3月11日に9年目を迎えた東日本大震災
実は3月11日は我が家の大事な人の誕生日で、あの震災が起きた時
「これからずっと悲惨な日として報道されるのは嫌だな」
と嘆いていた
それで誕生日祝いも、そんなに気を使わなくてよいことになっているが
それでも流石にあちこちから電話がかかってくる
この日、3月11日は気になる事があって市議会の一般質問の傍聴にでかけた
冒頭、議長からその会場にいる人全員で東日本大震災の犠牲者に対し黙祷を
捧げる提案がなされた
新型コロナウィルス騒動で、近隣の東三河の市では一般質問の取りやめになっているが
新城市は通常通り行われた
通常通りと言っても会場は通常とはだいぶ違う
市長を始めとする行政職の方々、その人達に向かって座る議員もみんなマスク姿だ
そして通告では1時間の持ち時間を予定していた議員も、早めに切り上げて
閉じられた空間で長い時間を過ごすことは避けられていた
市議会は自分が加入していないケーブルテレビだけでなく、インターネットでも
ライブ配信されていることを今になって知った
この時期だからインターネットで済まそうとも思ったが、
楽に見ることができるインターネット中継は、結局のところ集中できそうにないので
現場にいってナマを味わうことにした
ナマはナマの良さがある
とんでもないハプニング(机を怒りに任せて叩く様子)とか
後では検証できない不穏当発言(何が不穏当かわからないことが多いが)が
その場で見られると想像以上に記憶に残る
ということで、せっかくでかけた市議会の報告でもと思ったが
ちょっと気分が乗らないので、3月11日の別の話題を、、、
大好きなモーツァルト、、その中でも好きな曲の中に
ロンドイ短調K511がある
このロンドイ短調が3月11日に作曲がされたとあるウェブページにあった
以前このブログでもこの曲の聴き比べをアップしたことがある
その中で好きだったのはバックハウスの演奏
バックハウスとモーツァルトの組み合わせはイメージ的に合わないがこれが極めて魅力的だ
ただ淡々と弾いているだけなのだが、大きく把握されている実感
フレーズ同士が対話するように時間が過ぎていく
このバックハウスのロンドイ短調のYoutubeは
Backhaus plays Mozart - Rondo in A Minor, K511