夜の会議で市役所に行くことがある
多くの場合4階の会議室が使われ、当たり前のようにエレベーターを使う
会議が終わって職員の方と同時に部屋を出てエレベーターに向かうと
職員の方は階段で降りようとする
「あれ!一緒に降りないの?」
と聞くと、職員のエレベーターの使用は禁止されているのだそうだ
市民の使用とかち合った時、市民に迷惑がかかるといけないから
決まりで普段から使用しないようにしているらしい
この時間は明らかに市民とかち合うことはないし、自分は迷惑と感じずに誘っているのに
頑なに規則を守ろうとしている
なんだかな、、
そんな事しなくてもいいのに、、と思ったりする
個人の意志で健康のために好きで階段を使うというのはご苦労さま
と思うが、規則で使ってはいけないとなると少し違和感を感じる(自分は)
(使わないその他の理由は電気量の節約?)
話は変わって、スーパーのレジの係の人は立ったまま行っている
ずっと立ちっぱなしは大変だから座ってすればいいのに思う
でもどこのスーパーへ行っても立ったまま行っている
何故座って行わないのだろう
別に作業効率が下がるわけでもなさそうなのに
で、少し想像してみた
スーパーで座ってレジ打ちをしないのは、座って仕事をしているのは客に
真剣に仕事をしていない印象を持たれると思い込んでいるからではないのか
同様に市役所の職員もエレベーターを使用することが真面目に仕事をしていない
と感じられることを恐れているのではないか
でも、そんな自意識過剰なことは考えなくていいのに、、と自分は思う
少なくともそんなことをされて自分は気持ちが良いということはない
座ってレジ打ちとか職員のエレベータ使用が、見た目でみっともないと
感じるとしたら、そう感じる社会の方に余裕がなさすぎるのではないか
やってほしくないことはまだある(自分がやりたくないのかもしれないが)
例えばセルフでないガソリンスタンドで給油を終えて支払いを済ませて
車を走らせるといつまでも礼をしたままのスタッフがバックミラーに映ることがある
お客様は神様、、を態度で示そうとしているかもしれない
人は知らないが、少なくとも自分はそんなことはしてもらわなくて結構だ
でも現実はこのような態度がビジネス的に推奨されている
これは全世界でもそうなのか、それとも日本特有のことなのか
どうなのだろう
それぞれの国の文化や指向性があるとしても、自分は余計な気遣いは
そんなに嬉しくない、、、というところ