れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

マユミの実

2010-11-18 06:37:46 | 野の花日記
マユミの実
<ニシキギ科・ニシキギ属>

山野に生える。
樹皮は灰白色で、老木になると縦に少し裂ける。

若枝は緑色で白い筋があるものが多い。
葉は、
楕円形または、倒卵状楕円形で先はとがりふちに細かい鋸歯がある。
裏は淡緑色で、脈がめだつ。

5,6月、前年の枝から8ミリほどの淡緑色の集散花序をまばらに咲かす。

秋に実は、四角形に熟して4つに深く割れて、
赤い種子が現れる。



葉が落ちても、初雪のころまで種子はまだ残っている。
弓をつくるのに(枝がよくしなる)使われたので、
真弓と言う名がついた。



「俳句歳時記」秋
 檀(まゆみ)の実
<真弓の実・山錦木の実>

 日は沼の沖をねむらせ檀の実  佐藤鬼房

 檀の実割れて山脈光り出す   福田甲子雄

 山湖澄む空と檀の実と映り   岡田日郎

 まゆみの実みじかく笑う笑い損 永末恵子
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナンキンハゼの実 | トップ | ヒマラヤ杉の雄花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野の花日記」カテゴリの最新記事