れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)

2018-09-10 04:42:06 | 野の花日記

ツリガネニンジン(釣鐘人参)
<キキョウ科ツリガネニンジン属>
高原や山野に生える多年草。
以前は里山の野原などによく見られたものだが、
滅多に出会えなくなった。


茎は30~100センチになり、
全体に毛がある。

葉の多くは輪生して卵状楕円形で、
ふちには鋸歯がある。



夏から秋にかけて枝先に円錐花序を作り、
鐘形で先が5裂した青紫色の花を下向きにつける。



萼片は細長く少し反り返る。
若芽は食用、根は薬用になる。

自家受粉を防ぐため、
雄しべが開くとき雌しべは閉じたまま。
この後、雄しべは5つに割れて受粉可能になる。

宮沢賢治の作品に、「釣鐘草」や「ブリューベル」という名で、
本種がたびたび登場する。







 

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