れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

チョウジソウ(丁子草)オオアマナ(大甘菜)ウマノアシガタ(馬足形)ヤブジラミ(藪虱)アジアイトトンボ

2022-04-26 06:52:24 | 野の花と昆虫

チョウジソウ(丁子草)
<キョウチクトウ科チョウジソウ属>
湿った草地に生える多年草。
葉は互生し、披針形で先は尖る。


茎の先端に多数の花をつける。
花冠は青紫色ので株は筒となる。


オオアマナ(大甘菜)
<キジカクシ科オオアマナ属>
帰化植物でアマナより大きいのが名前の由来。
公園では蔓延りすぎるので嫌われぬかれているが
私も以前はそんなに好む花では無かったのだが、

別名「ベツレヘムの星」とも呼ばれることからなんだか好きになった。
(植物の名前も人を惹きつける要因の大事な一つだと思ったことです。)


花弁状の花被片は6枚。
雄しべの根元は扁平で、6個合わせると王冠のような形になる。
花茎は地面に水平に伸びる。種子はできないことが多い。



ウマノアシガタ(馬脚形)
<キンポウゲ科キンポウゲ属>
根生葉の形を馬の蹄(蹄)に見立てた名前。
別名キンポウゲ「金鳳花」は八重咲の品種につけられた。


日当たりの良い山野に生え、5枚の花弁は光沢があり、

花弁の基部には蜜腺がある。
キンポウゲ科の英名の総称はバターカツプ。



              休憩

ヤブジラミ(藪虱)
<セリ科ヤブジラミ属>
果実が鉤状になっていて服にくっつく。

昆虫コーナーアジアイトトンボ

アジアイトトンボ
<イトトンボ科アオモンイトトンボ属>
平地の池では春一番に現れるトンボ(雌)です。


ナナホシテントウも♪

        俳句季語筍(たけのこ)

      筍が爆発しそう夜の厨  松井 国央

         国央先生の句集「流寓」より

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キンラン(金蘭)ギンラン(ギンラン)ササバギンラン(笹葉銀蘭)キリ(桐)の花・クロバネシロヒゲナガ

2022-04-25 06:33:41 | 野の花と昆虫

   

キンラン(金蘭)
<ラン科キンラン属>
春の雑木林の林床に、黄色に目立つ蘭の花で、豊かな里山に生える。
朝は曇っていたので、花が閉じていたが帰り道では、
黄色い花が半開きに開いてくれて笑っているように見えた。

       
    直立した茎の先に鮮やかな黄色い花を3~10個つける。
   花は半開きの状態で咲き、花色を金に見立てて名前が付けられた。


いつも半開きの花は、唇弁や側花弁からなる複雑な形状をしている。
唇弁の中には黄色い筋がある。


ギンラン(銀蘭)
<ラン科キンラン属>
キンランの金に対しての白い花の銀で、ギンラン(銀蘭)。
何と言っても、小さい丈の低い白い花で、花は殆ど開かない。


茎の先端に長さ1センチほどの白い半開き、
または殆ど開かない花を数個つける。


雑木林の中に生え、キンランやササバギンランより小さい。

 


ササバギンラン(笹葉銀蘭)
<ラン科キンラン属>
実は殆どササバギンランかギンランなのかよく解らない・・。
ただ、本能的に感じるのだ。(#^.^#)
葉がギンランよりも細長く、笹の葉に似ている・・と言われても・。
たぶん・・花は銀蘭より詰んで咲くような感じがするし、
花の周りに細い葉がつき、葉の中に花が咲く気がした。


下部の苞葉が花のつく部分より長く上に出ること、茎や葉の裏などに多少毛があり、
全体に大形であることでギンランと区別をつける・・とある。

                 休憩
    

キリ(桐)の花
<ノウゼンカツラ科キリ属>

 

   ★昆虫コーナーは、クロバネシロヒゲナガ(#^.^#)
  う~~~ん♪超、かっこいい!!!


クロハネシロヒゲナガ
<チョウ目ヒゲナガガ科>
翅は黒色で光沢があり、白く長い触覚を持つヒゲナガガの仲間。
草の間をゆったりこの長い白いひげを持ちながらひらひらと、
飛んでいました。
とても!チャーミングな蛾です!
出会えて嬉しかった!(#^.^#)




          俳句は季語桐の花

      なつかしき遠さに雨の桐の花   角川 源義

 










 
               

   

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アカカタバミ(赤酢漿草)カタバミ(酢漿草)オッタチカタバミ(おっ立酢漿草)ムラサキカタバミ(紫漿草)イモカタバミ(芋酢漿草)クロウリハムシ

2022-04-24 05:10:05 | 野の花と昆虫

かた

アカカタバミ(赤酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
この頃、コンクリートの片隅にカタバミの花をよく見る。
黄色が鮮やかで愛らしい。
葉が暗紅紫色で、花の内側中心部に濃い橙色の模様がある。
荒れ地やコンクリートの割れ目など明るい環境を好む。




カタバミ

カタバミ(酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
道端や庭に生える身近な植物。
夕方になると葉を閉じる。曇りの日も閉じる。
閉じている状態の葉を半分葉が無い状態に見立てて「片(傍)方を食む」
から片傍(かたばみ)と名付けられた。




オッタチカタバミ(おっ立傍食)

オッタチカタバミ(おっ立傍食・酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
茎が長くて立ちあがるのが、この名の由来。
全体的に白い毛が多く、托葉が目立たない。

イモカタバミ

イモカタバミ(芋傍食)
<カタバミ科カタバミ属>
根の上に、直径1センチほどのイモ状のを多数つけるので、
イモカタバミの名前がある。


花は紅紫色で、中心部ほど濃く、濃紅色になる。
花には濃紅色の線が目立つ。

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミ(紫傍食・紫酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
花は紅紫色で直径1,5センチほど。
花の中心部は、白く雄しべの先端の葯も白い。
花を咲かせても花粉が無いので結実せず、球根で増える。


            休憩

ムシトリナデシコ(虫取撫子)


★昆虫コーナー  

クロウリハムシ
ハムシ科の甲虫で、ウリハムシに似て前翅が黒い。




   

 

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ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)サギゴケ(鷺苔)カキドウシ(垣通)トウゴクサバノオ(東国鯖尾)イチリンソウ(一輪草)ベニシジミ(紅蜆)

2022-04-18 09:35:36 | 野の花と昆虫

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
<ゴマノハグサ科サギゴケ属>
湿り気のある水田の畔などに群生する多年草。
葉は根元に集まり、その間から横に這う枝をだし広がる。


横に這う枝先の葉は対生し、ごく小さい。
根元の葉は、倒卵形で、縁に不揃いの鋸歯がある。
根元の葉の間から花茎を伸ばし、まばらにいくつかの花をつける。
花冠は紅紫色。

下はサギゴケ

サギゴケ(鷺苔)
<ゴマノハグサ科サギゴケ属>
いサギゴケをサギゴケと言い、
紫色のものは、ムラサキサギゴケと言う。


カキドオシ

カキドオシ(垣通)
<シソ科カキドオシ属>
つる性の多年草。
茎は初め直立し、花が終わる頃には倒れて地表を這う。

葉は対生し、長い柄のある腎形で、先は丸く基部は心形。
花は淡紫色の唇形花で、柄があり葉の脇に1~3個づつつく。


トキワハゼ
<ゴマノハ属サギゴケ属>
人里近く、どこにでも見られる1年草。
ムラサキサギゴケに似るが、横に這う枝を出さない。


トウゴクサバノオ(東国鯖尾)
<キンポウゲ科シロカネソウ属>
山地のやや湿ったところに生える。
全体が柔らかく、根生葉は数枚で茎葉は、対生する。
実は始め、ハナネコノメの赤い蕊が落ちたものかと、
思ったのだが、何か気になって調べたところ、トウゴクサバノオに

行きついたので嬉しかった。


頂小葉は広卵形でしばしば中ほどまで裂ける。
花は径6~8ミリで全開せず、淡黄緑~白色。
和名は東国(関東)に多く、果実の形をサバの尾に例えた。
今度はぜひ、果実を見てみたいものです。

              休憩

イチリンソウ(一輪草)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>


今年は、ゆっくりイチリンソウを愉しんでいなかった。
ニリンソウより大きな花を咲かせ、品がある。

   ★昆虫コーナー

ベニシジミ
写真には撮れなかったが、今は二匹で交尾している季節のようだ。
もしかして、翅に青い斑点のようなものが見えるので・♂かなぁ~と思う。

         俳句は季語桃の花
        花桃・桃咲くなどと使う。

     桃咲くや足投げ出して針仕事  高浜 虚子
    
      桃の花散るや中年不眠症    れんげ
   
     

 

 

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ツルカノコソウ(蔓鹿子草)ミヤマキケマン(深山黄華鬘)ミヤマカタバミ(深山酢漿草)ヤマルリソウ(山瑠璃草)テングチョウ

2022-04-17 07:15:21 | 野の花と昆虫

ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
<スイカズラ科カノコソウ属>
一見、白い花のように見えるが、
よく見るとほんのり紅をさしています。
山地や丘陵の谷に沿った日影の湿地によく群生する多年草。


花後、走出枝を伸ばし、先に株をつくる。
茎葉は羽状、羽状鋸歯。


茎はやわらかく、花の色は薄く白に近い。



ミヤマキケマン

ミヤマキケマン(深山黄華鬘)

<ケシ科キケマン属>
日当たりの良い山地の崩壊地、伐採跡、谷川の礫地

林の縁などに生える。


数回羽状に深く裂ける。
枝分かれした茎の先に淡黄色で、約2センチの花を多数総状につける。



 

ミヤマカタバミ

ミヤマカタバミ(深山酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
山地の木陰などに生える多年草。
白い花を1つつける。花は白色で淡いすじがあり、径3~4センチ。


   

                休憩

ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<ムラサキ科ムラサキ属>
まだ、咲いていてくれたヤマルリソウ。
次に来るときはもう終わっているだろうな。

★昆虫コーナー

テングチョウ
この時期、よく留まってくれるので写真を撮りやすい。


翅を閉じると地味。


         俳句季語復活祭
     イースターとも言う。

    イースター・エッグ地球は脆き星  池田 典恵
     

 




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ミヤマハコベ(深山繁縷)マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)スイバ(酸葉)・ワカバグモ

2022-04-15 15:29:56 | 野の花と昆虫

ミヤマハコベ(深山繁縷)
<ハコベ科ハコベ属>
川岸の林中や山地の木陰などに生える多年草。
茎は斜上するがのちに地を這う。
花は普通の繁縷より大きく見栄えがする。


葉は対生し、卵円形か卵形で長さ1~4センチ。
先は尖り、基部と葉柄に長い軟毛がある。

葉の脇から花柄をだし、径1,5ミリぐらいの白い花を開く。
花弁は5個で萼片より長く、2深裂する。
外側に白くて長い毛が生える。

秋にはしばしば閉鎖花をつける。


マルバコンロンソウ

マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
<アブラナ科タネツケバナ属>
山地の木陰に生える越年草。
全体に白色の毛がやや密に生える。
茎は直立し枝を分ける。


葉は羽状複葉で小葉は3~7枚。
白色の十字状花を数個開く。



        ミミガタテンナンショウ
ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)
<サトイモ科テンナンショウ属>
ウツボ状の仏炎苞に、耳たぶのような張り出しがあり、
天南星は、中国では夜空
に広がる星の意味を表し、
葉の広がる様子を
例えたものだそうです。

林下に生える多年草。汚紫色の蛇紋がある。葉は2枚。
小葉は7~11枚。春、葉より先に花が開く。

   後ろから見ると付属帯の耳型がよく見える。雌雄異株。

             休憩

スイバ(酸葉)
スカンポとも言う。
山に行って喉が渇いたときにぽきりと折って、齧ると水分補給になるが、
味は酸っぱいです。
  
★昆虫コーナーはワカバグモ

ワカバグモ(カニグモ科)
全身が緑色をしている。

       俳句は春の季語蜃気楼
    海市(かいし)・逃げ水などと使う。

     海市この頬杖くぐるおもかげや  加藤 郁乎

 

 

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ラショウモンカズラ(羅生門蔓)ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)ムラサキケマン(紫華鬘)キランソウ(金瘡小草)アジュガ・ゴマダラチョウの幼虫

2022-04-12 05:52:59 | 野の花と昆虫

     
 ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
 <シソ科ラショウモンカズラ属>
 花茎の上部の葉の脇から長さ4~5センチもある
 大きな紫色の唇形花をいくつかつける。
  
    

        京都の羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に似る
      ことからこの名がついた。
          

         
            
 林の中に生える多年草で花茎は直立して20~30センチになる。
  葉は対生し、卵心形で、質は薄く、縁には荒い鋸歯がある。

     
   

 

ジロボウエンゴサク

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
<ケシ科キケマン属>
草花遊びでこちらを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んだ。
この塊茎を乾燥させた漢方薬をエンゴサクと呼んだので、
ジロボウエンゴサクと名付けられた。

先端に筒型の花がまばらに咲く。
花の先は唇形状に開く。
花の色には紅紫から青紫まで変異があり、まれに白花も見られる。


ムラサキケマン

ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>
野原や林縁に普通に生える。
別名、ヤブケマン

              休憩


キランソウ(金瘡小草)
<シソ科キランソウ属>
又の名をジゴクノカマノフタ



アジュガ
園芸品でシソ科の多年草。
又の名を西洋ジュウニヒトエとも言う。

★昆虫コーナー
たぶん、榎の幼木が数本並んでいたので何かいないかと探してみたら!
会えました!
アカボシゴマダラかと思ったけれど、ゴマダラチョウの幼虫でした(#^.^#)


コマダラチョウの突起は3対です。

 

        俳句季語郭公(かっこう)

      郭公のリズムバーベル持ち上げる 横溝 惺哉

    「17音の青春」より

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オドリコソウ(踊り子草)マルバスミレ(丸葉菫)コスミレ(小菫)ヤマサクラ(山桜)ギシギシにいた芋虫

2022-04-04 11:16:04 | 野の花と昆虫

オドリコソウ(踊り子草)
<シソ科オドリコソウ属>
笠をかぶった踊り子子が集まっているよう菜姿からこの名がある。
山野の半日影に群生することが多い。
草丈は30~50センチで、長さ3~4センチ茎の周りを取り囲んで咲く。


茎は四角くシソ科の特徴。
葉は先が尖り、葉脈がくぼんでしわ状になる。


花色は白から少し紅色がかったものまである。

マルバスミレ

マルバスミレ(丸葉菫)

<スミレ科スミレ属>
花も葉も丸みがある白いスミレ。
山地や道端の日当たりの良い所に生える。
葉も花も丸い感じで葉質はやわらかく、プツクリした感じ。
花弁のヘリが波打つ。距はやや太く長い。


葉は丸みのあるハート型~長卵形で

葉の縁の鋸歯も丸い。


花は白色だが淡い桃色もあり、葉も花も丸い感じがする。




コスミレ

コスミレ
<スミレ科スミレ属>
市街地、山地と広く分布している。
花の色は様々でコスミレと言う割には大きな花になる。


少し白つぽいものから淡紅紫色まであり、
紫色の筋が目立つ。


葉の形は卵~長卵形で丸みが強く、裏面は淡紫色を帯びる。
夏の葉は三角形で大きくなる。

                 休憩

小雨の中の野川公園から赤い葉と白い5弁の花びらがよく似合う。
私は桜の中ではヤマザクラが一番好きだ。

★昆虫コーナー、嫌いな方は見ないでね♪


ギシギシにルリハムシを探したが、こんな芋虫がおりました。
名前は解りません。
himesijimiさんから、クロクモヤガと教えて戴きました。
   
         俳句は季語
  朝桜・夕桜・夜桜・庭桜・家桜・嶺桜・桜月夜・若桜・姥桜
       桜吹雪・桜の園などと使う。

      流水の上にてさくら花終わる  藤沢 典子

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セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)オオカワヂシャ(大川萵苣)オオフサモ(大房藻)ルリハムシと卵

2022-04-01 08:11:38 | 野の花と昆虫

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
<キンポウゲ科オオヒエンソウ属>
よく見られる帰化植物。
花の形をツバメが飛ぶ姿に見立てたヒエンソウに似ている。
長さ1~2センチの青紫色の花を3~5個まばらにつける。


葯は黄色で、のちに黒褐色になる。

花には長さ1センチほどの距があり、この中の蜜腺から蜜を分泌する。




★春の矢川緑地帯観察会に参加


オオカワヂシャ(大川萵苣)
<オオバコ科クワガタソウ属>
日当たりの良い水辺や湿地で見られる。

横に這う根茎を持つ。



葉は対生する単葉で長楕円形、先は尖る。


特定外来生物に指定されている嫌われ者ですが、愛らしい花でもある。

              休憩

オオフサモ(大房藻)
<アリノトウグサ科フサモ属>
異常発生する特定外来生物

観察員の方が矢川の水を掬ってくれたら、こんなにたくさん捕まりました。
カワエビ・カワゲラ・ヒラタカゲロウ・カワニナなどかしら?

★昆虫コーナーは、
ギシギシの葉にルリハムシと卵

黒く見えるけれど、少しブルーがかっています。



下はルリハムシの卵です。


         俳句は季語菜の花
      なのはな・花菜・花菜畑などと使う。

      花菜畑石仏頬に指当てて  堀内 薫

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ムラサキケマン(紫華鬘)キツネノボタン(狐牡丹)ショウブ(菖蒲)の花 ヨコズナサシガメ

2022-03-31 07:59:16 | 野の花と昆虫

ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>
仏像の胸当たりの装飾品を「華鬘」と言い、
似ていることが名前の由来。

葉は2~3回羽状に細かく裂け、長さ3~8センチ。


花序は直立し、花茎の上方について紅紫色の花をつける。

長さ,1,2~1,8センチの筒状で、先端外側は上下に開き、
後ろは距になり内側に蜜腺がある。



キツネノボタン(狐牡丹)
<キンポウゲ科キンポウゲ属>
葉の形が園芸種の牡丹の葉に似ていることから
この名がある。
田や水辺など、少し湿つた所に生える。
花弁は5枚で、直径1~1,5センチ。草丈は30~60センチ、
葉は3小葉からなる複葉。

花後は多数の果実が集まつて集合果となり、金平糖のような形になる。



              休憩

ショウブ(菖蒲)の花
<サトイモ科ショウブ属>
よい香りがあり、5月の節句に飾ったり、お風呂に入れるのでおなじみ。

★昆虫コーナーは、
いい具合に出会ったヨコズナサシガメ

ヨコズナサシガメ
<カメムシ目サシガメ科>
太くて長い注射針のような形の口で刺すので要注意!
モノクロが多いが、これは脱皮したばかりで赤が目立ちます。

             俳句は季語アネモネ
     

       アネモネのむらさき面会謝絶中  石田 波郷

 

   

      我が家に毎年咲かせます紫の一重のアネモネです(#^.^#)  

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