三連休で少しのんびりしたので、再び面白くないけど
自分では大事なこと思っている新城市庁舎の話
あの大問題になった国立競技場でもコンペには
建設費の上限が提示されていた
新城市の庁舎の建設について結局は一番の問題となった
総額はいつ、どのように提示されたのか
ちょっと遡ってみた
新城市の庁舎建設にはプロポーザル契約と言う形をとっている
入札不調に陥らないためと、価格だけではない判断基準を求めるために
行ったというが、このプロポーザル契約するための市側からの提示した内容に
総額は記入されていない
あるのは9000平米の数字だけ(最初は9000平米から変わる可能性があるとしていた)
プロポーザル契約は上限の金額を設けない形式ではなく
ごく普通に上限金額を条件としてつけることもあるという
(新城市は設けなかった)
市が業者に託した「新城市庁舎建設基本計画・基本設計業務委託仕様書」
の4の部分に、今読むとびっくりすることが書かれている 以下
4 設計上の留意事項 基本計画・基本設計は、「基本構想」を踏まえ策定するものとするが、
下記事項についても十分考慮すること。
① 建築コスト低減のため、維持管理費を含めた経済性を考慮した設計を推進する
ア 明快な平面計画
イ 敷地の有効利用と効果的な配置計画
ウ 華美な仕上げ材の使用自粛
エ 吹き抜け空間の採用自粛
オ 見積もり単価の厳選
カ オーダー製品の使用自粛と標準品・規格品の積極的な採用
キ 維持管理がしやすいこと(メンテナンス費用の削減)
ク 適切な設備計画でコンパクトでシンプルな庁舎
コ 地域木材積極利用など、この地域の特徴を十分活かした計画
ここには吹き抜け空間採用自粛と書かれている
その他、アンダーラインのところにも注目してもらうと分かり易いが
市が発表した基本計画案(5階建て、9000平米)の中には
このアンダーラインのところが守られていないのではないか
(市民まちづくり集会でのプレゼン画面はとても豪華だった)
つまり、言うこととやることが全く違ってきている
そのところを一般市民は現実にはチェックできないので
行政の方々にお任せするしかないのだが、その行政の方々が
最初の意気込みは良いが、現実には掛け声だけになっている
問題は、それで進めていってしまうということ
それで市民がなんだか変だ!
と思い後の行動につながったのだが、
こうした進め方に対する疑惑、不信感が今の市の混乱を招いている
なぜ、こんなふうに進められてしまったのか?
なぜ、上限金額を提示した発注をしなかったのか?
(今は本体工事費を30億以内にするように発注しているが
なぜ、当初からそういう姿勢で出来なかったのか)
なにか、わからないことが多い
産廃の問題でもわからないことが多い
いや、多すぎる
何故?