行政の方と話す時に話がうまく咬み合わない
と思うことがしばしばある
民間だったらこう考えると言った発想が
行政ではほとんど通用しない
ある計画についても民間で業績が上がらなかったら
厳しく追求されるし、ある時は責任問題になる
もしかしたら株主総会等で追求されてしまうかも知れない
ところが行政では全く別の理屈で動いているから
本当に理解に苦しむ
新城市では5月に庁舎建設に関して見直しを問う住民投票が行われた
結果は市長の推す案が反対多数で否決された
これを民間に置き換えると一体どういうことになるかと考えると
株主であるのは市民
その市民が判断したという行為は、
株主総会で議案が反対されたことにに通じる
民間では議案が曖昧などうにでも解釈されるようなことを
採決するような無駄なことをしない
言い換えると、たとえいろんな解釈ができるとしても
結果がすべての民間はその結果の意味を考えざるを得ない
こんな風に考えたのは、
今日の新城市の庁舎建設見直しの求める会案の説明会場で
ある人が、「市民は株主だよね」と言った言葉に触発されたから
そうだ、市民は市の株主なんだ
市の運営を見ることは、民間の業績を見ることとイコール
市民が行政にあれこれ言うのは、市民自治とかの概念とは別に
株主としての権利と考えたほうがわかりやすい
なんだか面倒くさい市政も、株式会社なんとか市の業績を
株価をみながら見ていると思うと
一気に興味が湧いてくるかもしれない
ところで、株式会社 新城市
証券会社や投資家はどんなふうに見ているのだろう?