パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

自分たちで勝負の結果を決めるな!

2008年09月07日 08時54分25秒 | Weblog
もし3点目の中村憲のラッキーな点がなかったら
終盤のバタバタしたゲームにはならなかったかもしれない

前半で2-0のリードはそれほど安全ではなかった
確かにバーレーンは3点取る力があるようには思えなかったが
2-0からの逆転はサッカーではよくあることで
自分らも何度となく経験してきたので多少の不安はあった

それが相手のディフェンダーに当たって少しコースが変わった
中村のすばらしいシュートで
これで勝ちだ!と多くの人が思ったに違いない
いみじくも岡田監督がインタヴューで答えたように
「3点目でベンチも選手もホッとしたようだ」

後々のバタバタはこれが原因だっただろう
戦っている選手たちのホッとした気持ちはわかる
だが勝負は自分たちが勝ち負けを勝手に決めなくても
時間がくれば教えてくれる
それまでは緊張感を抜かずに戦わなければならない

子供たちの試合でも対戦相手が自分らより格下と
なめてかかったとき、不運が続いて入らなかったりすると、
もう流れはなかなか自分らにこなくて苦戦することがある

そんなとき自分が彼らにかける言葉は
「自分で勝手に勝負の結果を決めるな!
 時間がくれば結果は出るのだから
 それまではしっかりと戦え!」

後で二三人に聞いてみるとやはり試合の前から
勝つに決まっている!とふわっとした入り方をしたらしい
との答え

つまり大人でも子供でも緊張感が欠けると
同じ結果になるということだ
だが流石に3点のアドバンテージは大きく結果的に
勝ち点3を確保できたのはよかった

この試合、特に誰が良かったというのでもなかった
田中はキビキビしていたが少し気持ちが入り過ぎ!
そして左サイドのときよりは右サイドの方が良さそうだ

本当はこのように誰がよかったなどと
はっきりしない試合の方がいいのかもしれない
個の部分では物足りないかもしれないが
チームとして戦っている感じはする

まだまだ始まったばかり
いろいろ問題点が出てきそうだが
何となく全体のレベルが下がっているような気がしてならないのは
心配症の所為だけ?

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