ドイツ人は日本に来て改札口だらけなのを不思議に思うだろう
ほんと世界はいろいろだ