パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

不信感が先に立つ辛さ

2015年12月02日 21時39分35秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

(新城市以外の人には分かりにくい話)

その場には数社の新聞社とテレビ局が来ていた
新城市のもめている庁舎見直しに関する市長要請の協議
(12月2日 新城市委員会室にて)

しかし、その場に「求める会」がいたのは数分間
市長の先日に発表した見直し案に関する抗議を述べて
すぐさま退席

あっけにとられる異常事態が発生した

多分、メディアも(市長も)予想外の進展に驚いたことだろう
その結果、あすの新聞やテレビではどのように
報道されるかわからないが 、ひとつの覚悟をもって臨んだということ

こうした行為に批判があるのは分からないではない
しかし、そうまでしなければならなかったのは何故か
それは、以前の7月に行われた実務協議の進め方にある

実務協議は住民投票の結果を受けて見直しをともに考え合う
というものにもかかわらず、誰もが納得できる計画を
一緒に考えようと言う姿勢は一向に見られなかった
進入路の問題でも長い時間をかけて
求める会が問題解決策を考えついたが
市側は出来ない、問題があるの連呼で解決策は出さず
と思ったら、今度は実務協議が終了したら続けざまに幾つかの
案を提出してきた
なんで肝心な実務協議にその案を出さなかったのか

そのほかいろいろあるが、総じて言えばあの実務協議の目的は
求める会と市側が協力して妥協点を見つけると言う作業ではなかった
むしろ、求める会案を否定するための会議であった
(求める会は、市側の要請には応えきっていると判断している)

この実務協議の流れをまたもや経験することはもう出来ない
というのは、市長は既に求める会案を無視した自分たちの案で
行くことを公言している(つまり求める会の案は聞かないということ)
にも関わらず、意味のない求める会の案を聞く様な会を催すのは何故か

そのポイントはメディアの存在にある
実務協議の終了時、それぞれの解釈は「求める会」は
自分たちの案で十分建設可能
しかし、市側は「求める会案は不可能」
ここでお互いに言い合っているだけならば良いのだが
現実に新聞に出たのは市長発表の「求める会案は不可能」の文字

それで新聞を読んだ人は、そうなのか
と思い込んでしまう
単に市側の判断に過ぎないのに既成事実のように錯覚してしまう
ここにマスコミ報道の怖さがある
あくまでも一つの意見に過ぎないのに 

今回も同じようにマスコミを使われる可能性を感じる
検討する気持ちもない求める会案を聞くふりをするのは
目の前のメディアに求める会の案が
自分たちの見方からすると変だと言いたいだけのこと
決して一緒に何かしようとする態度ではない

本当に協同で良い物をつくりあげようとするならば
数カ所聞きたいことがあるではなくて、
求める会案では協力していただける民家の方の移動を、
(市として後々のことを考えれば)求める会の方に
説得してもらえないか!ということになりそうなのに

どうも上手く説明できたとはいえないが、とにかく
聞く気もない求める会の案を聞く(ふり)の会を設けたのは
何故か?を考えるとこの人の政治手法が見えてくる

明日、どんな視点で今日の事が報道されるかわからないが
ここまで不信感が先に立って物事を考えなければならないところが辛い

新城市以外の人は何かよくわからないことと思われる
しかし、問題は新城市のひとでもよくわかっていないということ
なんでこんなことになっているのか? 





 

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ブリ大根

2015年12月01日 20時09分57秒 | 徒然なるままに

晩ご飯のおかず、何にする?
毎日悩む(自分は悩まないが)こと

でも今日は、大きな大根をもらったし
たまたま昨日のNHKの料理番組で
「ブリ大根」をやっていたので
ウンもスンもなくブリ大根に決定

本当に相性ってあるもので
この大根とブリの組み合わせは最高だ
(今日も美味しかった) 

10年以上前、まだ現役で稼いでいたころ
ワインとチーズのマリアージュという頒布会に
参加していて、一年間毎月、ベストマッティングの
ワインとチーズが送られてきたが
今でも鮮烈に覚えているのが、シャブリ(グラン・クリュ)と
カマンベールチーズの組み合わせ
これは本当に美味しかった
その時何を感じたかといえば
組み合わせの妙ってあるものだ
ということ

ブリ大根が美味しい
ということを、わざわざもったいぶってこんな風に取り上げるとは
面倒くさい性格かな

 

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