ハルトラノオ(春虎尾)
<タデ科タデ属>
花穂を虎の尾に見立て、春に咲くことからこの名がある。
山地の林の下に生える多年草。
根茎は太くて長く、膨れた節がある。
根生葉は卵形または卵円形。
先は尖り、基部は長い柄、長さ2~3センチある。
花茎は高さ3~15センチ、1~2枚の茎葉をつけ、
先端に長さ1,5~3,5センチの花圃をつける。
花弁は無く、萼は5深裂し、白色で長さ2~3ミリ。
ハルトラノオの花の隣にカタクリの紫色の班紋のある葉が見られます。
別名は春早く咲くので、
イロハ47文字の最初のイロハに例えてイロハソウとも言います。