パンセ(みたいなものを目指して)

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予算・決算委員会(新城市議会定例会)

2020年03月16日 19時38分49秒 | 市政、市議会に関することなど

地元新城の話題で、以下はあちらからのコピペ

おそらくどの地区でも同じように順番にやってくる区のお役目
生きてるうちに一回は仕方ない、、、と思うしかないが
いざその役目になってみると年度の初めは不安でいっぱいになるだろう

特に区長さんは地域の一年の予算・行事の全部の責任がかかってくるので
ストレスのかかる役割だ
我々の地区は違ったが、他の地区では区長さんになる前に会計役を一年すると聞いた
なるほど、お金の流れを知ることで区の全体像とか行事の流れが理解できるようになる

お金の流れで全体像を把握するのは区のみならず市でも同じこと
今日は新城市議会定例会のうち、予算・決算委員会が行われた
来年度予算についての審議(質疑?)だが、どの様にお金が入ってくるか
どこからが多いか、昨年との比較の上でどうか、、、とか
何に使う計画なのか、具体的に何に使われるのか、その金額は妥当か、それは例年と比べてどうか
などが議員からチェックが入る(行政に対する質疑というかたちで)

実はこのチェックがなかなか大変そうだ(それが仕事だと言ってしまえばそれまでだが)
何しろ暑さ5センチ位の分厚い数字ばかりが載っている資料を読み込んで
行政に質疑しなければならないからだ
これが今年度分だけ読み込んでいると何の意味もなさない
昨年の分、一昨年の分を読み込んで、その違いを丹念に探さなければならない

一般質問ほどではないが、この予算決算委員会は案外興味深い
全然おもしろくないものもあれば、
そうなのか、、、と気がつくところも少なくない
と同時に、ここが実は議会で一番肝心なところではないのか、、とさえ思うことがある
だから、個人的には一般質問だけでなく予算決算委員会も傍聴者が多かったり
議会中継があると良いと思う

この予算決算委員会は議員の姿勢、心構えが垣間見て取れる
何しろ分厚い資料を読み解かなければならないから
やる気とか根気とか数字に対する想像力が必要となる
質疑の出来不出来はあるにしても、今日の予算決算委員会において発言した議員は
やる気の面では評価できると思う
今日の発言者は、山口議員、山崎議員、丸山議員、浅尾議員、澤田議員、小野田議員、山田議員
明日は鈴木長議員もあるようだ
この中で、山口議員、丸山議員、浅尾議員は本当に多くの質問をしている
(委員長は村田議員)

この中には質問がダブることがあったが、そのおかげで傍聴者にはわかりやすくなった
点もあったので、一概にダブったことが良くないこととは言えないかもしれない

今日の質疑のなかでの一番の熱を帯びたのは高速バスの問題についてで
山口、丸山、浅尾、澤田、山田の5人の議員が取り上げて、
様々な角度から個々のキャラクターにあった質問の仕方で追求した
その中で議員に多かった不満や怒りは、可否判断をするのに必要な材料であるマーケティング会社からの
報告書が議決後に出るという事柄で、何故行政はそんなことをしたのだろう、、と疑問に思う

高速バスについてはいろんな評価がある
今日明らかになったなかには
通勤・通学の足を確保して定住人口を増やすのと名古屋方面からの観光客を増やす
という当初から言われていたことの他に、収支バランスを確保するという項目も最初からあったことだ

政治は結果責任と言われる
こういう理屈があってこうなるはずといった結果が外れることのない方程式のようなものはない
覚悟を持って未来を想像し、その未来の姿になるように努力したうえでの
どのような結果になろうとも、ある時点での事実を求める覚悟が必要だ
(少なくとも当初の目的は果たせていない)

高速バスは今利用している人たちにとって廃止は怒りを覚えることになるかもしれない
同様に、利用していない人には存続は無駄遣いと思えるかもしれない
今、損切りをすべきか、、もう少し様子を見るか、、、
3年9ヶ月の実証実験は、その判断をするための期間であったと自分は思うが
総合的な判断という抽象的な言葉によって、実証実験の意義すら曖昧にされている印象をもつ

以前読んだ政治学者の三浦瑠麗の本には
「行政はその事業をやめる判断基準、数字を持つようにするのが最近の傾向だ、、」
とあったのを思い出した
それをなんとかいう言葉で紹介していたが、残念ながら忘れた

ところで予算・決算委委員会は長引いたので、明日も開かれることになっている
そこでは、めったに見られない状況が出てくるとか、、、、

コメント
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