パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今年も中古レコードを買いに行った

2020年01月02日 18時27分06秒 | 音楽

今は元日から店が開いているが、自分が小さな頃は殆どの店が休みだった
「一年の計は元旦にありと言って、最初の日にお金を使うと
  一年中使うことになるから、使わないようにしなさい」
と祖母や母から言われたものだった

それが効いているかどうか微妙なところだが、今年の出費は
まずは神社のお賽銭、次にモンスターたちのお年玉
それから新城の桜淵公園で行われているイベント会場でチャリティだけで
財布の紐はゆるくはない

去年の1月の出費を見ると2日に中古レコードの出費があった
ほの国百貨店で行われた「中古レコード・CD大売り出し」で3枚で2140円使っている
始末しなきゃいけないが、このくらいなら今年も良いか!
と、今年で閉店してしまう地元で1軒だけの百貨店に出かけた

そういう見方をしているせいか、百貨店はどこか沈んだ感じだ
中古レコードがブームになりつつあると言っても
現実には自分の欲しいクラシック音楽のレコードは絶対量が少ない
凝ったものは東京までいかないと手に入れられないので
少しでも心に引っかかったものを買おうと探す

流石にオーケストラ絡みはカラヤンが多い
でもカラヤンは今は心に響かないのでパス
カラヤンの同時期で比較的評価の高いベームの指揮する良い組み合わせの収録曲の
アルバムもあったが、どうもベームは自分と相性が悪い
ブラームスの一番もモーツァルトのドン・ジョヴァンニもベートーヴェンの序曲集も
結局途中で針をあげてしまう(なにか違うんだな、、と)
唯一ヴァーグナーは面白いかもしれないと思っていたので
今日の一枚はベームの指揮するヴァーグナーの序曲・前奏曲集にした
(タンホイザー、リエンチ、マイスタージンガー、パルジファル収録)

全部で4枚購入したが、残る3枚は
ブルックナー交響曲1番 ヨッフム指揮  ベルリン・フィル
バックハウスのピアノでベートヴェンのピアノ・ソナタ11.12.15番
(バックハウスは思い入れもなくサバサバと弾いているが、音色と曲の把握ができてるようなところが好き)
アシュケナージのモーツァルトのピアノソナタ8番のイ短調と17番ニ長調、それとロンドイ短調
(アシュケナージも相性が良くないが、大好きなロンドイ短調が収録されているので)
この4枚でかかった費用は2380円
百貨店の駐車場代もでない出費だ

家に帰ると「全部で2380円だったよ」
と、言い訳するように同居人に伝える
このくらいの金額だと笑うだけで難しい顔はなし
今年最初の買い物は、、、聴いてみないとわからないが、、まずまず、、かな

 

コメント
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