イボタノキ(水蝋)の実
<モクセイ科イボタノキ属>
三ケ日から、地味だなぁ~とか思いながら、
イボタノキの実に出会ったのでブログに。
実だけ見てると、ネズミモチにも見えてきたが、
葉の形が丸くて小さいので、見分けがつくし、なんたって実のつき方が
地味で数が少ない。
葉は(虫食われているけれど)対生する落葉低木で、
よく山地などに生える。
葉は長さ2~7センチほどの長楕円形。
5~6月、
本年度の枝の先に白い花が総状に多数咲く。
花冠は筒状漏斗形で先は4裂する。
果実は長さ約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。
イボタノキの仲間の樹皮にはイボタロウムシがつき、
イボタ蝋が取れる。
俳句の季語では、イボタノキ(水蝋木)は無いので
三カ日の句。
虚しさ似て倖はせや三ケ日 柴田白葉女
三ケ日とも星月夜にて妻とゐる 昼間塊秋
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