▲シラネセンキュウ(白根川芎)
<セリ科シシウド属>
山地の林下、谷川の縁などの日陰に生える多年草。
葉は2~3回3出羽状複葉で、裏面はやや白つぽい。
大形の花序をだし、白色の小さな花を多数開く。
花の上に、フタスジヒラタアブかな?
ホソヒラタアブかな?
▲アキギリ(秋桐)
<シソ科アキギリ属>
山地に生える多年草。
葉は対生し長い柄があり、三角状鉾形。
花色は紅紫色で美しい。
キバナアキギリは花色が黄色い。
▲イヌショウマ(犬升麻)
<キンポウゲ科サラシナショウマ属>
山地の湿り気のある林内に見られる。
草丈は1メートル前後で、葉は3出複葉。
たまには、キノコ特集?というほどでもないけれど。
※猛毒キノコ・危険で要注意のカエンタケ
手の指状で、先端が丸い
※イガグリタケ
※可愛いキノコ
※ムラサキイグチ
▲キヨスミイトゴケ
※苔の花
※昆虫コーナー
※アカイロトリノフンダマシの卵嚢
※ガガンボ
※ザトウムシ
※ナメクジ
《俳句鑑賞は秋の季語星月夜(ほしづきよ)》
星月夜(ほしづくよ)・星明りなどと使う。
面体を包む舟歌星月夜 山田 諒子
諒子先生の句集「無響音」より
▲アズマヤマアザミ(東山薊)
<キク科アザミ属>
林の縁に生え、葉は羽状深烈。
頭花の柄は短く、葉腋に2~3個付き、上向き化斜め上向きに咲く。
雨に濡れたアズマヤマアザミ
▲ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦)
<タデ科タデ属>
山中の湿り気のある所に生える1年草。
葉は三角形で互生し、先がとがる。
枝先に小さな白い花を頭状につける。
▲ツルニンジン(蔓人参)
<キキョウ科ツルニンジン属>
別名 ジイソブ
山麓や平地の林の中に生えるつる性の多年草。
根が太く、朝鮮人参に似ていることからこの名がある。
葉は互生するが、枝の先では3~4枚輪生する。
花冠は、広い鐘形で、内側に紫褐色の斑点がある。
高尾山に行った。
雨で残念ながら、目的地に行けなかった。
帰り道、日陰からバスを2個ぐらいで降り、川沿いの道を歩いて
楽しんできた。
虫に詳しい人が一緒で、色々と教わったけれど、
メモ書きがいい加減なので合っているのかどうか心配です。
※昆虫コーナー
※アサギマダラ
※オオケマイマイ
※ミスジマイマイ
※小さなニッポンマイマイ
<虫の嫌いな方は要注意!>
※フクラスズメ
フクラスズメ幼虫
※マメノメイガ
※ヒマラヤシマバエ
※ハムシ
※クガビル
※タゴガエルかな?
《俳句鑑賞は、秋の季語秋(あき)》
白秋(はくしゅう)・白帝(はくてい)などと使う。
秋の暮大魚の骨を海が引く 西東 三鬼
▲キバナアキギリ(黄花秋桐)
<シソ科アキギリ属>
山地の木陰に生える多年草。
茎は四角で、葉は対生し長い柄があり、三角形のほこ形。
茎の先に黄色い唇形の花穂が段になつてつく。
上唇は立ち上がり、下唇は3裂して前に突き出る。
▲リンドウ(竜胆)
<リンドウ科リンドウ属>
多年草で、葉は対生し、青紫色の美しい花は、茎の先端や葉のわきにつく。
※昆虫コーナー
※アオスジアゲハの幼虫💛
クスノキの葉に隠れていた。
※もうたまらないほど💛可愛い!!
アオスジアゲハの幼虫
※イナゴ
※アキアカネ?
※マメノメイガ
※ミスジチョウ
※ホシホウジャク
※ムラサキシジミ?
羽を広げてくれなかったので???
《俳句鑑賞は秋の季語鵙(もず)》
百舌鳥(もず)・鵙猛る(もずたける)・鵙高音(もずたかね)
鵙の贄(もずのにえ)・鵙日和(もずびより)などと使う。
画像は関係ないけれど、シラカシの実
百舌の声豆腐にひびくそれを切る 西東 三鬼
▲ナンテンハギ(南天萩)
<マメ科ソラマメ属>
葉は互生し、2枚の小葉からなる羽状複葉。
多年草。
葉のわきから長さ2~4センチの総状花序をだし、
紅紫色の蝶形の花を多数つける。
▲ニワフジ(庭藤)
<マメ科コマツナギ属>
落葉小低木。
小葉は3~5対あり、長楕円形。
久しぶりの緑道まで、自転車で出かけたら、咲いていた!
そしてなんと!
ウラナミシジミが吸蜜していたのに出会った!
※ウラナミシジミが、ニワフジを吸蜜中!
何と言っても、この尾状突起がかっこいい!
夢中で吸蜜中!のウラナミシジミ!
逆さまになって、お尻の尾状突起がよく見えます♪
▲ノササゲ(野大角豆)
<マメ科ノササゲ属>
つる性の多年草
何たって!ノササゲの実は紫色なんです!
▲タンキリマメ(痰切豆)
<マメ科タンキリマメ属>
蔓状の多年草。
全体に黄褐色の毛が生えている。
葉は互生し、長い葉柄を持つた3出複葉。
質は薄く、黄色い蝶形の花をつける。
豆果は、長楕円形で、中に種子が2個入つている。
※昆虫コーナー
美しい尾状突起を持ったウラナミシジミに出会えた!
※ウラナミシジミ
※虫の嫌いな方は要注意
※ベッコウハゴロモ(上)とアオバハゴロモ
※チュウゴクアミガサハゴロモ
※サザナミスズメ
(私の手ではありません。まだちょっとつかむのは苦手かも)
※コメツキ?
※アオドウガネ
※タケノホソクロバ
桜の木にいたタケノホソクロバ
《俳句鑑賞は無季》
季語の無い句
句には関係ないけれどカワラタケかな?
手品師の指いきいきと地下の街 西東 三鬼
▲ホウキギク(箒菊)
<キク科シオン属>
こんなに可憐な小さな花なのに、北アメリカ原産の帰化植物です。
高さ1メートル以上になります。
葉の基部はやや心臓形となつて茎を抱き、花序の枝は斜め上に伸びる。
水辺を好む。
似たものに、ヒロハホウキギクがあるが、
葉の幅が広く、葉の基部は茎を抱かない。
ホウキギクとヒロハホウキギクの雑種に、ムラサキホウキギク
があり、花は淡紫色だそうだが、私は、見たことは無い。
▲アメリカアサガオ(亜米利加朝顔)
<ヒルガオ科サツマイモ属>
直径3センチぐらいの水色の花をつける。
萼の先が反り返るそうだ。
葉に切れ込みが無くハート形になったものや、
3つまたは5つに切れ込んだものなどがある。
▲アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
<マメ科シバハギ属>
日本のヌスビトハギより花の色が濃くて大きい帰化植物。
葉は3出複葉で、小葉は狭長楕円形~卵状楕円形。
花は一日花で、日中は紅紫色ので、やがて青へと変化する。
果実はくびれて鎖状になり、3~6月、個つく。
▲ヌスビトハギ(盗人萩)
<マメ科ヌスビトハギ属>
多年草。
豆果は、2個で忍び足で歩く足跡に見立ててこの名がついた。
※昆虫コーナー
※我が家のメドハギにキタキチョウが卵を産んで黄色い蛹になっていた。
蛹に、少し黒い色が出てきたので家の昆虫籠へ。
次の日の朝、キタキチョウになっていたので、すぐ逃がしてやりました。
元気そうな!アカボシゴマダラの幼虫!
※アカボシゴマダラ
残念ながら、ちょっと遠くて羽を広げてくれなかったアオスジアゲハ
なのだけれど、青い線がほんの少し、見えますか❓(#^.^#)
※トホシテントウムシ?
《俳句鑑賞は秋の季語鰯(いわし)》
鰯の画像が無いので、海の貝
魂のところが苦い干し鰯 土屋 秀夫
句集「鳥の緯度」より、秀夫さん、黙って掲載してすいません。
▲ハンケチノキ(手巾木)の実
<ミズキ科ダヴィデア属>
1属1種の樹木
葉は互生し、広卵形で紅葉が美しい。
果実は、褐色に熟す。
花は5~6月、白い総苞片が目立つ。
▲ゴンズイ(権蘂)の実
<ウツギ科ミツバウツギ属>
落葉小高木。
樹皮は黒緑色で灰渇白色の皮目が多く、縦に不規則な割れ目が入る。
葉は奇数羽状複葉で対生する。
5~6月、枝先に円錐花序をだし、淡黄白色の花を多数開く。
果実は半月形の袋果で、赤く熟し裂けると、光沢のある黒い種子を出す。
▲カジノキ(梶木)の実
<クワ科コウジ属>
落葉高木。
葉は広卵形で、質は厚くざらつく。
雌雄異株。
雌花序は直径約2センチの球形で紅紫色の花糸が糸状に伸びて出る。
集合果は、赤く熟す。
※昆虫コーナー
※イオウイロハシリグモ
※ナガコガネグモ
※クサグモ
※ハリカメムシ
どなた?
《俳句鑑賞は秋の季語雁渡し(かりわたし)》
雁の画像が無いので、カリガネソウ(雁金草)で。
みな大き袋を負へり雁渡る 西東 三鬼
▲クルマバザクロソウ(車葉石榴草)
<ザクロソウ科クルマバザクロソウ属>
新宿御苑にて、シリブカガシの下に、
小さな白い花を見つけて、観察員の方から、この名を教えて頂きました。
一度で、お気に入りの花になりました。
ザクロソウは知っていたのだけれど、花は気が付きませんでした。
熱帯アメリカ原産の帰化植物。
茎は下部から分岐し、枝は地に着く。
葉は4~7個輪生し、さじ形または倒披針形。
花は5弁の白い小さな花をつける。
実が名前の由来なのかと思ったら、葉が石榴の葉に似ている事に寄るのだそうです。
▲ザクロソウ(石榴草)
<ザクロソウ科ザクロソウ属>
こちらが、よく見ていたザクロソウソウで、実がなっている時ばかり、
見つけていたようです。
ザクロソウは、枝が立ち上がります。
▲ウリクサ(瓜草)
<ゴマノハグサ科ウリクサ属>
地面にへばりつくように咲く小さな紫色の花。
こう言う、見逃しそうな小さな花が何とも言えず好きです。
茎は枝分かれして地を這う。
葉は、対生して卵形で縁に鋸歯がある。
日当たりの良い所を好む。
淡紫色の花は長さ7ミリほどで、果実の形がマクワウリに似ていることによる。
※昆虫コーナー
※アオイトトンボ
※キセルガイ
木の幹や、落ち葉の下、岩陰などに生息する、巻貝の一種で、
陸生の貝類で,所謂カタツムリやナメクジと同じ仲間です。
※ホシホウジャクの幼虫
※ツチイナゴ
※サトクダマキモドキ
※コバネイナゴ
※ヒョウモンチョウ
※アブラゼミの出生したばかり?
※オオスズメバチ
《俳句鑑賞は冬の季語落ち葉》
落葉(らくよう)・落葉道(おちばみち)などと使う。
秋の季語かと思うが実は冬の季語なのです。
画像は関係ないけれど、吾亦紅(われもこう)
落葉くすくす彼の世へとつづく音 栗原 かつ代
句集「母は水色」を送っていただきました。その中よりの1句です。
▲コバノカモメズル(小葉鴎蔓)
<ガガイモ科かモメズル属>
目黒の自然園で見つけた。
久しぶりに出会えて嬉しい花だ。
山麓などに生える多年草のつる草。
葉は柄があり広披針形で先がとがる。
花は葉のわきからでる花柄の先にまばらにつく。
花冠は暗紫色で6~8ミリ。
オオカモメズルより、花びらが小さくて、とんがつて長い。
▲オオカモメズル(大鴎蔓)
<キョウチクトウ科カモメズル属>
つる性の多年草で、コバノカモメズルより花が丸くて大きい。
▲ツリフネソウ(釣舟草)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
葉は菱状楕円形で先は尖り、縁には鋸歯がある。
花序は葉の上部に斜めに立ち、紅紫色の花をつける。
距は後ろに突き出て渦巻き状になる。
※昆虫コーナー
※ウラギンシジミ
久しぶりの出会いでした。羽を少し広げてくれているので、
褐色に橙色の翅が鮮やかですが、羽根の裏は、白一色です。
裏の翅は白一色です。
裏が黄色の蛾でした。
表から撮れなかったので名前は解りません。
ツマグロヒョウモン♂
※ツマグロヒョウモン♀
※ナミアゲハの乱舞
※タイアザミにセセリチョウ
※キタキチョウ
《俳句鑑賞は秋の季語秋の暮(あきのくれ)》
秋の夕(あきのゆう)・秋夕(あきゆうべ)・秋暮る(秋来る)などと使う。
画像は関係ないけれどアキニレ
秋の暮大魚の骨を海が引く 西東 三鬼
▲サクラタデ(白花桜蓼)
<タデ科タデ属>
水辺を好む多年草。
枝を分けて増え、茎は直立し、葉は披針形で長さ7~15センチ、
短い葉柄がある。
花穂は細長く、萼は深く5裂し、淡紅色を帯びたり、
白色もある。
白花のサクラタデ
サクラタデ
▲イヌコウジュ(犬香需)
<シソ科イヌコウジュ属>
シソ科なので茎が四角い。
白色もあるが、紅紫色を帯びたものもある。
葉は長楕円形で枝先に花穂をだし、小形の唇形花をたくさんつける。
▲ヤマホトトギス(山杜鵑)
<ユリ科ヤマホトトギス属>
山地の林下に生える。
白色で紫色の斑点があり、時々下部に黄色の斑点が出る花を開く。
ヤマホトトギスは、花びらが下側に反り返る。
▲ヤマジノホトトギス(山路杜鵑)
<ユリ科ホトトギス属>
ヤマホトトギスのようにはなびらが下に反り返らない。
※昆虫コーナー
<虫の嫌いな方は要注意コーナーです>
※元気なセスジスズメの幼虫
※キイロスズメの幼虫?
※幼虫から新聞紙をちぎった巣で育てて本日巣立ったホシホウジャク💛
キバラヘリカメムシかな?
《俳句鑑賞は秋の季語桃(もも)》
桃の実・白桃(はくとう)・水蜜桃(すいみつとう)などと使う。
画像は関係ないけれど、雨の石神井公園
中年や遠くみのれる夜の桃 西東 三鬼
▲イボクサ(疣草)
<ツユクサ科イボクサ属>
里山に車で遊びに出かけていた頃に、よく田んぼやその近くで出会った小さな草だったが、
この頃はめったに出会えない。
石神井公園の「中の島」に行く時のボート乗り場の縁に咲くのだが、
いつも、花が踏まれてしまうのだ。
自然観察が好きな人が乗る場所なのだから、気を付けて踏まずに行って欲しいといつも思う。
水田や湿地に生える。
茎は枝分かれして横に這う。
淡紅色の小さな華憐な花を開く。
和名は、この草を疣(いぼ)につけると、取れる事に寄る。
▲チョウジタデ(丁子蓼)
<アカバナ科チョウジタデ属>
姿がタデで花がチョウジに似ている事に寄る。
茎に稜がある。
葉は互生し、披針形で長さ2~10センチ。
葉のわきに黄色で径6~8ミリの5弁花をつける。
▲カラスノゴマ(烏胡麻)
<アオイ科カラスノゴマ属>
畑や道端に生える。
茎は丸くて直立し、葉は互生し、卵形で先がやや尖る。
葉腋に1個の黄色い花をつける。
蒴果は黒い鞘の豆です。
▲マヤラン(摩耶蘭)
▲ミクリ(実栗の実)の実
▲アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
▲ボントクタデ(凡篤蓼)
▲ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
※昆虫コーナー
<虫の嫌いな方は要注意>
※ノダケに、キアゲハの幼虫
上の方に、キアゲハの幼虫
ノダケの花を食べつくして。
※コクサギの葉にアゲハの幼虫
※キベリヘリカメムシ
※ヒカゲチョウ
《俳句鑑賞は、秋の季語栗(くり)》
毬栗(いがぐり)・栗の毬(いが)・笑栗(えみぐり)・栗飯(くりめし)・栗おこわ
などと使う。
画像は関係ないけれど、石神井公園の「中の島行き」ボート?
別れきて栗焼く顔をほてらする 西東 三鬼
石神井公園の公孫樹の木から落ちていた銀杏、戴きます💛