れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カワラナデシコ

2006-05-31 06:27:28 | 野の花日記
幼い頃、母に連れられ田舎で夏休みを過ごした。

里山好きは、それが私の原風景だからでしょう。

田舎の土手に山百合が咲き、カワラナデシコも咲いていた。
道端には、ウツボクサや、アカツメクサが当たり前のように、
咲いていました。

小川では、どじょうやザリガニ、雑魚を捕るのが楽しみでした。
夜になると、夜空の星と見間違うほど、
ホタルが飛んでいました。
それを、ウチワで軽くはたいて捕まえ、
蚊帳の中に放して光るのを楽しみながら
眠ったものでした。
電気を消されると、もう真っ暗で、息が詰まるほど
怖いくらいでしたが、ホタルの灯りだけが
ぽっと光っては、少し安心したものです。

でも、朝になるとホタルは、落ちて
死んでいました。

今でも、里の土手でナデシコは、咲いているでしょうか?


遠い遠い、懐かしい記憶です。
コメント
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