パンセ(みたいなものを目指して)

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ハプニング発生(新城市議会最終日)

2020年03月19日 19時34分20秒 | 市政、市議会に関することなど

新城市の市議会関連の話題(あちらにもアップ)

やはり生(ライブ)は面白い
それは市議会でも同じこと
突然、思いがけないハプニングが発生し、それにアタフタする各議員の反応や
そのハプニングの意味・意図を想像すると、、、
これはミステリー的な楽しみ方ができる

今日は新城市議会3月定例会の最終日
議案の議決が行われる日で、それまでは粛々と進められていった
少し疑問の残る令和2年度の予算が、反対・賛成の討論が行われ
多数決によって原案どおり可決の結論が出た
その刹那、ハプニングは起きた
小野田議員から「休憩!を要請する動議」が提出された

???
一体、何が起きているのかさぱりわからない
小野田議員は席を移動して何か手に持って別の議員のところに歩み寄っている
バタバタしているうちに「動議に賛成か反対か?」の議決がとられて
賛成多数で一時議会は休憩となった

でも残念ながら議会のルールを知らない自分らは何が起きたか、一向にわからない
何が起きているのかわからないのは、議会に参加の幹部職員もそうだろう
(予算案も可決したし、ヤレヤレと思った職員もいただろう)
ポカーンとする間に、議会は結局のところ場所を移動して
急遽全員協議会が開かれることになった
(幹部職員はずっと待たされることになった)

場所を移した全員協議会で出てきたのが、今回の国会でも出てきた「付帯決議」なる言葉
どうやら議会として予算案可決に際し「付帯決議」を追加しようとの考えらしい
ところが、ここから先が議論が紛糾した
この付帯決議の内容を既に知っている議員がいれば、全く知らされていない議員がいる
ところでその前に、付帯決議とは何だ?との疑問が湧いてくるが、ネットで調べると
「議案を議決する際に付け加えられる議会の要望のことをいいます。
法律的な効果(強制力)はなく、政治的に尊重されるべきものとされています。」
とある

つまりは、今回の場合は、予算は議会として可決するけれど
行政には一言追加しておく要望があります!という内容を追加したいらしい

さてその内容はどんなものか?
となるのだが、付帯決議の内容を知っている議員と全然知らされていない議員がいる
議会の付帯決議は数人の提案でなされても法的には問題無いそうだが
議会から行政に要望するのに少数の議員では説得力やら切実感に欠ける
そのために一般的には付帯決議は「全会一致」の状態でなされるのが普通で
今までの新城市でもその様になされてきたのだそうだ

付帯決議の内容の良い悪いは別として
その付帯決議を予め知らされていた議員と、全く知らされていない議員の間では
素直に付帯決議の討論や賛成に加われない気持ちはわかる
結局のところ、ここからは手続き論の良し悪しや、付帯決議の中身に入った議論が
幾度となく繰り返されることになった

ところで、付帯決議の内容は一体どういったものか?
傍聴者には詳しくはわかりにくかったが、高速バス「山の湊号」に関することらしい
市民の間の中にも議員の中にも意見の相違があるこの件については
議会は無条件に了とするものではなく、絶えずチェックをするので、、、、して欲しい
といったニュアンスを加えたかったらしい(と想像する)

でも問題は、何故急にこの話が出てきたか?という点
付帯決議の内容や存在が良い悪いではなく
何故急に出てきたのか、しかも一部の議員しか知らされず、、、、

実はここに現在の新城市の議会の問題点が集約されているように思われる
何故急にこの案が出てきたか、、、
自分にはだいたいの想像がつくが、、さて

 

 

 

 

 

コメント (1)
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