久しぶりに三重県立美術館へ。今回は企画展や常設展ではなく、
『三重大学 教育学部 美術教育コース 卒業終了展 '20』を観るのが目的。
県民ギャラリーで2月16日まで開催されているもので、入場無料。
「なつまつり」(三林 実乃梨)
個人的に一番興味を持った作品が飛び出す絵本3冊のうちのコレ。
本が縦開きというのも斬新だし、飛び出るモノもなかなか凝っていました。
「猫猫鳴々」(有木 柊成)
小さな猫の絵やらその他の絵などのコラージュで巨大な猫の絵。
「朧月夜」(作野 光祐)
テラコッタで作ったベッドに眠る羊。
「眠る」と「羊」の組み合わせは安易な気もしますが、羊がカワイイ。
「Gato」(片岡 真希)
ブースの一角を模様入りの紙で貼りまくった作品。
写真ではよくわかりませんが、人型の針金のようなものにも貼り付けています。
「てつなごう」「しんじゃえ」(渡邉 この佳)
「床の作品です。ぜひ上を歩いてお楽しみください。」とあったので歩いてみましたが、
ちょっと意図不明(笑)。踏むと場所によって硬かったり柔らかかったりすると面白かったかも。
「向かう先に」(稲垣 貴也)
テラコッタのアンキロサウルスやステゴサウルスなど。皮膚など、まぁまぁ精密に作られています。
(福村 飛鳥)
たくさん作品がありましたが、松ぼっくりの作品がワタシ的に好き。
「女」(堀口 七瀬)
マンガタッチの女性の似たような顔がたくさんあり、
左右でどれかがペアになっている遊びでもあるのかと探してみましたが、
どうやらそうでもなさそうです(笑)。
「おそくおよげばよかった」(加藤 仁美)
意味不明。共感できず(失礼!)。
「未来」(竹好 佳苗)
中央の人物の顔がマンガの絵。上の2作品ほかもマンガの絵で人物を描いていますが、
それは「あえて」なのかな? もし普通に描けないとしたら、ちょっとガッカリ。
アンケートボックスはかわいくデコレートされていました。
ところで、今回の展覧会のテーマは「たこやき」だそうですが、
それを感じられる作品は一つもありませんでした!
(画面の横縞のムラはワタシのシャッター速度の設定ミスです)
半年ぶりに映画館で映画を観てきました。『AI崩壊』。
公式サイト:映画『AI崩壊』|大ヒット上映中!
2030年の近未来(ごく近い将来)、日本国民の個人情報・健康情報を管理していたAI「のぞみ」が暴走、
日本の様々なインフラに支障をきたし、人命にも影響を与え始める。
AI「のぞみ」を暴走させた犯人として桐生浩介(大沢たかお)が
警察庁の犯罪対策AI「ヒャクメ(百目?)」によって
追いかけられながらAI「のぞみ」の暴走を止めようとするストーリー。
AIによって仕事が奪われるとか、少子高齢化で地方が破綻するとか、
ありえそうな社会背景が描かれており、身につまされてくる。
桐生浩介が犯罪対策AIのネットワークカメラの目をかいくぐって逃亡するシーンはなかなか面白く、
最後もそこそこ上手くまとまった終わり方ではあった。
それにしても、AIは生活やビジネスを便利にするのだろうが、
ハッピーになるのは金持ちで、格差はどんどん広がっていくのでしょうなぁ
(AI関係なしに格差はすでに拡がりつつあるようですが・・・)。
今晩は身欠き鰊(ニシン)と野菜の炒め煮。
身欠き鰊(ニシン)とは頭と内臓を取った鰊の干物のことですが、
ワタシの住む三重県では鰊が獲れないのであまり知られていないと思います。
たまたまスーパーで売られていたのを見つけて購入。
ひと晩 昆布だしを加えた水に漬けて
電気圧力鍋『プレッシャーキングプロ』で15分ほど煮込みました。
続いて鰊と煮汁をフライパンに移し、野菜も投入。
野菜はありものからブナシメジ、ハナビラタケ、長芋、ニンジン、ピーマン。
今回、具材の色をあまり変えたくなかったので、味付けはナンプラー。
火が通ったところで完成。仕上げに塩こしょう。
食べてみたら、最初はちょっと味が物足りない気がしましたが、
食べ進めるうちにちょうどいい感じになってきました。
(あるいは、ただ単に慣れたのかも。笑)